納棺師への転職・中途採用、未経験採用は?

転職しやすい職種

現在活躍中の納棺師は他職種からの転職者が多数います。経験、年齢を問わずに募集をかける職種であるため、転職を考えている人にとっては敷居の低い職種であるということができます。

ただし、キャリア形成を目的に、中には年齢の上限を定めている会社もあるため、よく確認しましょう。

また、納棺師としての経験がある人は優遇されることがほとんどです。

この場合、年齢制限も緩和されることがあるため、まず問い合わせてみることをおすすめします。

歓迎される職業経験者とは

納棺師とまったく無関係と思われる職業経験であっても、得た知識や技術が生かせる場合があります。

理・美容師やメイクアップアーティストなど美容業界での経験がある人は顔そりやメイク、整髪等の際、その技術を生かすことができます。

看護師や介護士などの経験がある人は身体介助に慣れているため、遺体の扱いも抵抗なく行えることが多いようです。

また、飲食店などで接客経験のある人は遺族への対応面などでの活躍を大いに期待されます。

求人にも前掲の職業経験者歓迎と明記している会社もあるため、該当する人は面接の際に大きなアピールポイントになるでしょう。

普通免許は必須

納棺専門業者で働く納棺師は一日に3~4件の現場を2~3人のチームではしごし、業務にあたります。

このとこ、移動手段は車であるため全てのスタッフに普通免許の所持を義務付けている会社がほとんどです。

これはどの求人にも明記されています。転職活動を行う前に必ず普通免許を取得しておきましょう。

80%が辞めていく

映画『おくりびと』のヒットで急激に認知度が上がり、志願者も増加した納棺師という職業ですが、離職率が極めて高いことは特筆すべき点でしょう。

入職したうちの8割が辞めていくというデータもあるほど現状は深刻です。

その業務の特性上、精神的に限界を感じる人が多いことが原因として考えられます。納棺師への転職を考えている人は職業研究を綿密に行っておくことを強く勧めます。前職を辞して就職活動を行うわけですから、相当の決意が必要です。

入職後、すぐに辞めてしまうようでは失うものが多すぎます。職場見学を行っている会社も多数あるため、実際の現場に出向き、自身の適性と照らし合わせてみるといいでしょう。