青年海外協力隊の給料・年収

青年海外協力隊の平均年収・給料の統計データ

青年海外協力隊の平均年収・月収・ボーナス

青年海外協力隊は、ボランティア活動となるため、一般的な会社に勤務する場合のような「給料」は支払われません。

ただし、まったくお金を受け取らずに活動するわけではなく、活動に必要な経費などにあてるための「手当」を受けることが可能です。

この手当は、派遣前の訓練期間中と派遣期間中に支給されます。

また、活動期間を満了すると、帰国時にも「協力活動完了金」という手当が受けられます。

さらに、派遣中には現地生活費が支給されます。

生活費の金額は派遣国によって異なりますが、目安として1ヵ月285~755米ドルほどになるケースが多いです。

青年海外協力隊の福利厚生の特徴は?

ボランティアプログラムとなる青年海外協力隊は、一般企業のような福利厚生はありません。

ただし、派遣先での住居は現地勤務先・またはJICAによってあっ旋され、家賃・光熱費は全額支給されます。

国によっては、他のJICA海外協力隊員や他国のボランティアなどと住居をシェアしたり、ホームステイを行ったりする場合もあります。

また、現地での活動に必要な機材は原則として受入国が負担することになっています。

派遣国と日本の間の往復交通費も全額支給されますが、これは最初に派遣国に赴くときと、任期を終えて帰国する際に限ります。

たとえば2年の任期の途中で一時帰国する場合は、自己負担となります。

このように、青年海外協力隊ではさまざまな支援制度が用意されているため、特別にリッチな生活はできなくても、健康で安全な生活を維持することは十分に可能だといえます。

青年海外協力隊の給料・年収の特徴

手当の支給について

青年海外協力隊の参加者には、訓練期間と派遣期間のそれぞれで月々の手当てが支給されます。

手当の支給額は派遣国に関わらず一律で、訓練期間は月々40,000円、派遣期間は月々55,000円となります。

また帰国後に支給される手当は、月額20,000 円×派遣期間分が一括支払いで支給されます。

生活費の支給について

青年海外協力隊では、派遣先での毎月の生活費も支払われます。

額面は派遣国の物価によって異なり、通常は派遣国の大卒初任給程度の額が、米ドルから現地通貨に換算され支払われます。

目安として1ヵ月285~755米ドルほどになるケースが一般的です。

途上国の給与水準がベースとなることから日本で働くよりは少ない給与となってしまうことを覚悟しておいたほうがよいでしょう。

ただし手当も支給されますから、日本で生活するよりも生活にかかる費用等が少なく、しっかり貯金ができる人もいるかもしれません。

扶養家族がいても手当は増額されない

注意しておきたいのは、手当の金額は一定であり、たとえ扶養家族をもつ人であっても増額されるわけではないということです。

もし家族のいる人が青年海外協力隊に参加した場合、派遣中は日本で就職して働くよりも、収入が大幅に減ってしまうことが考えられます。

JICA側としても、家族とよく相談してから応募することを推奨しています。