JICA職員の就職・求人募集の状況・倍率・難易度

JICA職員の求人募集の状況

JICAの新卒者採用は、近年は40〜50名程度の定員で推移しています。

ただしJICA組織内での必要人数は年度ごとに異なる事情があり、たとえば新しい大型プロジェクトが立ち上がるタイミングなどは定員数が増えることもあります。

2017年度〜2019年度における、JICA新卒者採用の採用実績は以下のとおりです。

・2017年度:39名(男性21名・女性18名)
・2018年度:40名(男性23名・女性17名)
・2019年度:38名(男性20名・女性18名)

参考:JICA 採用情報

上記のとおり男性・女性の採用数に大きな偏りはなく、「性別は選考に影響しない」と考えてよいでしょう。

一方、社会人採用に関しては、組織の各ポストに空きが出た場合や、即戦力を必要とするプロジェクトの始動などに応じて不定期に行われます。

2020年度の社会人採用は30名程度の募集がありました。

社会人採用は不定期で実施されるため、中途入職を考える人はJICAのホームページをこまめにチェックしておきましょう。

JICA職員の倍率はどれくらい?

JICAの新卒者採用には毎年1万人前後のエントリーがあります。

このうち採用人数が30〜40名とすると、単純計算で250〜300倍ほどの採用倍率です。

この数字にはエントリーだけしてWebテストや面接を受けない人も含まれるため、実際の倍率はもっと下がると考えられますが、合格までの道のりは非常に長いといえるでしょう。

社会人採用については新卒者採用ほどの高倍率にはならないものの、こちらも厳しい競争であることに変わりはありません。

現職で培った専門性や国際経験などを武器に持っている人が多いため、応募者の平均レベルは新卒者採用以上に高く、そのなかでいかに自分を効果的にアピールできるか戦略的に考える必要があるでしょう。

JICA職員採用試験の流れと難易度

JICAの新卒者採用は、まずはエントリーシートの提出とWebテストの受験からスタートします。

Webテストでは「玉手箱」と呼ばれる形式の試験が実施されますが、玉手箱の英語はTOEIC高得点者でも四苦八苦するほどの難易度であり、早めに対策を講じておくのが肝心です。

エントリーシートでの書類選考やWebテストをクリアしたあとは、小論文試験と、計3回の面接が実施されます。

採用試験はWebテスト、小論文、面接の内容を総合的に採点されるため、すべての試験を高いレベルで突破していかなければ合格は難しいでしょう。

社会人採用についても、基本的には新卒者採用と同じような流れとなり、エントリーシート、Webテスト、計3回の面接が実施されます。

ただし応募資格には「TOEIC860点相当以上」などの条件が設けられており、そもそもある程度の英語力を持っていなければ選考に参加することさえできません。

新卒者採用、社会人採用のどちらの場合においてもハイレベルな人材が集まりますので、転職エージェントなどを活用して入念な試験対策を行いましょう。