ローディーの仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介
アーティストを支えるプロフェッショナル
ローディーという職業名を聞いてどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
一般的によく知られている職業ではないので「仕事内容が全くわからない」いう人も少なくはないかもしれません。
しかし、実はローディーは音楽業界において欠かすことのできない重要な役割を果たしています。
ここではアーティストやミュージシャンを支えるプロフェッショナルであるローディーの仕事内容について詳しく説明しましょう。
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楽器や機材の運搬を担当
アーティストやミュージシャンがコンサートやライブを開催するとき、絶対に必要になるのが楽器や機材です。
アマチュアの場合は自分で全てを手配して管理することもありますが、プロになればツアーの回数も多く会場の規模も大きくなるため専門のローディーが諸々の手配を一手に引き受けることになります。
使用する楽器や機材の量は毎回違いますし、ツアーの開催地によって「空輸」なのか「陸送」なのかも変わるため、安全かつ確実に届けるためにどのような手段がベストなのかを考えます。
ときにはローディー自身がハンドルを握ってワゴン車やトラックで荷物を運搬することもありますし、積み下ろしやセッティングまで担当することになるので、体力が求められる仕事でもあります。
ベストなコンディションをめざして
ローディーの役割は運搬やセッティングだけではありません。
ギターの弦が切れてしまったときには弦を張り替えますし、ピアノのチューニングに立ち会ったり使用するエフェクターのバッテリーを交換したりすることもあります。
チューニングやメンテナンスも含めて、とにかく全ての楽器や機材をベストなコンディションで引き渡せるようにすることがローディーの最大の使命なのです。
アーティストによっては厳しい要求をすることもあり、リハーサルの際には「チューニングが合わない」「エフェクターの位置を変えて欲しい」などさまざまな指示が飛び交います。
こうした指示に迅速かつ的確に対応できるローディーはアーティスト達から大きな信頼を得ることができるのです。