学校事務の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

学校事務を目指すきっかけで多いものは?

学校事務の志望動機として多いのは、まず「事務」という仕事そのものに興味があることがひとつです。

接客や営業職のような人前に立つ仕事ではなく、裏方として誰かをサポートしながら目の前の業務をコツコツこなしていく仕事に関心のある人が、学校事務を志望することが多いです。

志望理由として多いもうひとつの理由は、教育業界に関わっていきたいというものです。

子どものときに学校の事務職員と接する機会があり興味を持った人や、教員には向いていないが子どもたちと接する仕事に就きたいという人が、学校事務を目指すこともあります。

また、公立の学校や国立大学の学校事務は公務員なので、安定した職業に就きたいと考える人が学校事務を志望するパターンも多いです。

学校事務の志望動機の考え方

世の中に事務職といわれる仕事はたくさんありますが、学校事務の場合、学校という特別な場所で教育現場を支えていくことになるため、やはり教育に興味を持つことはとても大切だといえます。

たとえば、「なぜ一般的な会社の事務ではなく、学校事務なのか?」という質問に対しては、きちんと答えられるようにしておきたいものです。

その上で、他の学校ではなく応募先の学校を志望した理由を答えられるよう準備しておきましょう。

学校事務はあくまでも裏方としての役割が中心になりますが、一人の職員として「学校づくり」に深く携わっていく存在であることは間違いありません。

子どもたちに関わりながら、一緒に子どもたちの未来を創っていきたいという気持ちを持って、その熱意をしっかりと志望動機に込めるとよいでしょう。

学校事務の志望動機の例文

自らの体験をアピールする場合の志望動機

「私は、子どもたちの教育をサポートしたいという理由から貴校の事務職を志望しました。

大学3年生のときに貴校の学習支援のボランティアに参加させていただき、書類の手続きなどで事務職員さんと関わる機会がありました。

そのとき事務員さんが子どもたちと丁寧に接する様子や、教員の方と笑顔でコミュニケーションを取っている姿を見て、学校事務の仕事を身近に感じました。

私も、その事務員さんのように、自分の仕事を通して子どもたちが気持ちよく学校に通えるよう、親身なサポートができる職員になりたいと考えています。」

学校の理念に共感した場合の志望動機

「私は、貴校の「自ら主体的に考える力を育てる」という教育理念に共感し、志望しました。

大学で所属していたゼミでは、主体性に重きを置く指導教員の先生のもと、毎回ゼミ生が交代でリーダーとなり研究をおこなってきました。

1年間のゼミ活動を通して、一人ひとりがチームの一員となって物事を進めていく大切さを学び、「主体性を持つこと」は私自身のモットーにもなっています。

この経験を生かし、生徒が3年間の学校生活を通して自ら考える力を身につけられるよう、貴校の事務職員として尽力させていただきます。」

スキルをアピールする場合の志望動機

「貴校の事務職員として、子どもの教育に携わる仕事がしたいという思いから志望いたしました。

前職では、メーカーの一般職として3年間、経理処理や社内外へ向けた書類作成などの事務を経験しました。

事務の仕事を幅広く経験するなかで、同僚との事務スキルの差を痛感し、独学で勉強をして日商簿記2級と秘書検定2級を取得しました。

一般的な事務作業から外部に向けた発信まで、さまざまな業務を任せていただける貴校では、私自身のスキルを存分に生かして運営へ貢献できると考えています。」

学校事務の面接で聞かれること

志望動機や自己PRなど、一般的によく聞かれる質問は学校事務の面接でも尋ねられると考えておきましょう。

学校事務の面接に特有の質問としては、「なぜ一般事務ではなく学校事務なのか」、「なぜ教員ではなく学校事務なのか」といったものがよく聞かれます。

コツコツと作業するのが好き、縁の下の力持ちになりたいといった理由だけでは、学校で働く必要がないと判断されるため、教育にかかわる仕事がしたいという点もアピールすることが大切です。

また、子どもたちと関わりたいという回答だけでは、「なぜ教員ではだめなのか」と質問されてしまいます。

子どもの前に立って教えるのではなく、「生徒や教員をサポートしたり調整役に回ったりすることに向いている」といった理由を、自らの体験やエピソードをもとに説明できると、説得力のある回答になります。

学校事務の自己PRのポイント

公立学校に勤務する場合、配属先の学校は公務員試験を受けた後に決まりますが、私立の場合は辞めない限り、ひとつの学校でずっと働き続けることになります。

学校によって教育方針などが異なるため、校風に合った人材を採用したいという考え方がなされるようです。

採用試験を受ける前に学校の特色などについてきちんと調べて納得し、理念や方針に共感する姿勢をアピールすることが大切です。

また、どのような種類の学校で働くにしても、学校事務は人間性が重視される仕事です。

面接を通して、任せた仕事を投げ出さずにやり切ることができるか、他の職員たちとうまくやっていけるかなどを判断されます。

教育の世界に携わる一員として、一般常識やマナーが身についていることも伝えましょう。

学校事務の業務範囲は実に幅広いため、少しでも経験がある場合には、どのような仕事ができるのかも聞かれます。

学校事務は人気があり、とくに好待遇の学校は倍率がかなり高くなることもあるため、身につけているスキルは積極的にアピールしてライバルに差を付けたいところです。

学校事務の履歴書で気をつけるべきことは?

学校で働いている人の年齢層は幅広く、採用担当者や面接官が高齢といったケースもよくあるため、学校事務の履歴書を書く際は、はっきりと丁寧な字で書きましょう。

また、学校事務には作業の正確性が求められるため、誤字や脱字には十分注意します。

学校事務の仕事に生かせる職務経験がある人は、職歴欄に会社名だけを書くのではなく、「総務部にて給与計算・勤怠管理を担当」など、業務内容を具体的に記載するとスキルのアピールになります。