探偵の1日の流れと日常生活・勤務時間や休日についても解説

探偵になりたいと考えたとき、自分が望むライフスタイルに合った働き方ができるのか、1日のスケジュールはどのようになるのかが気になるのではないでしょうか。

本記事では、探偵の1日や生活、勤務時間などを紹介します。

探偵事務所で働く探偵の1日

10:30 出社
夜遅くまで仕事がある際は出勤が遅めです。
12:00 問い合わせ対応など
電話で新規の依頼を受けたり、資料作成をしたりと事務所でデスクワークをします。
13:00 休憩
15:30 外出
調査対象者の会社の近くまで出かけ、調査対象者を待ちます。
16:00 待機
相手に調査をしていることを知られないように、さりげなく遠方から見守ります。
18:00 尾行
会社から出てきた対象者の動きを追い、不審な点はないかをチェックします。
20:00 待機
調査対象者が飲食店に入ったため、外に出るのを店の外で待ちます。
23:00 調査終了
対象者が帰宅したため、この日は調査終了です。

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フリーランスで働く探偵の1日

8:00 出勤
アシスタントときょうのスケジュールや調査方法のミーティング。
9:00 デスクワーク
先日調査を終えたものを結果報告書に記載。
相談者に連絡をして結果を伝えます。
場合によっては相談者と直接話すこともあります。
12:00 休憩
13:00 資料集め
依頼内容によっては図書館や役所、警察署などで資料を集めることもあります。
16:00 事務所に戻る
事務所に戻り、資料を整理しながら手掛かりはないかをチェックしていきます。
18:00 相談者と打ち合わせ
新たな相談者と事務所で打ち合わせ。
詳細な依頼内容や調査期間・金額などを話し合います。
20:00 帰宅

探偵の業務スケジュール

調査対象や依頼内容によって勤務時間が変わる

探偵業というのは特殊な仕事であり、すべて相談者からの依頼内容に合わせて行動します。

一般的なサラリーマンのような1日のスケジュールは決まっていないことがほとんどで、あくまで依頼の内容に沿って、臨機応変に対応します。

基本的には、対象人物の明らかにしたい事実が判明しやすい時間帯や、問題となっている事柄が一番発生しやすい時間帯を中心に、行動のスケジュールや方針が立てられることが多いです。

たとえば、既婚男性の不倫の実態についての調査を受けた場合、調査対象者が仕事を終え、会社を出てから帰宅するまでの数時間が最も疑わしいため、その時間帯に集中して尾行などの調査手段を取ります。

この場合、外に出ない午前中は探偵事務所で相談者との面談をすることもあれば、別の案件に関する情報を集めたり、資料をまとめたりと、過ごし方はその時々で異なります。

時間やスケジュールをマネジメントする能力が求められ、柔軟に動くことが必要な仕事だといえます。

調査は時間単位

探偵社によって多少異なるものの、調査料金は「1時間あたり○○円」といった時間単位で計算されます。

したがって、料金上の負担から、依頼主側も一番効果がありそうな時間帯に集中することが多く、探偵事務所側もそれに対応できるような料金プランを用意しています。

ただし、相談者が資金に余裕がある場合や、事件の性質上、丸1日から数週間にわたって尾行をするなど、つきっきりの調査を行うこともあります。

探偵の行動はあくまで調査対象や依頼内容によって変わりますが、張り込みが長時間にわたったり依頼内容が長期化する場合は、複数人の探偵が交代したり協力したりして業務にあたることもあります。

勤務時間や生活は不規則になりがち

探偵は業務の性質柄、どうしても不規則な生活を強いられます。

早朝に仕事をすることもあれば、深夜に現場へ直行しなければならないこともあるなど、一般的な会社に勤めるのとはまったく異なる勤務体系で働かなければならないことも珍しくはありません。

また、長時間にわたる張り込みや尾行は、思っている以上に精神力と体力を要します。

毎日決まったスケジュールで働きたいという人にはあまり向かないでしょう。

探偵の休日

いつどのように調査するかは状況や依頼内容によって変わりますから、土日祝日など決まった休日を取ることは難しいでしょう。

ですが、休みがまったくとれないといったことはあまりなく、会社規模にもよりますが、週に1日か2日は休日があります。

ただし、業務内容が一定ではないので1日の勤務時間が十数時間と長丁場なる場合もあります。

勤務時間や休日はおおむね勤務先の事務所の規模や従業員数に左右されます。

零細で人数も少ないところだと、サービス残業や休日出勤など厳しい環境に身を置くことになるケースもあります。

一方、チームを組んだり交代したりすることが可能なだけの人員がいる大手の場合は、勤務時間や休日を一般企業と同等に取れる会社も多いでしょう。

探偵の残業時間

地位があがって管理職になると、管理業務が増えるのは探偵事務所でも同じですが、人の上に立つ人間はやはりそれなりの貢献が求められます。

対外的な折衝や教育、管理と会社運営も加わってきて、一般会社の上役と同じように勤務時間が長くなる傾向はあります。

一般的に探偵業務は不確定な要素や突発的な事態も多いですから、予定外の出勤や残業は覚悟しておいたほうがいいでしょう。

探偵に夜勤はある?

依頼内容や調査対象にもよりますが、探偵は調査のために夜通し待機をしたり張り込みをしたりすることもあります。

一般的な夜勤のように夜だけ働くということはほとんどありませんが、夜間にも活動する可能性があるということをあらかじめ知っておきましょう。

探偵は忙しい? 激務?

探偵は依頼内容や調査対象によって仕事をする時間が変わるため、一般的なサラリーマンのように定時の概念がありません。

ときには連日休みなく調査をすることもありますし、早朝や夜中まで仕事をすることも少なくありません。

そのため、決められた勤務時間で働きたいという人には不向きな仕事でしょう。

探偵の休日の過ごし方

休日は体を休めてゆっくりする人が多いようです。

しかし、休日でも調査が気になってしまい、プライベートと仕事の線引きがなかなか難しいという人もいるようです。

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探偵の1日・生活のまとめ

探偵は、依頼された内容に沿って行動する仕事です。

ターゲットの動きに合わせて張り込みや調査をするので、一般的なサラリーマンのような決まったスケジュールでの勤務はできません。

外に出ない時間帯は打ち合わせやデスクワークなど、その時々によってさまざまな業務を進めています。