「音楽」に関連する仕事の種類(20選)

楽しいとき、悲しいとき…ふと、お気に入りの音楽を聴きたくなる瞬間がありますよね。音楽は人の心を勇気づけたり、リラックスさせるパワーを秘めています。

さて今回は、音楽に関わることができるさまざまな職業をご紹介していきましょう。

音楽を作る仕事

音楽の仕事といえば、真っ先に思いつくのが「ミュージシャン」。歌をうたったり、ギターやドラムなどを演奏したりして、観客に感動を与えます。

また「DJ」として、クラブや野外ライブなどで活動する人もいます。

ミュージシャンのおもな収入源はCDの売上やライブの動員、メディア出演などですが、何億も稼ぐような売れっ子は一握り。成功するためには努力や実力だけでなく業界とのつながりや運も必要なので、安定して食べていけるようになるのは決して楽な道ではありません。

でも、演奏技術や楽器の知識があれば人に教えることもできます。現役ミュージシャンや元ミュージシャンが、音楽の専門学校やスクールで「楽器講師」としても活躍するのはよくある話です。

また、自分では演奏しなくとも、他の人に曲や歌を提供する「作曲家」や「作詞家」、曲のアレンジをする「編曲家」、CDを作る際に音のバランス等を整える技術者「レコーディング・エンジニア」など、ミュージシャンを支える仕事をしている人もたくさんいます。

楽器の管理や修理をする仕事

ミュージシャンにとって、もはや楽器は自分の一部といえる大切なものです。楽器を作る人は「クラフトマン(楽器職人)」と呼ばれます。

多くの楽器は木や金属を使ってデリケートにできており、作るには専門的な技術も必要なので、専門学校やプロの弟子になって学ぶ人が多いです。

また、楽器は使っているうちに故障することもあるため、定期的なメンテナンスが大切です。不具合箇所を見つけて修理する「リペアマン」や、ピアノの微妙な音程の狂いをプロの技で直す「ピアノ調律師」なども専門スキルを必要とします。

ライブ会場やコンサートホールで、楽器の移動や搬入・搬出、メンテナンス、チューニングなどを専門的に行う「ローディー」も必須の存在です。

ミュージシャンに直接くっついて全国を回ることもあり、楽器の専門知識に加え、周りから信頼されうるだけの人柄が求められます。

音楽ビジネスに関わる仕事

素晴らしい音楽を世の中に広めるには、ミュージシャンをサポートする人も欠かせません。

見込みのあるミュージシャンを自社に所属させて活動の手助けをしたり、プロモーション活動を行ったりする「レコード会社スタッフ」や、ミュージシャンのスケジュール管理や対外交渉などを行う「マネージャー」は、コミュニケーション能力の高い人や時間を守ってテキパキと動ける人が向いています。

また、最新のミュージシャンや自分で良いと感じる音楽について、雑誌やインターネットを使ってわかりやすく紹介する「音楽ライター」や「音楽評論家」もいます。

コンサートやライブイベントを成功させるためにも、多くの人が動いています。まず、コンサート企画や運営を行う「コンサートプロモーター」。

また、演奏中の音がきちんとバランスよく聴こえるためにコントロールする「PA」や、舞台を美しく見せるための「美術スタッフ」や「照明スタッフ」、そしてそれら多くの裏方スタッフをまとめる「舞台監督」など、たくさんの仕事があります。

音楽に関連する職業をザッと挙げても、これだけたくさんのものがあります。中には自分で演奏活動をしながらレコード会社に勤めたり、ライブのイベント企画をする人もいます。あなたらしい音楽との関わり方を見つけてみてくださいね。

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