漫画家の年収はいくら? 給料についてくわしく解説
漫画家は個々の能力や得意分野、知名度や人気によって収入のあり方も変わってくるといえます。
本記事では、漫画家の平均年収や初任給、収入の上げ方などを紹介します。
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漫画家の平均年収・給料はどれくらい?
漫画家の給料は、仕事量や実力、知名度などによって大きく変わります。
収入は不安定になりがちですが、実力と人気さえあれば普通の仕事ではあり得ない収入を得ることも可能です。
漫画家の年収・月収は、数万円程度から数千万円以上まで相当な開きが出てくるため、平均を出すのが難しい一面もあります。
漫画家の初任給はどれくらい?
多くの漫画家はいきなりデビューするのではなくアシスタントから出発するのが大半で、基本は時給や日給で報酬を得ます。
待遇としてはアルバイトと同様で、日給8,000円から10,000円程度の場合が多いようです。
アシスタント歴10年以上の人も少なくなく、オリジナルの絵や漫画ではないにしろ、漫画の世界で固定の給料を得て生活する人もいます。
決して恵まれているとは言えませんが、漫画家の働き方のひとつのモデルといっていいでしょう。
漫画家の福利厚生の特徴は?
漫画家は基本的に自営業のため、福利厚生に関しては保障がない場合が多いです。
特にアシスタントとして働く場合、社会保険や雇用保険などに加入できるかどうかあやふやなまま契約が進んでしまうこともあるので注意しておきましょう。
ボーナスなどが支給されることは稀ですが、単行本がヒットした場合や電子書籍化された際などに還元されることもあります。
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漫画家の給料・年収の特徴
原稿料と印税
雑誌連載をしている漫画家の場合、収入は原稿料が基本です。
原稿料は1ページあたり数千円〜数万円で、この額は漫画家と出版社の間で決められています。
原稿料は毎月入ってきますが連載が打ち切られたら止まってしまうため、人気を継続させる実力と努力が必要とされます。
また漫画家は印税でも収入を得ます。
人気がある作品は単行本(コミック)化され、漫画家はその発行部数に応じた印税を得ることができます。
単行本の印税の場合、著者の取り分は売上の8%〜10%程度といわれています。
メディアミックス化の収入
その他の収入として、漫画がアニメ化や映画化、ゲーム化されることがあり、こうなればメディアミックス分の収入も得られます。
ただし、単行本化されるのも、アニメ化や映画化されるのも、あくまでも人気作品のみです。
人気が出なければ、雑誌連載で活躍する漫画家の収入は原稿料のみです。
Webで収入を得る
Webでの漫画連載で人気を集め、そのサイトやブログから発生するアフィリエイトなどから収入を得る人もいます。
インターネットから人気に火が付いた漫画『中国嫁日記』で知られる井上純一のTwitterによれば、ブログのアフィリエイト収入が漫画の原稿料を上回ったそうです。
こうした収入形態は今後より増え、マルチに活躍する漫画家も今後増えると考えられます。
漫画家が収入を上げるためには?
Webでチャンスを広げる
近年はWeb漫画が広まりつつあり、これまで雑誌連載で収入を得ることができなかったり、連載に縁のなかった漫画家にもチャンスが増えています。
- 会員制サイトで漫画を連載する
- オンラインの漫画サイトを運営する
- 漫画を無料で公開しアフェリエイトで収入を得る
積極的に情報を発信する
SNSなどを利用した積極的な情報発信やファンサービスから、ファンを増やす方法もあります。
ファンが増えれば、単行本の出版に繋がったり、LINEスタンプやキャラクターグッズを発売したりと、漫画以外の収入源も増えていきます。
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漫画家の給料・年収のまとめ
漫画家の給料は、仕事量や実力、知名度などによって大きく変わります。
多くの漫画家はいきなりデビューするのではなくアシスタントから出発するのが大半で、待遇としては一般的なアルバイトと同様の日給8,000円から10,000円程度の場合が多いようです。
原稿料のほかに印税やメディアミックス化、アフィリエイトなどから収入を得ることもできます。
また、漫画家自身による積極的な情報発信やファンサービスからファンを増やし、出版やグッズ発売につなげる方法もあります。