エアライン専門学校は航空業界・CAに有利? 就職率が高い理由は?
このページでは、エアライン専門学校でどのようなことを学べるのかや、卒業までに必要な学費、卒業生の就職先などについて紹介していきます。
エアライン専門学校とは
エアライン専門学校では、航空業界の仕事、とくに「客室乗務員(CA)」「グランドスタッフ」「グランドハンドリング」といった各職業への就職を目指す人に必要とされる知識や技術を身につけることができます。
航空業界の仕事といっても、職業によって求められることは少しずつ異なるため、多くのエアライン専門学校では「客室乗務員コース」「グランドスタッフコース」「グランドハンドリングコース」といった複数のコースが設けられており、個々の希望進路に応じてより専門的な勉強ができるようになっています。
エアライン各社へ就職するうえで、エアライン専門学校に通うことが必須ではありませんが、エアライン専門学校では航空業界への就職を視野に入れたカリキュラムやサポート体制が用意されており、多数の卒業生を航空業界へ輩出しています。
エアライン専門学校で勉強すること、授業科目
エアライン専門学校で勉強すること
航空業界での仕事に共通して必要とされる能力が「英語力」です。
空港や航空機は外国のお客さまも多く利用されますし、職場によっては多様な国籍のスタッフと協力して仕事をすることになります。
そこでは共通言語として英語を用いてコミュニケーションをとる機会がたくさんあり、学生時代から英語力を高めておくことが重要とされています。
そのため、エアライン専門学校では英会話や英文法などを中心に、英語に関連する授業が多く設けられています。
そのほか、とくに客室乗務員やグランドスタッフのコースでは、航空業界で求められるホスピタリティ精神や接遇スキルを高めるためのサービスやビジネスマナーの授業なども多くあります。
さまざまなお客さまと円滑なコミュニケーションを図るために、一般常識を身につけることも重要視されています。
また、グランドハンドリングのコースでは、実務に関連するグランドハンドリングやエアカーゴなどの技術的な実習もあります。
希望の進路に応じた勉強ができる
エアライン専門学校では、大きく分けると下記の職種に就くための勉強をすることができます。
・客室乗務員(キャビンアテンダント、フライトアテンダント)
・グランドスタッフ
・グランドハンドリング(マーシャラ―、トーイング、エアカーゴスタッフ)
また、エアライン専門学校では、上記の職種別に学科・コースが分けられていることが多く、目指す進路に応じてより専門的な勉強をすることができます。
航空業界では業務上必要とされる専門的な知識や技術はもちろんのこと、サービスやホスピタリティに関するスキルも求められてきます。
また、職種によっては高いレベルの語学力も必要になることが多いです。
エアライン専門学校では、卒業後に航空業界への就職を成功させるために、必要とされる多様な知識・技術を身につけることができます。
エアライン専門学校の授業科目
エアライン専門学校のおもな授業科目としては、以下のようなものが挙げられます。
客室乗務員
・ビジネスマナー
・一般教養
・英語(エアラインイングリッシュ、英会話、英文法、TOEICなどの資格対策)
・機内サービス、ホスピタリティ
・異文化理解
グランドスタッフ
・ビジネスマナー
・一般教養
・英語(エアラインイングリッシュ、英会話、英文法、TOEICなどの資格対策)
・ホスピタリティサービス
グランドハンドリング
・ビジネスマナー
・一般教養
・エアカーゴ、グランドハンドリング実習
・英語(エアラインイングリッシュ、英会話、英文法、TOEICなどの資格対策)
・危険物取扱講座
・資格対策(国際航空貨物取扱士、貿易実務検定など)
高いレベルのサービススキル、語学力を身につける
客室乗務員やグランドスタッフといった航空業界の仕事では日々たくさんのお客さまと直に接することになるため、信頼されうるだけの豊かな人間性、ビジネスマナー、一般常識などを身につけていなくてはなりません。
また、状況に応じて臨機応変なサービスができるよう、現場で求められる正しい知識や技術を習得する必要があります。
航空業界の専門用語や飛行機の構造、業務の流れなどについて、航空業界を熟知した講師から教わり、実践力を磨いていきます。
また、空港や機内では外国のお客さまとコミュニケーションをする機会や、異国籍のスタッフと一緒に働くことも多くなるだけに、英語力はあればあるほど好ましいとされます。
したがって、英語関連の授業も多く設けられています。
エアライン専門学校で勉強することは多岐にわたり、密度の濃い時間を過ごすことになるでしょう。
机に向かう座学だけではなく、サービスや英会話などの実践的な授業も多くあることがエアライン専門学校の特徴です。
20代で正社員への就職・転職
エアライン専門学校から目指せる職業・仕事
エアライン専門学校から目指せる職業
エアライン専門学校から目指せる代表的な職業としては、「客室乗務員(CA)」「グランドスタッフ」「グランドハンドリング」などが挙げられます。
それぞれのおもな仕事内容は以下の通りです。
客室乗務員(CA)
旅客機に搭乗し、乗客に対して機内での食事や飲み物の提供、免税品の販売といったサービスと、急病人の救急処置や機内の安全確保などの保安管理を行います。
グランドスタッフ
空港に勤務し、地上で航空機の利用客に対して搭乗手続きや搭乗案内などのサービスを提供します。
グランドハンドリング
航空機を所定の時間に離着陸させるために地上で誘導したり、貨物の積み下ろしを行ったりします。
エアライン専門学校から目指せる仕事
エアライン専門学校で勉強した学生たちの大半は、航空業界へ進んでいます。
具体的な職種としては客室乗務員(CA)、グランドスタッフ、グランドハンドリングなどが挙げられます。
航空会社系列の企業などで、ハンドリングやオペレーションサービス、エンジニアリングなどの各事業を手掛ける会社で、これらの職種に付く卒業生もいます。
専門学校ごとにさまざまな就職サポート体制がある
エアライン専門学校には、卒業後に上記で挙げたような会社へ就職することを目的とした学生が集まるため、在学中から就職に役立つ授業が多く設けられています。
航空業界研究や、入試における面接・グループディスカッション試験の対策、資格試験対策なども行われ、1年次の早い段階から就職を意識した勉強をしていくことになるでしょう。
専門学校によっては航空業界の各企業とパイプを持っており、インターンシップに参加できたり、企業の人事担当者による学内での企業説明会が実施されたり、一般公開されない求人情報を得ることもできます。
本人の努力は必要不可欠
エアライン専門学校では航空業界で働くうえで必要なことを基礎から学ぶことができますが、ただ学校に通うだけで就職が決まるわけではありません。
学校での授業は前向きな姿勢で受け、自主的に勉強する気持ちは絶対に必要です。
在学中の短い時間をいかに有意義に使うかによって、志望先へ就職できる可能性は大きく変わってくるといえるでしょう。
航空業界は人気が高く、企業や職種によっては相当な高倍率になることもあります。
しかし、エアライン専門学校で就職に必要なスキルを地道に高めていき、あきらめずに努力を続けることで、きっと理想の道へ進んでいくことができるのではないでしょうか。
エアライン専門学校の学費、費用
エアライン専門学校の学費
エアライン専門学校の学費は、年間で100万円~150万円程度が相場となっているようです。
一般的な昼間部・2年制の学校であれば、卒業までに200万円~300万円程度は必要になるでしょう。
ただし、学費に教科書代・教材費、研修旅行費、卒業アルバム制作費、OB・OG会費などが含まれていない場合、学費とは別で年間20万円~30万円程度かかることがあるため注意が必要です。
エアライン専門学校の費用
「学費に含まれるもの」と「学費に含まれないもの」の項目は、専門学校によって変わってきます。
たとえば、教科書代や教材費は学費として含まれていないことが多く、学費として明記されているお金のほかに、年間で20万円~30万円程度必要になることがあります。
さらに、学費に含まれないものとして、研修旅行の費用、制服代、卒業アルバム制作費、OB会費といったものなども挙げられることがあります。
学費や費用についての詳細は専門学校によってだいぶ異なってくるため、事前にしっかりとチェックしておくことをおすすめします。
お金に関するさまざまな制度もある
専門学校で学ぶにはまとまったお金が必要になりますが、多くの専門学校で教育ローンや奨学金制度を設けており、一定以上の学力があったり学習意欲のある学生に対して、無利息、あるいは低利息でお金を借りながら勉強することができます。
また、特待生制度を設けている学校であれば、優秀な学生は最大授業料全額免除で学ぶこともできます。
自宅を離れて一人暮らしをしてエアライン専門学校へ通う場合は、生活に関わる費用も必要になりますが、専門学校によっては格安で住める指定学生寮を紹介してもらえるようなところもあります。
こうしたさまざまな制度を活用して、勉強に打ち込んでいる学生も大勢います。
どのようなエアライン専門学校を選ぶにしても、卒業するまでには数百万円というお金が必要になることがほとんどです。
おのおのの事情や人生設計などに基づき、無理なく学び続けられる学校選びをしたいものです。
また、学校によっては学生が安心して学べるように、お金に関する多様な制度を設けています。
そうした情報を調べ、上手に活用してみるのもよいでしょう。
エアライン専門学校の就職先、就職率、卒業後
エアライン専門学校の就職先
エアライン専門学校で勉強した学生たちの大半は、卒業後、希望通り航空業界へと進んでいます。
国内の大手エアラインやそのグループ会社、外資系エアライン、その他の旅客サービスを提供する企業などが、おもな就職先となります。
エアライン専門学校では、在学中に業界研究や面接対策、資格試験対策なども行われ、早い段階から就職を意識した勉強をしていくことができます。
航空関連企業との強いパイプを持っている専門学校では、外部に公開されない企業の求人情報が得られたり、実際に航空業界で働く先輩の生の声を聴ける機会が多数設けられることもあります。
毎年100%に近いような高い就職率を誇るエアライン専門学校もたくさんありますが、希望する就職先の内定を得るためには、もちろん本人の努力や意欲が必要不可欠です。
航空業界への就職が中心
エアライン専門学校では、客室乗務員(CA)やグランドスタッフ、グランドハンドリングといった航空業界の各職業に就くための勉強をすることができます。
そのため、卒業生の多くが志望通り航空業界へと就職しています。
具体的な就職先としては、JALやANAといった大手エアラインとそのグループ会社を中心に、外資系エアライン、またその他の旅客サービスを提供する企業などが挙げられます。
専門学校の詳しい就職実績については、各学校のホームページやパンフレットにも公開されていますので、気になる人はチェックしてみるとよいでしょう。
就職サポート体制について
エアライン専門学校では、就職を重視したカリキュラムが組まれており、就職を成功させるためのサポート体制も充実しています。
たとえば、講義の一環として就職活動に関する講義や面接指導があったり、日頃勉強したことを実践する力を身につけるために提携企業での実習などが行われる学校もあります。
また、エアライン専門学校の講師は航空業界の第一線で活躍してきた人が中心となっています。
現場で何が求められているのか、より強く掴み取りながら勉強することができるでしょう。
エアライン専門学校の就職率・卒業後
エアライン専門学校の多くは航空業界と太いパイプを持っているため、航空関連企業の人事担当者が専門学校を訪れ、学内で企業説明会が実施されることもあります。
また、専門学校によっては外部に公開されない企業の求人情報が得られたり、実際に航空業界で働く先輩の生の声を聴ける機会が設けられることもあります。
こうしたさまざまなサポート体制を敷き、毎年「就職率90%台後半~100%」といった高い数値を誇るエアライン専門学校も珍しくはありません。
しかし、航空業界は依然として人気が高く、志望度の高い企業へ合格するには、やはり本人の努力や熱意が必要不可欠です。
どのようなエアライン専門学校にも、就職を強く意識している学生が多く集まってきます。
同じ業界を目指す仲間と切磋琢磨しながら学べるのは、専門学校の魅力といえるでしょう。
ただし、就職サポート体制や就職先については専門学校ごとに多少異なってくるため、自ら情報をチェックし、不明な点は各学校に問い合わせてみるとよいでしょう。
エアライン専門学校の入試、志望動機、面接
エアライン専門学校の入試
エアライン専門学校の入試は、多くの専門学校と同様に「一般入学」「推薦入学」「AO入学」などの種類が実施されています。
選考方法は書類選考のみであったり、筆記試験や面接が実施される場合もあるなど、専門学校によって異なります。
ただしAO入学は、目的意識や積極性が高い学生を対象に事前に面接等で人物評価を行う制度となっており、他の入試方法よりも早い段階で入学が決まるのが一般的です。
また、これらに加えて、意欲的で人物・学力が優秀な学生に奨学金を支給する「特待生制度」や、大学や短大などと併願する学生向けの「併願入試制度」が設けられていることがあります。
いずれの場合でも航空業界の仕事に関する専門的なことは入学後に学ぶため、そこまで難しく構える必要はありません。
しかし、将来志望する職業についての研究や、自分がこれから何を目指していきたいのかはしっかりと応えられるように準備しておきましょう。
客室乗務員やグランドスタッフなどお客さまと接する機会が多い職業を目指す場合には、とくに清潔感や誠実さなどが重視される傾向にあります。
入学試験の面接でもそうしたポイントを意識して、身だしなみや服装に気を付けるとよいでしょう。
試験が一部免除される場合も
専門学校によっては、その学校が実施するオープンキャンパスや個別相談会などのイベントに参加することで、入学試験における試験内容(面接など)が一部免除となることがあります。
志望校の入試情報については、できるだけ早めに確認しておくとよいでしょう。
エアライン専門学校の志望動機の考え方
エアライン専門学校の志望動機を考える際には、まず将来の目標を明確にしておきましょう。
専門学校では、就職に直結する実践的な知識・スキルを身につけることができるため、「こういう仕事がしたいから、この学校で学びたい」という意思を伝えるために、職業に対する熱意や意欲、なりたいと思った理由をアピールすることが大事です。
また、数あるエアライン専門学校のなかでも、なぜその学校を志望するのかについても触れたほうがよいでしょう。
学校説明会やオープンキャンパスなどのイベントに参加して何を感じたのかや、その学校で学びたいと思ったポイント(たとえば講師の特徴、学校の施設・設備、カリキュラム、研修制度、就職サポート体制など)をわかりやすくまとめていくとよいでしょう。
エアライン専門学校の面接のポイント
エアライン専門学校の面接では、志望動機や得意科目、長所・短所、部活動など、一般的なことが問われることがほとんどです。
仕事そのものに対する専門的なことは入学後に学ぶため、そこまで難しく構える必要はありません。
しかし、将来志望する職業がどのようなものであるのかは、研究しておくほうがよいでしょう。
あとは明るい笑顔で、ハキハキと答えるようにすれば良い印象を与えられるでしょう。
なお、客室乗務員やグランドスタッフなど、エアライン専門学校から目指せる航空業界の仕事では、とくに清潔感や誠実さなどが重視される傾向にあります。
入学試験の面接でもそうしたポイントを意識して、身だしなみや服装に気を付けるとよいでしょう。
志望校の入試では少なからず緊張してしまうものですが、事前に志望動機をきちんと考えておき、誠実に自分の言葉で伝えるようにすれば、熱意は面接官にも伝わるはずです。
事前準備をぬかりなく行うことで、志望校への合格を目指してください。
エアライン専門学校のオープンキャンパス
エアライン専門学校のオープンキャンパスとは
オープンキャンパスとは一般に、学校側が入学を目指す学生やその家族などに対して、施設内を公開するイベントのことをいいます。
エアライン専門学校でも大半の学校がオープンキャンパスを実施しており、入学後にどのようなことを学ぶのか、学校の雰囲気はどんなものか、施設や設備はどれくらい充実しているのかなど、パンフレットやホームページだけではわかりにくいことも目で確かめることができます。
エアライン専門学校のオープンキャンパスでは、学校説明会や個別入試相談会のほか、学内ツアー、体験入学など多様なプログラムが用意されています。
専門学校の講師や在校生とコミュニケーションがとれるチャンスにもなるため、とくに志望度の高い専門学校のオープンキャンパスには積極的に参加するとよいでしょう。
自分自身の目や耳で専門学校の魅力に触れることができれば、入試に向けた志望動機を考える際にも役立ちます。
オープンキャンパスは基本的に自由参加となりますが、専門学校によっては事前申し込みが必要な場合があるため、ホームページなどで最新情報をチェックしてください。
オープンキャンパスは、高校が夏休みになる時期に実施されることが多いとされていますが、年間を通じて複数回実施する専門学校もあります。
詳しい情報は、各専門学校のホームページなどで確認するとよいでしょう。
エアライン専門学校のオープンキャンパスの内容は?
エアライン専門学校のオープンキャンパスでは、学校内を見て回ることができるのはもちろん、さまざまなイベントが同時開催されることがあります。
・学校説明会
・個別入試相談会
・学内ツアー
・体験入学
・在校生との交流 など。
このように、オープンキャンパスでは入学後のイメージを膨らませる模擬授業を受けることができたり、入学に関しての疑問・質問をぶつけることができたりと、進学を検討している人にとってのメリットは多くあります。
また、保護者向けの説明会や相談会を開催する専門学校もあります。
自分一人で参加することはもちろんですが、同じ目標を持つ友人と、あるいは親と参加することも可能です。
オープンキャンパスの内容や目的に合わせて、一人で参加するのか、あるいは誰かと一緒に行くのか決めるとよいでしょう。
エアライン専門学校のオープンキャンパス参加の注意点・ポイント
オープンキャンパスでは、専門学校の講師や在校生と交流する機会もあります。
試験を受ける前に悪い印象を与えないよう、礼儀正しく、きちんとした対応をするように心がけたいものです。
なお、オープンキャンパス参加時の服装は基本的に自由とされていますが、高校生の場合は制服を着用して参加する人も少なくないようです。
とくに客室乗務員やグランドスタッフ志望者向けのエアライン専門学校の場合、清潔感があり、きちんとした身なりが重視される傾向にあります。
私服であっても、清楚であまり華美でない服装を選ぶのが無難でしょう。
また、当日行われるイベントは、ものによっては事前申し込みが必要な場合があります。
そうした情報をホームページなどでよく確認しておき、限られた時間を有意義に使えるようにするとよいでしょう。
オープンキャンパスへの参加は義務ではありませんが、参加するとさまざまなメリットがあります。
また、学校の雰囲気をより実感するにはもってこいの場となるでしょう。
都合がつく限り、積極的に参加してみることをおすすめします。
エアライン専門学校の口コミ・体験談
エアライン専門学校 エアライン学科卒業生の体験談・口コミ
エアライン専門学校を目指した理由
子供のころからCAになるのが夢でしたので、専門学校を選びました。
大学に行くことも考えましたが、受験をしなくてもいいことや学費が大学に比べて安いこと、またすぐに就職できること、就職がしやすいところが、魅力的でした。
エアライン専門学校で学んだこと・役に立っていること
専門学校では、資格をとるための勉強が多かったため、1年で計6つくらいの資格を取ることができました。
それは就職の際にも、転職の際にも役に立っています。
また、マナーを厳しく教えられましたが、マナーを学んだことはどこに行ってもやってて良かったと思います。
エアライン専門学校の雰囲気
エアライン学科はやはり女性が多いです。
男性の割合は1割に満たないと思います。
学生の雰囲気は女子力が高いイメージです。
意識が高いので、性格も合う合わないがはっきりしています。
また、真面目に取り組む人、そうでない人と分かれている感じでした。
エアライン専門学校で楽しかったところ
楽しかったところは、クラスがありますが、個々の能力次第でクラスが変わるので、いろいろな人と授業が受けられるところです。
クラスはありますが、エアライン学科だけでなく、違うコースの人と関わりを持つことができました。
エアライン専門学校でつらかったところ・大変だったところ
つらかったことは、2年制なので、1年しか勉強することができないところです。
1年で資格を取って、英語を学び、就職活動をするので、プレッシャーが常にかかった状態で精神的にもかなりきつかったです。
また、同期の友達とは友達のようでライバルになるので、楽しかった思い出より、つらかった思い出の方が多かったです。
エアライン専門学校の卒業後の就職先・進路
卒業をする前に先に就職してしまいました。
私を含め、エアラインで就職が決まる人がほとんどでした。
私が知る中でエアラインで就職していない人は2名くらいでした。
現在は私を含め、1年半ほどで半分以上の人が退職をしています。
やはり思っていたよりもハードでした。
エアライン専門学校卒業後の所感・メッセージ
良かったところは、就職がしやすいところです。
なりたいものがあるなら専門学校の方が時間も短縮されるのでいいと思います。
その時は大学に行っている友達をみていいなと思いましたが、後から気持ち的にも絶対楽になります。
転職する時も早いタイミングで人生の修正が効きます。
誰しも合う合わないがあると思いますので、専門学校に行ったからこれをしなくちゃいけないとかはないので、少しでも興味があることがあるなら、専門学校もとてもお勧めします。
エアライン専門学校 航空ビジネス学科卒業生の体験談・口コミ
エアライン専門学校を目指した理由
航空関係の仕事に憧れていたこと、また人が好きで接客を楽しくやりたかったことで航空関係の専門学校を選びました。
また、大学では経験できない専門的な知識が学べることも魅力でしたので専門学校への道を選択しました。
エアライン専門学校で学んだこと・役に立っていること
航空関係の仕事に必要な専門用語や知識、接遇マナーを中心とした授業内容でした。
就職後は同じように基礎知識や接遇マナーなどの教育もありましたが、専門学校での教育で基礎ができていたため、スムースに教育を受けることができました。
エアライン専門学校の雰囲気
航空ビジネス学科の男女比は半々で、女子生徒はキャビンアテンダント、グランドスタッフを目指しており、日頃から接遇マナーを意識した立ち居振る舞いを心がけていたように思います。
男子生徒はラインハンドリングスタッフ(航空機への荷物の塔降載、航空機の牽引を担当するスタッフ)や保安警備職員を目指している学生が多かったと思います。
エアライン専門学校で楽しかったところ
某航空会社で現場で使用されている予約端末機が設置されていたため、トレーニングモードで実際に予約を取る練習だったり、空港へ見学に行き、実際に働いている方たちを近くで見ることができる職場体験(見学)もありました。
貴重な経験ができたことや自身のの夢や希望がさらに大きくなるきっかけがたくさんあったことが楽しかったところです。
エアライン専門学校でつらかったところ・大変だったところ
専門学校に限ってのことではありませんが、航空会社への就職は、その当時も倍率が非常に高かったため、他の学生が持ってない資格や経験を増やすことで、少しでも良い成績をのこす努力を常に行っていました。
限られた人数しか採用されない、難関の就活をどう戦うか、いろいろ考えて実践することがつらくもあり大変なことでした。
エアライン専門学校の卒業後の就職先・進路
航空会社、保安警備保障会社、空港ビルディング、旅行会社への就職がほとんどです。
第1希望の航空会社に就職できなかった学生は、空港関連や旅行会社へのいずれかに就職できていました。
私の場合は、航空会社のグランドスタッフで採用され、しばらくは接客やコントローラー業務をしていましたが、その後運航の核となるところへ異動し、日々の運航を調整、管理する業務を行いました。
エアライン専門学校卒業後の所感・メッセージ
この学校に行けたことで、就職後の率先力は誰よりもあったように思います。
また、大学や短期大学では経験できない、より専門性の高い知識、ノウハウの習得ができたことも専門学校ならではだと思います。
また、大学卒業の方々と肩を並べて社会へ出なくてはなりませんが、社会にでれば学歴は関係ない、と私は思います。
企業にもよりますが、入社後はどれだけ自分が向上心を持って頑張れるかだと思います。
実際に私も専門卒ですが、東大、慶応、早稲田卒の方々を後輩、部下に持ち、仕事をしましたし、誰より早く出世もできました。
大切なことは、自分が将来何をしたいのか、その目標に近づくためにどのような準備が必要か、少しでも早い時期から考えておくと少し楽かもしれませんし、ワクワクすることも見つかるかもしれません。
ぜひ頑張ってください!
エアライン専門学校 エアライン科卒業生の体験談・口コミ
エアライン専門学校を目指した理由
空港のグランドスタッフに憧れていました。
当時、大学を卒業するよりも専門学校のほうが就職率が良かったため専門学校を選びました。
外国語の専門学校と迷いましたが、空港職に直結するエアラインの専門学校に決めました。
エアライン専門学校で学んだこと・役に立っていること
エアライン科ではエアライン概論、サービス・マナー接遇、話し方、一般常識、パソコン、エアラインチケット予約端末の操作、手話や英語などを学びました。
特に役に立っていることは、サービス・マナー接遇です。
人と接するときの態度や対応などを学びました。
目の不自由な人との接し方や車椅子の人への接し方の他、敬語の使い方や声のトーン、伝わりやすい話し方、笑顔についてなど細かく勉強しました。
お客様や上司、同僚も含め誰にでも失礼のない対応を自然にすることができます。
その他では英語です。
海外旅行で困ることはありませんし、英語を使う仕事に携わることもできます。
エアライン専門学校の雰囲気
私が通っていた学校のエアライン科の男女比については、全員女性でした。
雰囲気は女性だけなので華やかなほうだと思います。
空港職を目指して入学してきているので、意識が高い人が多く、就職用のエアラインメイクで登校するような人もいました。
エアライン専門学校で楽しかったところ
モックアップ実習室という飛行機内を再現教室があります。
機内アナウンスの練習やドリンクサービスの授業を行います。
イベント時には希望者は航空会社の制服を着用してのサービス実践もありました。
また、先生は元航空会社のキャビンアテンダントやグランドスタッフなので航空業界の裏話を聞くことができます。
就職用の本に書いてあるような話ではない、実際の経験談がとても面白かったです。
エアライン専門学校でつらかったところ・大変だったところ
科目によっては毎時間テストがあります。
成績に反映されるため、毎日のようにテスト勉強が必要です。
英語の授業時間が多く時間割によっては、4・5時間の日もあります。
会話だけではなく、文法、英検やTOEICの試験対策の授業もあり、予習が必要だったり、宿題もあるのでいい成績を取り立てれば家で数時間の勉強が必要です。
エアライン専門学校の卒業後の就職先・進路
航空会社(キャビンアテンダント、グランドスタッフ)はもちろん、バスガイド、新幹線のパーサー、ホテル、旅行会社などのサービス業に就く人が多数でした。
私は在学中にサービス業ではなく事務職に就きたいと思ったため、就職先の希望を変更し、英語をいかして貿易事務になりました。
エアライン専門学校卒業後の所感・メッセージ
社会人としてのマナーなどがしっかり身につく学校だと思います。
学校も先生も熱心で会社とのコネクションもあるため、多くの学生が航空会社への就職していました。
ただ、学校の所在地と空港の位置で就職が難しくなることもあると在学中に聞きました。
私が通っていた東京にある学校は成田、羽田空港とのコネクションがあるため就職に有利ですが、地方空港への就職は難しくなるということです。
東京の専門学校か地元の専門学校にするか迷っていて、地元の地方空港への勤務を考えている場合は学校の説明会などで確認すると良いと思います。
エアライン専門学校 エアライン科卒業生の体験談・口コミ
エアライン専門学校を目指した理由
高校3年生の夏までは、皆が大学に行くからという理由で大学進学を考えていました。
海外、人と触れ合うこと、英語が好きだったので、外国語学部、文学部に進学しようと思っていましたが、ふと、語学を学問として学びたいわけではないので、果たして4年間大学に通うことが私にとって最適な進路なのかという思いが湧いてきました。
そこで、英語に関係し、人と触れ合うことができるホスピタリティ業界がいいのではないかと思い、エアライン業界、観光業界の専門学校の体験入学に行ったところ、実践的な英語や、将来に直結する勉強ができるところに非常に興味を抱き、専門学校への進学を決めました。
エアライン専門学校で学んだこと・役に立っていること
社会に出て働く上で必要なことをたくさん学びました。
具体的には、現場で使える英語、顧客対応、仕事に対する心構え、努力することの素晴らしさなどです。
専門学校を卒業してから何社かで勤務していますが、専門学校で学んだ心構え、仕事との向き合い方はどの会社でも役立ちました。
どの会社でも、ありがたいことに重宝していただき、色々な仕事を任せていただくことができました。
また、実践的に学んだ英語をすぐに現場で活用し、仕事をすることができたことも大きかったです。
エアライン専門学校の雰囲気
将来に向けてやりたいことがはっきりとしていて、真面目な学生が多いです。
宿題が多く、勉強が大変なため、ついていくのが難しい学生もいますが、皆で励ましあって乗り越えています。
男女比は、学科によって異なりますが、総合的にみるとやや女子が多いと思います。
エアライン専門学校で楽しかったところ
同じ夢を持つ友人ができ、友人たちと切磋琢磨しながら勉強ができたところです。
高校までは、何か楽しいことがないかなと日々思っていたのですが、専門学校に進学してからは、毎日が忙しく、充実しており、そのようなことを思うことはありませんでした。
また、興味のある業界で働いていた先生方の現場の裏話などを聞くことができたことも楽しかったです。
エアライン専門学校でつらかったところ・大変だったところ
とにかく宿題が多く、こなしていくことが大変でした。
大学に比べると夏休みも少ないですし、2年生が始まるときには、就職活動が開始となるので、遊ぶ時間はあまりありませんでした。
ただ、そんな毎日も楽しかったので、つらいと思うことはあまりありませんでした。
エアライン専門学校の卒業後の就職先・進路
学科に関係した就職先が多かったです。
エアライン科の学生は、フライトアテンダント・グランドスタッフなど航空業界に就職する学生が多いです。
私は、エアラインもですが海外にも興味があったため、海外のホテルへ就職しました。
そのあと転職し、現在は、留学関係の業界で働いていますが、もともと好きな英語と人と触れ合うことということに関係している仕事からはぶれていません。
エアライン専門学校卒業後の所感・メッセージ
卒業してからだいぶ時間が経ってしまっているので、変わっているところもあると思いますが、先生方の学生への熱心な指導、熱い想いは変わっていません。
本気で何かを達成したい、頑張りたいと思う学生へ、全力で夢への後押しをしてくれると思います。
大学に進学し、4年をかけて色々な経験をしながら将来について考えることもいいと思いますが、やりたいことがはっきりとしているのであれば、専門学校に進学をして同じ目的意識を持った仲間たちと切磋琢磨しながら、社会に出たときに役立つ実践的な勉強をすることも選択肢の一つとしてとてもいいと思います。
私は、大学進学ではなく、専門学校への進学へ進路変更をし、頑張った2年間は、間違っていない選択だったなと今でも思います。
エアライン専門学校 グランドスタッフコース卒業生の体験談・口コミ
エアライン専門学校を目指した理由
「英語を使って空港で働きたい」という夢を叶えるため、4年間働いた職場を離れ、専門学校へ入学しました。
千葉県の専門学校を目指した理由は、空港に一番近かったこと、多くの先生が航空会社で働いた経験を持つこと、外国人講師が在籍していたことの3つでした。
エアライン専門学校で学んだこと・役に立っていること
グランドスタッフコースでは、チェックインカウンターでのお客さまへの対応の仕方はもちろん、英語での接客やクレーム対応についても学びました。
お客さまに対するノウハウを習得したことで、卒業後に就職した会社では、戸惑うことなく自然とお客さまと接することができたと感じています。
エアライン専門学校の雰囲気
男女比は9対1の割合で圧倒的に女性が多い学校でした。
また年齢も19〜22歳と非常に若く、学校全体が活気に包まれていました。
一方でキャビンアテンドを第一志望に入学された女性は、清楚な服装と落ち着いた雰囲気が印象的でした。
エアライン専門学校で楽しかったところ
成田・羽田空港の見学はもちろん、元パイロットの方を招いて行われる講義、就職活動で映えるお化粧指導などといった、航空業界に特化したイベント・授業が非常に楽しかったです。
またフィールドトリップやスポーツ大会といったイベントも多くあり、たくさんの仲間と交流できたのは今でも楽しい思い出です。
エアライン専門学校でつらかったところ・大変だったところ
専門学校に入学して大変だった時期は、2年生になってすぐに始まる就職活動の時期でした。
航空業界出身の先生によるエントリーシートの添削・面接指導が頻繁に行われるのですが、時に厳しい言葉を頂くこともありました。
しかし、そのおかげで第一希望だった企業に就職することができ、「頑張ってよかった」と心から感じることができました。
エアライン専門学校の卒業後の就職先・進路
キャビンアテンダントやグランドスタッフとして航空会社に就職するのは3割程度で、その他はホテルやエアカーゴ会社などに就職しました。
ちなみに私はグランドスタッフコースでしたが、就職担当の先生からの勧めにより、国際貨物を取り扱う会社に入社しました。
エアライン専門学校卒業後の所感・メッセージ
エアライン専門学校では、航空業界の知識はもちろん、英会話やお客さまに対する接客についても学びます。
そのため、就職活動の際は航空会社に限らず、ホテルや百貨店といったカスタマーサービスを必要とする会社でも、非常に有利になると思います。
また、先生方は、生徒の進路先に合わせてサポートしてくれるので、非常に心強い存在になるはずです。
航空業界で働きたい、接客をしたい、英語を使って仕事がしたいと考えている人にはお勧めだと思います。
エアライン専門学校 エアラインビジネス科卒業生の体験談・口コミ
エアライン専門学校を目指した理由
将来の夢はCAになることでした。
成田空港に一番近く、夢を叶え実際に働いている方が多く過ごす場所でもあったので、常に夢を追い求めやすいと思いました。
授業内容も、面接やビジネスマナーなどすぐに実践できるものが多かったです。
エアライン専門学校で学んだこと・役に立っていること
ビジネスマナー、立ち居振る舞いはとても役に立ちました。
敬語や、日本語の美しさも学ぶことができました。
ご祝儀袋や招待状の返事の書き方など普通、学校では習わないことですが、絶対に将来知っていないといけないことも教えて頂けました。
エアライン専門学校の雰囲気
雰囲気はとてもいいです。
みんな、将来のビジョンをしっかりと持っているのでお互いを高め合い、相談しながら目標に向かって切磋琢磨しておりました。
男女比は女性の方が多いですが、カーゴやグランドスタッフ、キャビンアテンダントを目指す男性もいます。
エアライン専門学校で楽しかったところ
空港見学に行き、普段入れないような飛行機の整備場や管制塔に行けました。
2週間のオーストラリアへホームステイもあり、生きた英語を肌で感じることもできました。
夏祭りでは浴衣の着付けを習い、出店を出品しより友達と仲を深めることができました。
エアライン専門学校でつらかったところ・大変だったところ
就職活動時期は、誰が内定もらった、面接通った、などを話すので焦りを感じました。
ですが、今までの親交によりピリピリする雰囲気はなく、お互いを励まし合って就職活動を乗り越えることができました。
韓国語は個人的にとても苦手で大変でした。
エアライン専門学校の卒業後の就職先・進路
私達の就職時期は丁度リーマンショックがあり大変就職しにくかったです。
ですが、その後ワーキングホリデーに行く人以外はみんな就職できました。
就職先はキャビンアテンダント、グランドスタッフ、リムジンバス、ホテル、空港保安検査所職員、カーゴなどです。
エアライン専門学校卒業後の所感・メッセージ
専門学校生は、皆明確な夢を持って入学しているので、同じ目標を持った者同士、お互いを高め合い通うことができます。
就職先もその道に詳しい先生に相談にのって頂き、面接の仕方や履歴書の書き方も丁寧に教えて頂けました。
ですが、航空会社によっては大卒から募集しているところもあるので自分が目指す職業、就職先をよく理解して考えた方がいいと思います。
この記事のまとめ
航空業界は昔から変わらず人気がある業界であり、とくに大手エアラインは相当な高倍率になることもあります。
エアライン専門学校では就職活動を成功させるためのさまざまなサポート体制がありますが、在学中は夢に向かって地道に勉強を続ける必要があるでしょう。
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