医療情報技師のつらいこと、大変なこと、苦労

時代の進化に追いつくために

医療情報技師には、医療の現場を支えるための情報システムを構築したり管理したりする専門的な知識と技術が求められます。

こうしたIT技術は日進月歩のものであり、一度専門学校で学んだり資格試験に合格したりしたあとも常に新しい知識に更新していくことが必要です。

特に女性の場合は産休や育休で数年間現場を離れているうちに、システム自体が大きく変わってしまうということがあります。

向上心があって常に勉強を続けていける人でなければ、医療情報技師として第一線で活躍し続けることは難しいのです。

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命を扱う現場に携わる責任

医療に関する情報というのは、ときとして患者の命を守るための大切な情報にもなります。

電子カルテのようにデジタル化した診療記録は保管や共有が非常に便利なものである一方で、万が一にもデータが破壊されたりシステムが停止したりするようなことがあれば、患者の治療に必要な情報を引き出せないという大きな問題に発展してしまいます。

また、患者の既往歴や術歴という非常にデリケートな情報を扱っているだけに、個人情報の流出が起きないようセキュリティにも最大限気を配らなければいけません。

このように、医療情報技師の仕事は非常に責任が大きいので、正義感や使命感を持って真摯に仕事に取り組む姿勢が求められます。

アクシデントで深夜残業も

医療情報技師の仕事はインフラ系のエンジニアに通じる部分があり、システムに重大なアクシデントが起きたときには緊急の対応が必要となることもあります。

ときにはメンテナンスや保守の作業を行うために深夜残業になることもありますし休日出勤になることもあります。

情報システムという病院にとって必要不可欠なものを支えている仕事なだけに、思いがけない呼び出しがあることは避けられないのです。

残業や休日出勤のない仕事がしたい人の場合は、採用の際にしっかり雇用条件を確認したほうがよいでしょう。