学校事務のやりがいは? どんな楽しさや魅力がある?

学校事務のやりがい・楽しさ

学校運営に携わり、教育の現場を支えていく

学校事務は、子どもたちが長い時間を過ごす学校の運営を裏方として支えていく仕事です。

教育現場における事務のプロフェッショナルとして、人事、庶務、経理など幅広い業務をおこなうことが特徴のひとつです。

また、学校事務はほとんどの場合、各学校に1~2名程度しか配置されません。

そのため、他の教員や校長、教頭からも事務の専門職として信頼を寄せられる存在であり、その期待に応えることができたときには「ありがとう」と声をかけてもらうことができます。

忙しい時期は仕事に追われることもありますが、教育業界に興味があり、学校を支えたいという強い気持ちがある人にとっては、大きなやりがいを感じながら働くことができるでしょう。

裁量が大きく、実力を発揮しやすい仕事

学校事務は、「事務」という名前がついていても、ただ机に向かって黙々と作業をこなすだけではありません。

学校は、子どもが主役になる場です。

だからこそ、いつでも子どものことを考えながら、自分ができる最大限の努力をすることが大切です。

自分次第で仕事の幅はいくらでも広がっていきますし、裁量が大きなところもこの仕事ならではの特徴です。

経験を積んで実力を発揮することができれば、それが子どもたちのためになる。

そんなことを考えるだけでも、仕事に対して前向きに取り組んでいくことができるでしょう。

子どもとの関わりを持つこともできる

子どもたちの笑顔と成長を間近で見られることも、学校事務のやりがいのひとつです。

教員のように直接勉強や部活動の指導をすることはありませんが、教職員が一丸となってさまざまな形で子どもたちをサポートし、その成長ぶりを見ることができた際には本当にうれしい気持ちになります。

また、学校行事などを通じて保護者や地域の人と接する機会もあります。

人との関わりを持つことが好きな人にとっては、日々新しい喜びを味わいながら働くことができるはずです。

学校事務の仕事内容

20代で正社員への就職・転職

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学校事務の魅力

社会的な信用度が高い

学校事務の雇用形態はさまざまですが、国公立の場合、地方公務員として働く人もいます。

公務員は国によって地位が保証されており、基本的に解雇されることもないため、社会的信用がかなり高い職業です。

国公立の学校に勤務する学校事務が全員公務員というわけではありませんし、私立の学校事務は公務員ではありませんが、学校という公的な場で働いていることに対して良い印象を持つ人は多いです。

社会的な信用度が高いと、住宅ローンが組みやすくなったり、クレジットカードなどの審査に通りやすくなったりします。

コミュニケーション力が向上する

学校事務は裏方の仕事というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、実際は多くの人と関わらなければ成り立たない職業です。

小学校や中学校、高校の学校事務は、生徒と直接関わることはあまりないものの、学校の運営がスムーズに進むよう、生徒をサポートする教員たちの要望を聞き、応えていく必要があります。

また、大学の事務職員の場合、学生から直接相談や質問を受けるほか、就職や進路の支援をおこなう機会も出てきます。

学生や教員と意思疎通を図りながらの業務になるので、コミュニケーション力が向上するでしょう。

長期休暇が取りやすい

学校には、春休みや夏休み、冬休みといった長期休暇が存在します。

学校事務も教員と同様、学生や生徒が休みの期間にも出勤する必要があります。

入試や時間割の準備、校内設備の修理など、学生がいない期間だからこそできる業務があるため暇というわけではありません。

しかし、一般企業に勤める会社員に比べると、お盆休みなどの連続休暇は余裕をもって取得できるのが特徴です。

長期休暇を利用して海外旅行をしたり、家族と過ごす時間に当てたりする人も多いようです。