樹木医の1日のスケジュール・生活スタイル

樹木医の業務スケジュール

樹木医の就労体系

樹木医のほとんどは専業ではなく他に仕事をしており、樹木医は本業を充実させるための資格として取得している人がほとんどです。

そのため、一言で樹木医といってもそれぞれの活動スタイルは異なり、勤務体系は雇用される企業の就労体系によって変わります。

樹木医は基本的には屋外での作業なので、日が出ている間に診断や処置を行うという部分は共通です。

時間にすると9時~18時ほどが一般的ですが、診断や調査で得られた情報を基に治療計画書や見積もり書などの書類の作成など事務仕事がある場合はこの後に行います。

樹木医の休み

樹木医の休日は、業務時間と同様に勤務している会社によって異なります。

たいていは普通の会社員と同じように土日あるいは日曜日、祝祭日が休日であることが多いようです。

長期の休暇も撮ることができます。

休みの日には勉強をかねて、天然記念物などに指定されている巨樹・古木などを見に行ったり、公園木の観察などをしたりすることもあります。

また、参考となる図書を探すなど座学での勉強もバランスよく行うことで樹木医としてのスキルアップにつなげている人もいます。

年末・年度末が繁忙期

樹木医の仕事がとくに忙しい時期は、年末年始と3月の年度末です。

年末の大掃除の時期に、庭の手入れと平行して診断を依頼したり、春に向けた年度末の手入れの際に病気に気がつき診断を依頼したりする人が多いのです。

この時期以外は、1年を通して比較的仕事量は均等です。

ただ、樹木の生長が盛んな夏場は、仕事が少なくなる傾向にあります。

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樹木医で働く樹木医の1日

樹木医として働く場合、1日で仕事が完結することは少なく、数日にわたって診察から治療までを行います。

ときには1カ月以上もかかる場合もあり、長期にわたって同じ場所に通い仕事をする場合もあります。

初日

9:00 現場入り
樹木の所有者へのあいさつをして、現場に入ります。
樹木の調査・診察をし、その後周辺環境の確認などを行います。
調査した内容をまとめ、診断書を作成します。
12:00 昼食
13:00
引き続き診断書の作成をします。
必要な部分は写真撮影をし、市長として添付します。
調査の目処が付くと、片付けをして現場を後にします。
17:00
日が暮れると事務所へ戻り、事務仕事や次の日の準備等をします。
20:30 仕事終了・帰宅

2日目

9:00 出勤
作成した診断書に基づき、事務所の資料や機器を使いながら、今後行う精密調査の準備を行います。
また、治療計画などの処置方法を検討していきます。
12:00 昼食
13:00
調査や治療のための見積もり等書類の作成をし、依頼主との打ち合わせをします。
依頼主の希望を踏まえ、予算に合わせた治療・処置計画の作成を検討します。
20:00 仕事終了・帰宅

3日目

9:00 現場入り
あらかじめ検討しておいた治療を行ったり、処置を施したりしていきます。
手を加えた部分は写真を撮るなどして記録に残しておきます。
12:00 昼食
13:00
引き続き治療や処置を行い、終わると片付けをして事務所に戻ります。
17:00 事務所へ戻る
行った治療や処置をまとめて報告書を作成、経過観察についての計画をたてておきます。
事務仕事や翌日の準備が終わると帰宅します。
20:30帰宅