公共の仕事で人々に貢献できる素晴らしい仕事だが、職場内はブラックじみた面がある
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投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.50
- 仕事内容
- 4.00
- やりがい
- 3.00
- 働きやすさ
- 3.00
- 給料・年収
- 3.50
- 休日・待遇
- 4.00
- 成長・将来性
- 2.50
- メッセージ
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公務員だからと言って残業がないわけではない。
長時間残業当たり前の職場も多いので要注意が必要である。
また人間関係が複雑でストレスの原因ともなりやすい。
とくに上役にいる人は「自分たちが仕事中心の生活、家庭よりも仕事優先といった人がいまだ多くいるため、プライベートの神間を充実させたいと考えての就職は安易に決めないほうが良い。
また、過去のように退職時の好待遇も今ではなくなっており、また給与も年々下降気味にある。
- 仕事内容
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主要駅から徒歩10分圏内の職場、規模は1000人単位になるが各武将は20人前後で人間関係がうまくいかないとストレスの原因となりやすい。
主に住民からの相談対応業務となるが、自分が歯車になった気分になりやすい。
地域の住民と直接接する機会の多い職場であるだけに、クレームの件数が大変に多い。
クレームの矛先をどこに向けていいのか不明瞭な案件はとりあえず役所に言い立てればいいというような住民が多く、職責の範囲を超えており対応に苦慮す。
- なるには
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毎年の公務員採用試験に合格する必要がある。
年齢制限もあり入る窓口は狭い。
建築・土木などの専門技術職は採用枠が別に確保されているので、そちらに挑戦することも一つの道である。
ただ倍率が高いので容易でないと思う。
- やりがい
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案件をうまく処理できれば人々に感謝されるのでやりがいとなるが、反面やって当然という人もいるので達成感だけ覚えるわけではない。
クレームの案件もおおく、役所職責外の話を持ち込む者も多く、「相談先をまちがっていますよ」ということを話してもなと臆せず、税金で食っている身なのだから何とかしろという人も多くいる。
職責を超えるため対応できない旨を何時間も話して納得してもらうしかなく、最初は相手が聞く耳を持たないので難しい問題である。
- つらいこと
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とにかく人間関係。特に重役につく年配者の考えが古い。
昔の企業戦士のような仕事優先、24時間働けますかというような風潮を引きづっている。
残業、休日出勤は当然、上司の仕事を部下に押し付けてくるパワハラじみたものも注意が必要である。
- 向いてる人
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ストレスに強い人。マイペースな人向いていると感じる。
細かいことを気にする人や対人関係の構築が苦手な人には向いていない。
また古い気体質が残っており、パワハラ、セクハラに無頓着で話の通じない年配の職員がいる状況もある。
- 志望理由
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安定した職に就くこと、余暇を楽しめる余裕があることを望んで志望した。
実際には休日出勤も多く余暇を充実したものとは出来なかった。
また、緊急の予備出しもあり休日を中断させられること、深夜までの残業に従事することもある。
来客の対応においても理不尽に感じるクレーム処理がある。
- 働きやすさ
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人間関係をうまく構築できる人向け。
女性でも差別はほどんどないが、婚姻・妊娠・出産後の務めは場合により風当たりが厳しい。
就業時間の問題が気にならないならば、基本的に福利厚生は充実しているので働きやすい環境と思う。
- 給料・年収
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年齢48歳、勤続23年、月収36万円、手取り30万円、年収650万円ほどであった。
係長待遇であったが、部下と上司の意見の食い違いに悩み中間管理職の苦労が並ではない。
上司は古参が多く、仕事中心の生活が当たり前だと感じている人が多く、プライベートを尊重してもらえないことが多い。
- 休日・待遇
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基本週休2日ではあるが、仕事が多く求人返上で出勤していたことも多い。
このためプライベートの時間が削られることが多かった。
有給についても、職場の業務業況により許可が出ず長期に休むことができないことも多々ある。
- 就職・転職
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退職したのはストレスで体調を崩し、精神科で休養を命じられた、長期休職したが改善せず退職を選ぶこととなった。
自分の体調に気を付け、身体的、精神的に危ういと感じたら迷いなく休職、転職を考えることをお勧めする。
- 恋愛・結婚
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安定した職業とみられており結婚率は高いが、結婚後に実際の休日出勤残業の多さに家庭環境が悪化しての離婚率も高い。
職場内結婚よりも職場外の人との結婚率が高い。
女性が今後も仕事を続けられる環境を整えているというが、実際には子育てなどで勤務時間の短縮などで肩身が狭くなっている。
- 成長・将来性
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業務が停滞気味であり、新しい仕事をてがけるわけではないので個人のキャリアアップは難しい。
ITの導入も進んでいるが予算の関係上もあり、全職場で共通のシステムへの個別対応が行われたりすることがなく、部署ごとで使用するシステムが異なり対応が面倒である。