ローディーに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
音楽が好きな人
ローディーの仕事の大きな魅力は音楽業界の最前線で働くことができるということです。
一流のアーティスト達と対等にやり取りをしながら楽器や機材をベストなコンディションに整え、新曲のレコーディングやコンサートのリハーサルから本番まで全て立ち会うことができます。
音楽が大好きで楽器や機材を扱うことに興味がある人にとっては好きなことを仕事にできる最高の職業となるでしょう。
自分自身にも楽器の演奏経験があり、ある程度のレベルの技術と音感がある人であれば、その特技を生かしていくこともできます。
「もともとは演奏家をめざしていたけれど転向してローディーになった」という人も多い業界なのです。
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体力がある人
ローディーの仕事には体力が求められます。
ギターやドラムセットなどの楽器やエフェクターなどの機材は非常に重たいものなので、荷物の積み降ろしやステージ上へのセッティングの際は大きな負荷がかかります。
こうした荷物をワゴン車やトラックなどに載せて自分で運搬しなければいけない上に、長時間や長距離の運転をしなければいけないことも珍しくありません。
また、全国ツアーや海外でのイベントの際には長期の出張になることもあるので、食事や睡眠を含めて厳しい体調管理が必要になります。
体力があり、自分の健康に気を使うことができ、心身ともにタフだという自信がある人の方が向いている職業といえるでしょう。
気配りができる人
ローディーはアーティストやミュージシャンにとって、頼もしい相談相手の一人でもあります。
ベテランのローディーともなれば、楽器のメンテナンスに関するアドバイスをしたり本番前に緊張をほぐすような雰囲気作りをしたりとさまざまな形で現場を支えることができます。
「最高の音楽を作り出したい」という気持ちを胸に抱き、単に楽器や機材の調整だけにとどまらず積極的に周囲への気配りができる人は、どんな現場でも信頼されるローディーとなれるでしょう。