冒険家の現状と将来性

冒険家のフィールドは深海や宇宙へも広がる

人類の長い歴史の中で、数多くの冒険家といわれる人たちが前人未到の場所へ出かけ、さまざまなチャレンジを行ってきました。

いまや、地球の表面上で誰も足を踏み入れたことのない土地は、もうほとんどないといわれています。

数千メートル級の山岳地帯も、南極・北極も探索が進んでおり、かつては謎とされてきたことの数々が解明されています。

今後は深海、海中や水中を含む深い洞窟、あるいは密林の奥地など、まだあまり探索が進んでいないとされる場所へ積極的に訪れようとする冒険家が出てくるだろうと考えられています。

また、冒険家は雄大な自然を相手に、誰もやったことのないパフォーマンスをすることに価値を置く面も大きいです。

これからも、人々が想像もしないことに挑戦し、世の中を驚かせる冒険家が登場してくるものと思われます。

なお、広い意味で考えれば、地球外、つまり宇宙へ飛び立つ宇宙飛行士も冒険家といえるでしょう。

宇宙の探検は国家レベルでのプロジェクトになりますが、冒険家の活躍のフィールドは時代とともに広がりつつあります。

安定を求める人には向いていない

夢とロマンあふれる生き方ができる冒険家ですが、「真の冒険家」として活躍できる人は限られています。

並の体力や精神力では、とても冒険を続けることはできません。ましてやあえて危険の中に飛び込み、命を失うリスクを背負ってでも冒険に出たいと考える人は、決して多くないはずです。

また、どれだけ私たちが冒険家に憧れのまなざしを向けたとしても、この先、冒険家が安定して稼げるような職業に変わっていくといったことは考えにくいでしょう。

それだけ、冒険家は人々にとって特殊な存在だといえます。

人からどう思わようと、お金が稼げなかろうと、それでも冒険家になりたい。そんな風に考える人は、それだけ強い信念と覚悟を持っているのです。