船会社は大きな物流に携われるやりがいある仕事

投稿者プロフィール

事務(カスタマーサービス) na-toさん

20代前半(就労時) 男性経験:1年0ヶ月 東京都

退職済み / 派遣社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
3.00
仕事内容
3.00
やりがい
3.50
働きやすさ
3.00
給料・年収
3.50
休日・待遇
4.50
成長・将来性
2.50
メッセージ

「船」という大きな輸送手段を持つため、仕事のスケールが大きく、取引先も大企業が多いです。

普通の会社では経験できないような大きな仕事に携わることができます。

大きな仕事である一方、部署はチームは細分化されており一端を担う歯車のような働き方となるので、想像と違ったというギャップも感じるかもしれません。

大きな仕事に携わる一員として働きたいという人には向いています。

ただ、システム化が進んでいる業界でもあり、仕事が機械に奪われつつある時代を迎えているのも事実です。

船の仕事自体は無くならないと思いますが、人が行う仕事は今後減っていくので、より人間力やスキルを高めていかなければ生き残れないことは間違いないです。

仕事内容

都内の某船会社のCS(カスタマーサービス)にて、輸出の問い合わせ対応を行っていました。

船の船舶スペースブッキング管理・顧客管理・船の遅延や変更の通知・顧客からの問い合わせ対応が主な業務内容で、海外拠点とのコレポンもあり、会社の窓口の役割となって対応しました。

BLなどの書類関係はまた別に書類課があり、書類課とも連携をしながら、顧客の貨物を確実に指定仕向地に届けることで、世界全体のSCM構築に貢献するというのが社会的役割です。

やりがい

他社船会社でスペースが取れず貨物(コンテナ)を送り届けなければ、輸出先である荷受人の工場の稼働がストップしてしまう、といった顧客からの悩みに対し、社内のスペース調整力を行使して顧客からの要望を解決し、感謝されたときはやはり嬉しくなります。それが継続起用に繋がると尚更です。

船会社は船という強大な資本を売りにしていることもあり、国内のみならず、大きな物流に携わることができる点は非常に大きなやりがいだと感じます。

向いてる人

様々な顧客から無理なリクエストやクレームが入ることが多いため、メンタルが強い人が向いていると思います。

また、部署やチームがかなり細分化されているため、特定の業務のスペシャリストを目指していくようなイメージです。

英語の読み書きは必須スキルです。海外拠点とのやりとりも英語でした。

給料・年収

月収は手取りで20万円程でした。

外資系であったため、本社の業績などにも左右されます。

営業系の総合職だと給与はかなり良いと思います。

ただ、営業は出張などの外回りに加えて見積対応や既存顧客のトラブルシューティング業務があり、常に時間に追われており激務であるのは間違いないので、相応の待遇だと思います。

休日・待遇

土日祝は稼働していないため、完全に休みで、休日出勤したことはありませんでした。

営業だと休日でも仕事していることが多々ありますが、カスタマーはしっかり休めます。

福利厚生はリロクラブに入っており、全国のレジャー施設などで割引適用を受けることができました。

成長・将来性

顧客の幅が広いため、様々な業界とのコネクションを築くことが可能ですが、成長している環境であるとは言い難いです。

仕事の幅が狭く、また外資系であったため本社の指示や方針は絶対であり、指示の中の範囲での成長に留まると感じたからです。

さらに、近年はシステム化やAIツールの開発が進み、船社カスタマーサービスとしての機能が縮小化傾向にあるため、将来的には機械に仕事を奪われることが目に見えています。

ただ、資本集約型の産業のため、業界自体は比較的安定しているとは思います。

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