葬儀屋の1日・生活スタイル

葬儀屋になりたいと考えたとき、自分が望むライフスタイルに合った働き方ができるのか、1日のスケジュールはどのようになるのかが気になるのではないでしょうか。

本記事では、葬儀屋の1日や生活スタイルを紹介します。

葬儀屋の業務スケジュール

葬儀屋の1日は、終日事務所にいる日、お通夜の日など、日によっても大きく変わります。

また宗教や宗派、地域により葬儀の習慣は異なるので、業務にも違いがあります。

葬儀の依頼はいつ入るかわからないため、葬儀会社は365日24時間稼働しているところがほとんどで、正社員の場合は基本的に土日祝日を含むシフト制、早朝出勤や夜間までの勤務があるところもあります。

基本的には葬儀の連絡が入ったら病院に向かい遺体を安置し、葬儀の打ち合わせをします。

そして通夜の手配と進行を行い、翌日は葬儀を行います。

すべて終わると集金や振り込みを行い、ひとつの葬儀を終了します。

ひとつの葬儀の間にも、仕事が忙しければ他の葬儀の準備をしたり花や備品の手配の準備をしたりと、さまざまな業務があります。

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お通夜がある日の葬儀屋の1日

13:00 遺族宅で納棺
遺族宅へ赴きおくやみを述べた後、遺族同伴のもと納棺の儀を行います。

故人を白装束に着がえさせて棺に入れ、通夜会場に搬送します。

段取りはすべて葬儀屋の仕事です。

14:00 通夜会場準備
葬儀場(セレモニーホール)で通夜会場の準備をします。

祭壇を設置し供花を並べ、遺影を飾ります。

遺族や参列者の椅子を用意したり、受付のテーブルを準備したり、必要な筆記用具なども揃えておきます。

また地域によっては通夜の後、「通夜振る舞い」として参列者に料理を出すこともあり、配膳準備も整えます。

17:30 通夜開始
会場で通夜の司会・進行を行います。

また、参列者を誘導したり、焼香に案内したり、返礼品を渡したりします。

19:00 終了
通夜終了後、会場の片付けをします。

その後、翌日の告別式の会場準備を行い、帰社します。

葬儀・告別式がある日の葬儀屋の1日

8:30 葬儀・告別式会場準備
式を行う会場にて、遺族から弔電を預かり、供花が追加で届いている場合には配列の順番を決めます。
10:00 葬儀・告別式開始
司会進行など、担当によって仕事は変わります。

僧侶の案内や遺族のサポート、参列者の誘導も行います。

11:00 出棺
告別式終了後、棺に生花などを入れて故人と最後のお別れをします。
12:30 火葬・お骨上げ
斎場にて火葬のあと、遺族によりお骨上げを行います。
13:00 初七日法要・精進落とし
会場にて、繰り上げ初七日法要を行います。

その後、遺族が「精進落とし」の会食をするので配膳スタッフは食事の準備をします。

16:00 事務所へ戻る
最終的な請求書などを作成して、業務は終了です。

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夜勤で働く葬儀屋の1日

17:30 出社
会社に出社し勤務開始。
18:00 デスクワーク
日勤からの引継ぎや、自分が担当した葬儀の書類整理などデスクワークを行います。
21:00 葬儀の跡片付け
葬儀が終了したスタッフが帰社したので、後片付けなどを手伝います。
22:00 仮眠
ほかの夜勤スタッフと交代で仮眠をとります。
01:00 依頼の電話
夜半でも葬儀の依頼があるとすぐに対応します。

通常は病院へ向かい遺体を引き取って、葬儀場や個人の自宅に搬送、安置します。

そのまま葬儀の打ち合わせをすることもありますが、基本的には夜間には打ち合わせは行わず、翌朝葬儀の担当者を決め、改めて営業が打ち合わせを行います。

依頼が多い日はスタッフが交代で対応します。

04:00 帰社
葬儀の形式や故人の宗教、希望の葬儀日程など、お客さまから聞いた情報を営業に渡すために資料を作ります。

仕事が少なく落ち着いている日は休憩・仮眠をとります。

08:30 勤務終了
夜間にあった依頼について引継ぎ、勤務を終了します。

葬儀屋の勤務時間・休日・仕事は激務?

葬儀屋の1日・生活スタイルのまとめ

葬儀屋の1日は、終日事務所にいる日、お通夜の日など、日によっても大きく変わります。

葬儀の依頼はいつ入るかわからないため、葬儀会社は365日24時間稼働しているところがほとんどで、正社員の場合は基本的に土日祝日を含むシフト制、早朝出勤や夜間までの勤務があるところもあります。