医療事務の「やりがい」の経験談・口コミ
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予約を取るだけなのでやりがいや達成感はほぼありません。
どれだけ他の人よりたくさん電話を取って、予約を取っても給料に反映されることがなかったのでやる気は出ません。
電話をかけてくる患者は高齢の方も多いので、たまに予約日や時間を間違える方がいて、こちらのせいにされて謝りに行くことがありました。
今日は何も起こりませんようにと祈りながら仕事をして何もなければ何事もなく1日が終わった、とホッとして毎日帰宅していました。
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病院の事務業務は裏方の仕事であるため、目立ったやりがいを感じにくいかもしれません。
しかし、管理職としては病院経営において重要な役割を果たす金庫番としての責任を担い、部署全体で協力して問題を解決することに大きなやりがいを感じます。
また、窓口での入院費の未払いを管理するには、医師や看護師、連携室などさまざまなチームと連携し、協力する必要があります。
部署内だけでなく他部署との連携を通じて、日々の請求業務を遂行することがやりがいを感じる場面です。
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一般企業に勤めていた頃には知り得なかったことが、医療現場を見ることによって知識になったことは沢山あります。
病気の特徴や薬の内容にはとどまらず、末期と位置づけられている患者様の生きる姿勢だったり、ドクターや看護師の大変さだったり、高額医療についてもわかってきます。
そのため、自分や家族に必要な生命保険の条件や補償内容を、脅しにかかってくるような営業マンに左右されず、自分の知識で決められるようになったことはとても大きい収穫です。
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患者さんや一緒に働く仲間、医師たちに感謝される瞬間がもっともやりがいを感じられます。
定期的・継続的にお会いする患者さんも多く、一人ひとりの患者さんを覚えて状態を把握することで、目の見えない方のお手伝いや耳が不自由な方への筆談など、自発的に起こした行動で必ず誰かが助けられることを実感できます。