法人営業には度胸が必要
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 3.00
- 仕事内容
- 3.00
- やりがい
- 3.00
- 働きやすさ
- 3.00
- 給料・年収
- 4.00
- 休日・待遇
- 3.00
- 成長・将来性
- 3.00
- メッセージ
-
門前払いされてもへこたれないタフさ、初めての場所や人にも物怖じしない度胸があるならやってみたらいいと思います。
優しい人もいっぱいいますが嫌味を言ってくる人、こちらに非がなくても怒ってくる人もいます。
しおらしく聞きつつ、心の中では今日は何食べよっかな〜と聞き流せるくらいのメンタルがあれば大丈夫でしょう。
ないならやめたほうがいいです。
新卒の同期2人が数ヶ月でドロップアウトしました。
それでも自分の力で数字を取れたと実感したときは嬉しく、やりがいを感じられる職種です。
- 仕事内容
-
全国に支店のある信販会社にて、個品割賦の加盟店を回る法人営業。
すでに契約のある店舗を回るルート営業が主だが、新規開拓のため飛び込み営業をすることもあった。
個品割賦とは:車のローンや携帯電話の24回払いのように、商品の代金を分割で支払うもの。
当該職では宝石店や呉服店、英会話やエステなど幅広い業種を担当していた。
初めの頃は20〜30店を担当していたが、最終的には150店舗を担当した。
実際に稼働しているのは半分程度。
定期的に顔を見せて挨拶をしたり、契約書を回収したりするのが主な業務。
支店規模によるが20名前後の営業担当が勤務している。
- なるには
-
大学のキャリアセンターに求人票があったため応募した。支店直接採用だったため一回の面接(支店長と課長)と適性検査のみで採用された。
通常の新卒一括採用もしていたが、その際には選択肢に入っていなかった。
入社前にも入社後にも特に必要な資格取得はなかった。
- やりがい
-
引き継いだ店舗のうち、前任者のその前からずっと稼働せず競合他社にシェアを奪われている店舗があった。
引き継ぎ後も門前払いが続いたが毎週訪問し、担当者に会えない場合でも名刺にメッセージを書き残しアピールを続けた結果、半年後に稼働させることができた。
先輩ができなかった・しなかったことを新卒の自分が達成できたときは言葉では言い表せないくらい嬉しかった。
ほかにも競合とのパイ争いが厳しい先にはフォローを欠かさず、取引が減ってしまう!と危機感を覚えた際には急いで駆け付けた。
先方は怒っていたが「そんなに汗だくになって来てくれたんならもういいよ」と取引継続してもらえたときは営業の力を実感した。
- つらいこと
-
しょせん信販会社の営業なのでその程度の扱いを受けることに慣れてしまう。
たぶん長い間続けていると気が強くなってしまう。
毎日ではないけれど、落ち込むようなことを営業先から言われることは覚悟したほうがいいです。
- 向いてる人
-
人と話すことが好きな人、初めての場所や人に抵抗がない人が向いている。
意図せず悪意を向けられても受け流すことができるメンタルの強さがあると安心。
同業他社の営業も同じように回っているし、同一社内でも引き継ぎで担当はコロコロ変わるので、見た目や名前にインパクトがある人だと覚えてもらいやすい。
- 志望理由
-
金融機関を志望し信用金庫や地方銀行を受けていたが全部落ちたため、卒業式直前にキャリアセンターで見つけた求人に飛びついた。
大学時代に別の信販会社でアルバイトをしていたので多少の予備知識はあったし、縁を感じた。
- 働きやすさ
-
ノルマはないと聞いて入社したが、目標という実質ノルマが存在しており達成しないと毎月の会議にてみんなの前で詰められる。
そのような環境のためか、営業みんな気が強くギスギスした空気があった。
女性は少なく、いるのは独身のオールドミスがほとんど。
- 給料・年収
-
・新卒一般職、賞与込みで年収400万程度
・月2万円の営業手当あり
・難関資格を取ると取得時に10万円〜支給
・総合職は数年で転居を伴う転勤あり
・一般職は転居なし転勤ありとなっているが実際にはよっぽどのことがない限り転勤なし
・ベネフィットは利用可能だったと思う - 休日・待遇
-
求人票には土日休みと書かれていたが、実際は加盟店が営業している土日のいずれかに出勤する営業がほとんどだった。(平日に代休あり)
夏休みなどの連休はバラバラに交代で取る方式。その間の仕事は事細かに引き継ぎする上に、休みの間でも私用携帯に電話があるかもしれないので休んだ気がしない。
- 就職・転職
-
志望動機や通勤方法などを聞かれた。
運転免許の有無を尋ねられペーパードライバーだと答えると、それ用の教習が受けられるなど説明を受けた。
2年で退職したのは結婚がきっかけ。
通勤時間が長く、相手の転勤があるかもしれないので家に近い場所でメーカーに転職した。
- 恋愛・結婚
-
職場結婚している人もいますが、女性側は寿退社してしまう人がほとんどのよう。
子連れ再婚後に営業をしている女性はいたが一人だけ。
歩き回るので妊娠中にできる仕事ではないと思う。
また定時で帰ると嫌味を言われるので勤務時間は長くなり家事との両立は難しいと推測する。
- 成長・将来性
-
以前は紙の契約書を使用していたのでそれを回収するついでに世間話をするような訪問動機があったが、電子化が進みその必要はなくなっていきつつある。支店の数も以前よりは減った。
しかしながら定期訪問することでシェア向上や新規開拓につながるため縮小はされても完全にはなくならない職種だと言える。