保健学科看護学専攻を目指した理由
母親が医学部を卒業し研究職についていました。
自分も漠然と医療という分野に興味があり、幼い頃病院で看護師さんにお世話になる機会があり、その頃から看護師という職業に憧れを抱いていました。
そのため看護師を目指すことにし、地元の大学の看護科を受験することにしました。
保健学科看護学専攻で学んだこと・役に立っていること
医学部保健学科看護学専攻では、4年間で正看護師、保健師、助産師の免許を取得することができました。
1年目は医学の授業以外にも教養、ドイツ語、フランス語などを学びました。
2年目からは具体的に循環器、呼吸器、成人看護、小児看護、老人看護、地域保健学など専門的な内容を学んでいき、本格的な実習が3年目から始まりました。
実習は付属の大学病院の科を2週間ごとに回ります。
患者さんの清拭など身の回りの世話や護送などをし、15時の実習終了後にはカンファレンスを行い家に帰ってからはレポートを作成しました。
4年目は国試の勉強をしますが、私は助産学も専攻していたため、助産の授業と実習を秋まで行いました。
実習はお産を10例取らなければならなかったので、お産が始まる前に病院から電話をもらい、病院に駆けつけお産につかせてもらっていました。
国家試験を三つ受けなければならなかったので最後の数ヶ月は夜遅くまで勉強しました。
実習や勉強は大変でしたが、学んだことが直結する職業なので学生時代に頑張って良かったと思います。
保健学科看護学専攻の雰囲気
医学部保健学科看護学専攻は70名在籍しており、9割女性でした。
男性は4名いました。
皆看護師、保健師、助産師を目指しながらも部活やクラブ活動もやり、学生生活を楽しんでいたように思います。
仲が良く実習のグループになった仲間は心強く今でも連絡を取ったりしています。
保健学科看護学専攻の楽しかったところ
中間テストや期末テストの際は先輩からもらった過去問をみんなで解いたりしました。
実習が終わると必ず打ち上げをし慰労し合いました。
先生が参加することもありました。
何よりつらかった実習や国家試験の勉強をみんなで助け合いながら乗り越えることができたことが楽しく今でもかけがえのない思い出となっています。
保健学科看護学専攻のつらかった・大変だったところ
重複しますが、専門職でもあり、実習が本当に大変でした。
1年未満で病院、老健施設、保健センター、介護施設などを回り、患者様の看護計画の立案、実施、評価を行い発表の準備などに日々追われていました。
寝不足の日々が続き心身共に大変でした。
私は3つの国家資格を取得する目標を持っており、保健師、助産師に将来なるにしても看護師免許の取得は必須条件でありプレッシャーでもありました。
保健学科看護学専攻の卒業後の就職先・進路
卒業後は付属の大学病院に就職するメンバーが3分の1、あとは福岡や東京と行った都会先の大きい病院に就職していました。
養護教諭になるメンバーや保健師になるメンバーは公務員試験も合わせて受けていました。
助産師になるメンバーは地元の有名な産婦人科病院に就職していました。
卒業後の所感・メッセージ
みんなで助け合いながら楽しく学生生活を送ることができました。
同じ目標を目指して一致団結して頑張ることができました。
教授も親身になって相談に乗ってくださりました。
他の学部と違って卒論がないのが楽でオススメな点でもあります。
ぜひ高い志を持って頑張ってください。