ナレーターの1日のスケジュール・生活スタイル
ナレーターの業務スケジュール
ナレーターは、放送局や番組制作会社などに勤務して働く人もいれば、個人で仕事を請け負って活動している人もいます。
会社員として働くのと、フリーで仕事をするのでは生活スタイルがまったく変わってきますし、同じフリーのナレーターでも、一人ひとり仕事の進め方が大きく異なります。
会社員の場合
会社員であれば、会社が定める勤務時間に沿って仕事をすることになります。
朝9時~10時頃に出社し、18時~19時頃に退社するのが一般的ですが、会社によってはやや朝がゆっくりめとなっているようです。
また、比較的自由に働きやすく、案件に合わせて出社時間を調整できるような会社もあるようです。
フリーランスの場合
フリーランスになると、1日のスケジュールは人によってまったく異なるものとなります。
案件の内容、種類によっても毎日の動きが変わりますし、自宅作業を中心にする場合は朝型で日中にほとんど仕事を終える人もいれば、深夜に集中して働く人もいます。
テレビ番組のナレーターをする場合は、担当する番組によっては深夜の収録になることもあります。
また、収録直前に原稿の内容が変わったり収録が長引いて帰れなくなったりすることも珍しくないので、臨機応変に対応することが大事です。
一方で、公共交通機関や美術館や博物館・デパートなどの案内のナレーションの場合は、日中の決まった時間帯に仕事をすることが多いので、仕事の予定を組みやすくなります。
いずれにしてもナレーターの仕事は単発で受けるものも多く、「去年と今年では仕事のスケジュールや生活のリズムが全然違う」ということも珍しくないのです。
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フリーランスで働くナレーターの1日
ここでは、フリーランスとして働くナレーターのある1日を例にとってみます。
会社員のように定時で働いているわけではないので、担当している仕事のスケジュールに合わせて不規則な生活を送っていることが多いようです。
テレビ番組の収録やスタッフとの打ち合わせの際にはスタジオに出向くことになります。
空いている時間は映画や読書を通してナレーションの勉強をして過ごしています。