歯科衛生士になるには専門学校が近道? 費用や就職率・学校の選び方を詳細解説

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歯科衛生士専門学校といっても、一般の人にとっては、どのような勉強をしているのかイメージしにくいかもしれません。

このページでは、歯科衛生士専門学校で学ぶことや、卒業後にはどのような職業を目指していけるのかなどを紹介していきます。

目次

歯科衛生士専門学校とは

歯科衛生士専門学校とは、歯科衛生士として働くための知識や技術を身につけるための学校です。

歯科衛生士になるための学校の種類としては、専門学校以外にも4年制大学や短大がありますが、こうした歯科衛生士養成機関では、現在「3年以上」の指定されたカリキュラムを修了することが法律で義務付けられており、専門学校の場合には「3年制」が基本となっています。

歯科衛生士専門学校で所定のカリキュラムを修了すると、歯科衛生士国家試験の受験資格を得ることができ、その試験に合格することで歯科衛生士として働けるようになります。

歯科衛生士専門学校で勉強すること、授業科目

歯科衛生士専門学校で勉強すること

歯科衛生士になるためには、まず歯科全般や人体、口腔に関連する病気などについての専門知識を身につける必要があります。

そのため、歯科衛生士専門学校の授業は、生物学、病理学、薬理学、人体解剖学、栄養学、免疫学といった科目が中心となっており、一般的な高校などで勉強してきたこととはだいぶ異なる内容を学ぶことになります。

このほか、さまざまな患者さんに対応するため、歯科英語や手話、カウンセリング学など、コミュニケーションに関連する授業が行われる学校もあります。

実習の時間も多い

歯科衛生士専門学校のカリキュラムでは、座学だけではなく、実習の時間も多く設けられています。

たいていの歯科衛生士専門学校では、2年次になると基礎実習が始まり、3年次に臨床実習となっているようです。

とくに実際の医療現場で行われる臨床実習に力を入れる専門学校が多く、臨床実習は学校で日々学んでいることを現場でどう生かしていくかといった、実践力を養う内容となっています。

臨床実習は、歯科医院や大学病院など各専門学校が提携する医療機関等で行われ、実際にプロとして活躍するスタッフの指導を受けながら、患者さんへの接し方を学んでいくことになります。

国家試験対策も重要

歯科衛生士になるために絶対にクリアしなくてはならないのが、歯科衛生士国家試験への合格です。

とくに最終年次になると国家試験対策に重きが置かれ、定期的な模擬試験も行われたり、それまでに学んできた基礎的なことがきちんと身についているかを確認すると同時に、実力アップを目指します。

専門学校では就職を重視したカリキュラムが用意されているため、全員が国家試験に合格できるよう、さまざまな学校のサポートを受けながら勉強することができます。

歯科衛生士専門学校の大半は昼間部・夜間部問わず3年制となっていますが、3年間で学ぶことは多く、内容も専門的であるため、日々の予習・復習が重要になってきます。

最終的には国家試験に合格をして歯科衛生士として就職することを目標に、コツコツと勉強していく姿勢が重要だといえるでしょう。

歯科衛生士専門学校から目指せる職業・仕事

歯科衛生士専門学校から目指せる職業

歯科衛生士専門学校で所定のカリキュラムを修了すると、歯科衛生士国家試験の受験資格を得ることができ、その試験に合格することで歯科衛生士として働けるようになります。

そのため、歯科衛生士専門学校に通う人の大半は卒業後に歯科衛生士になることを目標にしており、国家試験に合格して歯科医院や総合病院の口腔外科などへ就職しています。

歯科衛生士専門学校から目指せる職業・仕事としては、基本的に歯科衛生士でしょう。

歯科技工士学科を置く学校もある

歯科衛生士になるための勉強ができる専門学校は、歯科衛生士学科のみとなっているところと、歯科衛生士学科と歯科技工士学科の両方があるところがあります。

歯科技工士も歯科衛生士と同じように国家資格が必要な職業であり、歯科技工士になるためのカリキュラムを修了して歯科技工士国家試験に合格しなくてはなりません。

歯科衛生士を目指す人が通う専門学校の別学科には、歯科技工士を目指す人が通っている場合があります。

歯科技工士とダブルライセンス取得が可能な学校も

なかには、歯科衛生士専門学校と同じ敷地内などに、別の歯科技工士専門学校を併設しており、歯科衛生士と歯科技工士の2つの国家資格の取得が目指せる専門学校もあります。

ダブルライセンス取得には、それぞれの国家試験受験のために定められたカリキュラムを修了しなくてはなりませんが、同じ専門学校で学ぶことでよりスムーズに勉強がしやすいなどのメリットがあるようです。

歯科衛生士は歯科医療において不可欠な存在ですが、高齢化社会が進み、口腔内の被せ物や義歯のメンテナンスなどで歯科技工士が活躍できる場面もさらに増えているといわれます。

両方の資格を持っていることで、単純に就職先の選択肢が広がることはもちろん、たとえば歯科衛生士として働く際にも、より幅広い歯科医療の専門知識を生かして活躍しやすくなるといったメリットがあるとされています。

歯科衛生士専門学校には、将来的に歯科衛生士になりたいと考える人ばかりが通っていると考えてよいでしょう。

ただし、専門学校によってカリキュラムや学費、学内イベント、就職サポート体制などには違いがあるので、比較しながら自分に合う学校を選びましょう。

歯科衛生士専門学校の学費、費用

歯科衛生士専門学校の学費

歯科衛生士養成機関は、現在「3年以上」の指定されたカリキュラムを修了することが法律で義務付けられており、専門学校は3年制が基本となっています。

1年間にかかる学費は、70万円~100万円程度が相場となっているようですが、1年次は入学金の納入も必要になるため、さらに10万円~30万円程度上乗せされることがあります。

なお、学費には入学金、授業料、実習費、施設設備費が含まれていることが一般的です。

夜間部の学費

歯科衛生士専門学校のなかには「夜間部」を設置しているところがあり、夜間部の学費は、同じ学校の昼間部のそれとは少々異なることがあります。

全体として、夜間部の学費は昼間部よりもやや低めに設定されている場合が多いことが特徴です。

ただし、夜間部であっても専門学校は昼間部と同じく3年制となっており、卒業までには300万円近く必要になるのが一般的です。

歯科衛生士専門学校の費用

歯科衛生士専門学校では、学費以外にも、教科書代・教材費、白衣代、実習器材費、学生保険料、研修旅行費、国家試験関連費、卒業アルバム代、同窓会費などが必要になることが多いようです。

それらを合わせると、さらに年間で10万円~30万円程度必要になることがあります。

専門学校によって、学費に含まれるものと含まれないものは異なるため、各学校のホームページなどで事前に確認してください。

学費サポート制度もある

多くの歯科衛生士専門学校では、学生が安心して卒業まで学び続けられるよう、さまざまな学費サポート制度を用意しています。

代表的なものとしては教育ローンや奨学金、特待生制度、教育訓練給付金制度などがありますが、学校によって内容は異なります。

条件によっては入学金が丸ごと免除になったり、無利息で教育ローンを利用できるようなこともあります。

経済的に不安がある場合でも、こうした制度を活用しながら歯科衛生士専門学校で学ぶことも可能です。

歯科衛生士専門学校のほとんどは3年制となっており、卒業までの3年間には決して安くはないお金が必要になります。

事前にどれくらいの費用が必要になるかを調べておき、計画的に学び続けられるようにしてください。

歯科衛生士専門学校の就職先、就職率、卒業後

歯科衛生士専門学校の就職先

歯科衛生士専門学校で学ぶ人のほとんどは、卒業後に歯科衛生士として働くことを目標にしています。

そのため、歯科衛生士国家試験への合格を目指し、歯科衛生士として就職することになります。

歯科衛生士の代表的な就職先としては、街の歯科医院や歯科クリニックのほか、大学病院や総合病院の口腔外科や歯科、保健所などが挙げられます。

やはり病院や医院へ就職するケースが多いですが、このほか、歯科専門の機材メーカーや歯科材料メーカーなど、一般企業へ就職する人もいます。

また、今度は教わる側から教える側に立ち、歯科衛生士専門学校の講師として働く人もいます。

歯科衛生士専門学校の就職率

歯科衛生士専門学校の就職率は、全体として高くなっています。

専門学校で3年間きちんと学び続けていれば、歯科衛生士国家試験に合格することはそこまで難しいわけではありません。

こうしたことから、就職を希望した人の全員が就職できている、つまり就職率100%を実現している専門学校もあります。

歯科衛生士専門学校には、各所からたくさんの求人が集まり、働き方もフルタイムからパートタイムまでさまざまあります。

また、歯科医院は全国にかなりの数があるため、個々の希望に応じた就職を実現させやすいということも、歯科衛生士専門学校の就職率が高くなっている要因の一つであるようです。

別の資格取得を目指す人も

歯科衛生士専門学校によっては、在学中に歯科衛生士とは別の資格も併せて取得できるカリキュラムを設けているところがあります。

たとえば「介護職員初任者研修」や「歯科医療事務」などが挙げられ、こうした資格も含めてダブルライセンスを取得することで、卒業後に活躍できる場所が広がったり、就職・転職時に優遇されることがあります。

歯科衛生士専門学校在学中ではなく、卒業後、すぐに歯科衛生士として働く経験を積んでから、歯科や医療、介護などに関連する別の資格を取得している人もいます。

歯科衛生士専門学校の就職率は高く、多くの人が歯科衛生士になるという夢を無事に叶えています。

しかし、歯科衛生士の勉強は専門的な内容が多くあるため、卒業までしっかりと学び続けるには、本人の意思が最も大事であることは言うまでもありません。

歯科衛生士専門学校の入試、志望動機、面接

歯科衛生士専門学校の入試

歯科衛生士専門学校は全国にいくつもあり、学校ごとに入試方法は異なります。

代表的なのは「推薦入試」「一般入試」「AO入試」ですが、すべての学校でこれらが実施されているとは限りません。

また、高校生が応募できるもののほか、社会人や大学生を対象とした入試方法を別途設けている学校もあります。

選考方法は、書類審査や面接が一般的で、学校によっては適性検査が行われることもあるようです。

ただし、歯科衛生士専門学校に入るうえで、歯科や医療に関わる専門知識が必要とされることは普通なく、今後どうなっていきたいのかや、専門学校に入って本気で勉強したいという意欲が重視されています。

歯科衛生士専門学校の志望動機の考え方

歯科衛生士専門学校に入学する人は、そのほとんどが卒業後に歯科衛生士として働くことを夢見ています。

入学後は歯科衛生士にとって必要な知識・技術をみっちりと学ぶことになるため、志望動機でも「歯科衛生士になりたい」という強い思いをアピールすることが重要です。

歯科衛生士になりたいと思ったきっかけや、仕事内容のどの部分に魅力を感じているのか、自分が理想だと思う歯科衛生士の姿などを考え、言葉にまとめていきましょう。

歯科衛生士専門学校の面接のポイント

歯科衛生士専門学校の入試では、面接が最も重視されていることが多いようです。

入学をして3年間きちんと学び続ける意思があるかどうかや、歯科衛生士専門学校では実習の時間もたくさんあるため、他の学生と一緒に協調性をもって学んでいけるかといった人柄の部分もチェックされるでしょう。

人の健康に関わっていく職業を目指すための勉強をすることから、思いやりの心、明るさや誠実さ、身だしなみ、清潔感なども意識しておくとよいでしょう。

面接で専門的な知識が問われることはありませんが、自分が歯科衛生士としてどのように働いていきたいのか、現時点での将来の目標についてはきちんと話せるようにしておきましょう。

入試方法ごとに応募資格が異なることがあるため、早いうちに各学校の募集要項をよくチェックしておくことをおすすめします。

また、歯科衛生士専門学校の入試では、面接などで問われる志望動機が合否を大きく左右することもあるため、時間をかけて納得いくものを考えておきましょう。

歯科衛生士専門学校のオープンキャンパス

歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスとは

歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスは、一般的なオープンキャンパスと同様に、入学希望者が専門学校の内部を見学したり、入試について質問できるような場となっています。

また、体験授業が実施されることも多く、実際の歯科衛生士の仕事はどのようなものなのかをより深く理解することができます。

歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスへの参加は義務ではなく、あくまでも入学を検討している人が、任意で参加するものとなっていますが、学校によってはAO入試など一部の入試方法では、オープンキャンパスへの参加が応募条件の一つになっていることがあるため注意が必要です。

オープンキャンパス時には専門学校の講師や在校生とコミュニケーションがとれる機会もあるため、気になっている専門学校をよく知るという意味では、参加しておいて損はないでしょう。

歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスの内容

歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスで特に人気なのが体験授業です。

たとえばブラッシング指導や歯の模型作り、着色取りなどの体験を通じて、実際の歯科衛生士の仕事はどんなものか知ることができます。

また、在校生が受けている座学の授業に参加することができる機会や、職業体験プログラムをもうけている学校もあります。

その他、学校ガイダンス、校内見学ツアー、在校生とのフリートークや座談会、個別説明会など、専門学校ごとに多様なプログラムが用意されています。

歯科衛生士専門学校のオープンキャンパスに参加する際の注意点

歯科衛生士のオープンキャンパスは、学校によっては事前申込みが必要な場合があるため、ホームページなどで情報をチェックしてください。

オープンキャンパスは高校生の夏休み期間を利用して実施されることが多いようですが、なかには学校見学を中心に、個々の希望に応じて毎日実施しているようなところもあります。

時間帯についても、日中であったり夕方以降に実施されたりと、学校によってまちまちです。

不明点は各専門学校に問い合わせるなどして、しっかりと準備をしてオープンキャンパスに臨むとよいでしょう。

それぞれの歯科衛生士専門学校では、オープンキャンパス参加者が充実してその時間を過ごせるよう、さまざまな工夫やバラエティに富んだプログラムを用意しています。

気になる専門学校が見つかったら、ぜひ参加してみることをおすすめします。

夜間の歯科衛生士専門学校

夜間の歯科衛生士専門学校とは

歯科衛生士専門学校は、その多くが昼間部となっていますが、なかには夜間部を置いているところもあります。

夜間部は夕方以降に授業が実施されるのが一般的で、夜間部のことを「II部」と呼んでいる学校もあるようです。

基本的に夜間部の歯科衛生士専門学校も昼間部と同じく3年制ですが、1日の授業は2コマ、計3時間程度になっています。

昼間部よりも1日の合計授業時間は短めですが、短時間で歯科衛生士を目指すために必要なことをしっかり学べるような、効率的なカリキュラムが組まれています。

もちろん、昼間部の学校に通うのと同様、カリキュラムを修了すれば歯科衛生士の国家試験を受験することができます。

歯科衛生士専門学校の夜間部にはどんな人が通っている?

歯科衛生士専門学校の夜間部に通う人の多くは、日中に仕事をしている社会人のようです。

昼間部は高校卒業後すぐ進学する10代の学生が中心ですが、夜間部は20代~40代くらいまで、幅広い年代の人が学んでいることが特徴です。

現在は歯科とまったく異なる仕事をしつつも、歯科衛生士に転身することを目指して夜間の歯科衛生士専門学校に通う人もいます。

学校選びのポイント

夜間の歯科衛生士専門学校は、昼間の歯科衛生士専門学校と比べると数がだいぶ少ないため、限られた学校の中から進学先を決めなくてはなりません。

昼間部とはサポート内容などが異なる点もあるため、両者のカリキュラムをよく比較しつつ、自分が安心して通い続けられる学校を決めるのがよいでしょう。

なお、歯科衛生士専門学校のカリキュラムでは臨床(臨地)実習も行われますが、昼間に時間をとることが難しい人の場合は、その実習も夜間の時間帯に行けるかどうかを確認しておくことも重要です。

学校によって学費や学費サポート制度なども異なるため、各学校の入学案内などをよくチェックしてみてください。

たとえ夜間の歯科衛生士専門学校であっても、所定のカリキュラムの下に学んでいけば、国家試験を受験し、歯科衛生士として働くことを目指していくことが可能です。

夜間部を置く学校もいくつかありますので、それぞれの学校のカリキュラム等を見比べてみてください。

歯科衛生士専門学校の勉強は大変? きつい?

歯科衛生士専門学校の勉強は大変、きついといわれることがあるようですが、入学後は皆が横一線でのスタートとなるため、真面目に授業を受けていれば少しずつ知識は身についていきますし、そこまで心配する必要はありません。

しかし、歯科衛生士専門学校では、口の構造や働き、病気の成り立ち、歯科診療で使用する器具の取り扱い方など専門的な勉強をしていくことになります。

初めて知ることや耳にする専門用語も多く、次から次へと新しく覚えなくてはならないことが出てくるため、自主的に予習復習をする姿勢は必要になるでしょう。

また、カリキュラムの一部として臨床実習(臨地実習)も行われ、そこでは歯科診療の現場に出て、プロとして働く歯科医師や歯科衛生士とも関わりながら実践力を身につけます。

実習期間中はレポート提出も増えるため、忙しい毎日が続くことになるでしょう。

実習の時間もある

歯科衛生士専門学校の勉強でもう一つ大変なのは、教室で先生から講義を受けるのみならず、学校内での実習や、現場での臨床実習(臨地実習)の時間が多く設けられていることです。

3年間のうち、最終年次はカリキュラムの大半が実習となることが多く、大学病院や総合病院、歯科医院などの現場に出て、プロとして働く歯科医師や歯科衛生士とも関わりながら、患者さんに対してどのように対応していけばよいのか考え、実践力を身につけます。

この実習は、専門学校内での授業よりもずっと緊張感が増しますし、実習後にはレポート提出もあるため、心身ともにハードな日々になることは覚悟しておいたほうがよいでしょう。

国家試験合格のために

歯科衛生士を目指す人にとって学生時代の最後の難所といえるのが、歯科衛生士国家試験かもしれません。

歯科衛生士国家試験の合格率は例年95%前後となっているため、そこまで低い数字ではありません。

学校で日々きちんと勉強していれば合格はさほど難しくないといわれますが、この試験に合格しなければ歯科衛生士として働くことはできないため、気を抜かずに努力する必要があります。

なお、多くの歯科衛生士専門学校では、カリキュラムの一環として国家試験対策の授業も設けられています。

歯科衛生士専門学校での勉強は決して楽なものではありませんが、無事に国家試験に合格して就職すれば、歯科衛生士としていよいよ現場に出ることができます。

専門学校には同じ目標に向かって頑張る仲間が大勢いますので、励まし合いながら夢に向かっていくことができるでしょう。

歯科衛生士専門学校は何年制が多い?

歯科衛生士を目指すための勉強ができる「歯科衛生士養成機関」といわれる学校は、現在「3年制」以上であることが法律で義務付けられており、実際には以下の3種類の学校が存在しています。

・歯科衛生士専門学校(3年制)
・歯科衛生士養成課程のある短大(3年制)
・歯科衛生士養成課程のある大学(4年制)

上記の通り、歯科衛生士専門学校は「3年制」が基本となっており、これは昼間部も夜間部も同様です。

3年制の歯科衛生士専門学校に通うメリットとしては、4年制大学に比べると卒業までに必要な学費を抑えやすいこと、またストレートにいけば大卒の人より1年早く就職することができるため、いち早く現場に出てさまざまな経験を積んでいくことができます。

3年以上の勉強が必要

歯科衛生士になるには、歯科衛生士養成機関(専門学校、短期大学、大学)で歯科衛生士に必要な知識・技術を身につけるための勉強をする必要があります。

そのような養成機関を卒業すると歯科衛生士国家試験の受験資格が得られ、その試験に合格することによって、厚生労働大臣が歯科衛生士名簿に登録し、歯科衛生士免許証が与えられます。

歯科衛生士養成機関は、現在「3年制」以上であることが法律で義務付けられており、実際には以下の3種類の学校が存在しています。

・歯科衛生士専門学校(3年制)
・歯科衛生士養成課程のある短大(3年制)
・歯科衛生士養成課程のある大学(4年制)

上記の通り、歯科衛生士専門学校は「3年制」が基本となっています。

なお、学校によっては「夜間部」を設置しており、夕方以降に学校に通って国家試験の合格を目指せるところもあります。

専門学校卒の歯科衛生士が多い

あるデータによれば、歯科衛生士の国家資格を持つ人の約7割~8割が、歯科衛生士専門学校の卒業生であるとされています。

つまり、歯科衛生士になる人の大半が専門学校へ進学しているのですが、最近の傾向として、4年制大学から歯科衛生士を目指す人の数が徐々に増えつつあるようです。

ただし、現時点では、大卒や短大卒の人と専門学校卒の人で、給与条件などに大きな違いは出ていないようです。

一部の大学病院などでは大卒者が優遇されることもあるようですが、専門学校卒の歯科衛生士が圧倒的に多いため、専門学校卒でも就職活動の際に大きく不利になったり、就職に困ることはないといえるでしょう。

歯科衛生士専門学校で学ぶメリットは?

歯科衛生士専門学校で学ぶことのメリットとしては、まず専門学校の数が多いため、進学先を決める際の選択肢が豊富ということが挙げられます。

学校見学などを行って、校風やカリキュラムなどが自分に合う学校を見つけやすいという良さがあります。

また、4年制大学よりも1年間早く就職することができるため、できるだけ早く現場に出てさまざまな経験を積んでいきたい人にはその点もメリットとなるでしょう。

このように、歯科衛生士専門学校は3年制となっており、1年次から歯科衛生士になるための知識・技術を基礎から身につけ、国家試験合格に向けて勉強を続けていくことになります。

場合によっては短大・大学とも比較しながら、自分に合う学校選びをしてください。

歯科衛生士専門学校では、歯科衛生士になりたいという夢を持った人が大勢学んでいます。

歯科衛生士養成機関として定められている専門学校であれば、国家試験合格と就職に向けて学校のさまざまなサポートを受けながら、基礎から学んでいくことができます。

ただし、学校によって時間割や校風、学内イベント、学費などには違いがあるため、さまざまな学校の情報を集めながら自分が納得できる学校選びをしましょう。