医療情報技師の一日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
病院に勤務する医療情報技師
医療情報技師の主な職場となるのは病院や医療関係の企業です。
朝出勤したらまずは朝礼に参加したりメールチェックをしたりします。
日中は担当している情報システムの運用や管理をメインに行い、ときには新しいシステムを導入するためのヒアリングやプランニングも行います。
病院の診療時間の後に職員の反省会や仕事の後片付けなどを終え、一日の勤務が終了します。
ここでは、病院の情報システムを扱う部署に勤めている医療情報技師がどのように働いているのか、一日のスケジュールを詳しく見てみましょう。
08:00 出勤後、部署のメンバーで朝礼を行う
08:30 病院の診療がスタートする
09:00 電子カルテのシステムの運用や管理を行う
12:00 昼食休憩
13:00 午後の勤務スタート
14:00 導入予定のシステムについて医療関係者からヒアリングをする
15:00 新しいシステムを構築するためのプランを練る
18:00 病院の診療時間が終了する
19:00 一日の作業の成果をまとめて、勤務終了
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医療情報技師の勤務時間、休日
勤務時間は平日がメイン
医療情報技師の多くが病院や医療関係の企業で働いています。
基本的に病院の診療時間に合わせて働くことになるので、平日の8時半から夕方6時頃にかけて勤務をすることが多いようです。
病院という職場の特色として、診療時間に合わせて職員の朝礼や昼食休憩の時間が決まっているため、規則的な生活を送りやすいということが挙げられるでしょう。
情報システムを扱う仕事なのでトラブルがあった際には緊急の対応が必要になるのが特徴です。
ときには夜遅くまで残業をすることもありますし、重大なアクシデントが起きた際には休日返上で働くこともあります。
システムの開発に携わるか、運用や管理に携わるかによっても働き方は変わってくるので、担当する業務によっては残業が多い職場となることもあるようです。
どのような働き方になるのかを採用の際にしっかりと確認しておくとよいでしょう。
土日や祝日に休める傾向
日本全国の病院に共通していることとして、土曜日の午後や日曜日、祝日などは休診にするのが一般的とされています。
もちろん、救急医療や産婦人科などは年中無休で診療していますし、時代の変化とともに病院のスタイルも変わってきました。
近年では都会を中心に夜遅くまで診療している歯医者や皮膚科、メンタルクリニックなども少しずつ増えてきてはいますが、他のサービス業に比べると圧倒的に土日祝日が休みとなる確率が高いといっても間違いないでしょう。
このような理由から、医療業界で働く医療情報技師は、他の業界のエンジニアに比べるとどちらかというと世間の暦に合わせた働き方がしやすいという傾向があります。
土日休みはしっかり確保したい、祝日は家族と一緒に過ごせるようにしたいという人にとっては理想的な職場かもしれません。
医療情報技師の長期休暇
医療情報技師は、ゴールデンウィークや盆休み、年末年始の休みなどの長期休暇もしっかり取得できることが多いようです。
女性の場合は産休や育休、介護休暇などが取りやすいような福利厚生の充実している病院を選ぶとより働きやすくなるでしょう。