レコーディングエンジニアの年収はいくら? 給料についてくわしく解説
レコーディングエンジニアの平均年収・給料の統計データ
レコーディングエンジニアの平均年収・月収・ボーナス
会社員のレコーディングエンジニアの給料は会社の規模や経営状態によって異なりますが、大手レコード会社の場合は平均年収が600万円から800万円だといわれています。
レコーディングエンジニアは、自分の実力次第でどんどん仕事の依頼が来るようになります。
努力次第では給料アップを目指すことも可能で、有名アーティストに腕を認められフリーランスへ転向したレコーディングエンジニアの場合、1日に数十万円になることもあるようです。
レコーディングエンジニアの手取りの平均月収・年収・ボーナスは
求人データから、一般的なレコーディングエンジニアの平均年収を500万円と仮定すると、月々の総支給額は41万円ほどとなります。
日本人の平均年収が420万円ほどであると考えると、高めであるといえるでしょう。
ただし、レコーディングエンジニアは出来高制としているところも多く、仕事がなければ収入はゼロになってしまうという不安定な部分もあります。
安定してこの収入が毎月得られるわけではないことを知っておきましょう。
レコーディングエンジニアの初任給はどれくらい?
アシスタントエンジニアの初任給は、正社員や契約社員の場合、月収15万円から18万円と一般の会社員より若干低いくらいでしょう。
24時間体制のレコーディングスタジオなどでは、アシスタントの雇用形態はアルバイトのみというところも多く、時給の相場は850円〜と、一般的なアルバイトよりも低めという厳しい現状です。
アシスタントで下積みをする期間は人によって異なりますが、勤務年数が長くなり、こなせる業務が増えるほど給料は上がっていきます。
レコーディングエンジニアの福利厚生の特徴は?
レコーディングエンジニアは個人事業主と同じ扱いになるため、一般的な福利厚生は得られないことも多いです。
アシスタントのうちは、たとえスタジオや企業に雇われていたとしても、一般企業のような福利厚生がないことも多いためしっかりと確認しておくことが必要です。
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レコーディングエンジニアの給料・年収の特徴
アシスタントからコツコツとキャリアを積み、晴れてレコーディングエンジニアとして一人立ちすることができると、給料は大きくアップすることが多いようです。
レコーディングスタジオやレコード制作会社の場合、その規模や経営状態によって給料は異なりますが、大手レコード会社の場合は平均年収が600〜800万円だといわれており、なかなかの高収入が見込めるでしょう。
さらにキャリアを積み、チーフなどの役職がつくと収入は上がっていきます。
レコーディングエンジニアの正社員以外の給料・年収
フリーランス
有名アーティストに腕を認められたレコーディングエンジニアの中には、独立してフリーランスへ転向する人がいます。
給料はその人の実力や仕事内容、依頼するアーティストのレベルにより異なりますが、1日に数十万円の報酬になることもあるようです。
アマチュアの場合
レコーディングやミキシングには、プロのアーティストを目指す人がデモテープを作ったり、イベントや結婚式などで使われる演奏を録音したりといった単発のニーズもあります。
潤沢な予算がある場合はレコーディングスタジオに入り、プロのレコーディングエンジニアに依頼をすればいいのですが、予算を抑えたい場合は機材を持っている知り合いに頼むというのもよくあることです。
こうした依頼を受け、アシスタントエンジニアなどが仕事をした場合、内容により1本5千円〜3万円と幅はありますが、よいアルバイトになるようです。
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レコーディングエンジニアが収入を上げるためには?
レコーディングエンジニアが収入を上げるには、とにかく実力をつけて仕事の量を増やすことです。
音楽業界は実力主義のため、一般的なサラリーマンのように勤続すれば給料が上がるというわけではありません。
アシスタントからレコーディングエンジニアになるには下積み期間が必要ですが、それを過ぎれば自分の力だけで勝負をしなくてはなりません。
それにはアシスタントのうちからこつこつと勉強したり、人脈を広げたりしてしっかりと土台を作っておくことが大切です。