探偵に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
どのような職業でもそうですが、探偵を志すにあたって気になるのは、自分が探偵に向いているのかということでしょう。
本記事では、探偵に向いている性格や必要なスキル、反対に向いていないのはどんな人かを紹介します。
探偵に向いている性格・適性
コミュニケーション能力
探偵は調査でも多くの人々に会う仕事です。
聞き込みなどで情報を得ることもありますし、チームプレイで問題を解決することもあるためコミュニケーション能力が必要です。
たとえ怪しまれたり不審な人物だと誤解を受けたりしたときでも、社交性とコミュニケーション能力があれば、相手からも信頼されるでしょう。
集中力がある
探偵は長時間の尾行や張り込み、長期間にわたる調査など集中力がなくてはできない業務も多くあります。
集中力が途切れないように気分転換をしたり、気持ちの切り替えがうまかったりする人も探偵に向いているといえます。
コツコツと努力ができる
探偵は地道な調査の繰り返しです。
たとえ結果が出ない場合でも、毎日繰り返し調査を続けなければなりません。
こういった地味な作業に向き合い努力を重ねることができる人は探偵に向いています。
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探偵に必要なスキル・能力
体力
長時間の尾行や待機も探偵の仕事です。
寒い季節や酷暑日に屋外で待機したり、予想外の動きをする対象者を長時間尾行しなければならなかったりします。
調査相手によっては真夜中や早朝から動くこともあります。
こういった業務に耐えうる体力が求められます。
観察力・洞察力
観察力や洞察力のある探偵は、些細な動きや少しの変化にも気がつくことができるため、問題を解決に導きやすくなります。
また、相手の行動を見過ごさないことは、尾行や張り込みの基本です。
高い観察力や洞察力、対象者にそれを悟らせない能力が探偵には求められます。
度胸
探偵の仕事では、場合によって人とトラブルになったり、ぶつかりあったりします。
調査によっては法律的なグレーゾーンに足を踏み入れなければならないケースもありますし、好意的な相手とばかり仕事ができるわけではありませんから、ときには度胸も必要です。
探偵に向いていないのはどんな人?
探偵に向いていない人としては、まず特殊な風貌であることがあげられます。
相手にすぐ顔や見た目を覚えられてしまうような印象の強い人は、尾行や張り込みをする探偵としては不向きです。
相手にあまり印象を残さないような、できるだけ目立たず地味な風貌の人が求められます。
また、探偵はその場の状況や調査内容によって臨機応変に対応する仕事です。
マニュアル通りの仕事がしたい人やルーチンワークがしたいという人、自分のペースで仕事がしたい人には不向きでしょう。
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探偵の適性のまとめ
探偵に向いているのは、コミュニケーション能力・集中力が高く、コツコツと努力できる人です。
また、体力に自信がある人や鋭い観察力・洞察力がある人も向いているといえます。
尾行や張り込みなどをするにあたって、目立つ風貌の人は向きません。また、臨機応変な対応を求められる探偵業には、マニュアル通りに働きたい人は向かないでしょう。