クラブDJの1日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
クラブDJの業務スケジュール
クラブDJには、さまざまな仕事のスタイルがあります。
フリーランスで活動しながらクラブイベントに参加することをメインにしているDJもいれば、飲食店などの店舗と専属契約をして定時で働いているDJもいます。
いずれの場合もDJの仕事は夜行うことが多いので、昼の間に新譜をチェックしたり使用する曲を選んだり主催者と打ち合わせをしたり、という作業をしておきます。
ここでは、週末のイベントでピークタイムといったメインDJと、他の仕事を掛け持ちながら、金曜日に店舗でDJをする場合との二つのパターンにわけ、1日の流れを紹介します。
20代で正社員への就職・転職
クラブで働くフリーランスDJの1日
店舗での専属(兼業)DJの1日
20代で正社員への就職・転職
クラブDJの勤務時間・休日
クラブDJの勤務時間
クラブDJの勤務スタイルは不規則です。
飲食店やクラブなどの専属のDJの場合は、その店舗の営業時間が勤務時間であり、店舗の休業日が休日になります。
フリーランスのDJの場合は決まった勤務時間や休日ありません。
どのようなイベントに参加するかを決めるのは自分自身なので、それによって平日に働くことになったり土日に働くことになったりするでしょう。
イベントであれば自分のプレイ時間以外は拘束されませんし、イベントは夜に行われたりすることが一般的なので日中は自由に過ごすことができます。
ただし朝型までのイベントも珍しくないため、必然的に夜型の生活スタイルとなってしまいます。
クラブDJの休日
一般的にいうと、やはり飲食店でのパーティやクラブイベントは、オーディエンスを多く集めることができる平日の夜や土日祝日に行われることが一般的です。
このためDJの多くが、深夜や土日祝日に働き、それ以外のときに休みを取っています。
地方のイベントに参加するDJの場合は、週末ごとに遠方に出かけることになるため非常に忙しい生活を送ることになります。
なかには「DJを始めてから週末に休んだことがない」という人もいます。
DJをめざすのであれば、世間の人たちが休むときこそが稼ぎどきとなることを覚悟しておくことが必要でしょう。
クラブDJの残業時間
クラブDJには残業はほとんどありません。
イベントや店舗の営業時間があらかじめ決められているため、時間がきてお客さまがいなくなると、自分も仕事が終わりです。
クラブDJは忙しい? 激務?
DJの仕事だけで生活するのは一握りの人だけで、DJの仕事だけで激務となる人はほぼいません。
しかし、クラブDJのほとんどは仕事を掛け持ちしているため、そのやりくりが難しい人も大勢いるようです。
平日はアルバイトなど別の仕事をし、夜はDJをするといったかなりハードな日々を過ごしている人も少なくありません。
DJの仕事は夜間あることが大半のため、どうしても深夜までの仕事となり生活が不規則になる、また夜型になってしまうという人もいます。
クラブDJの休日の過ごし方
休日も仕事から離れない
クラブDJは、休日だからといってのんびり過ごせるとは限りません。
DJの仕事は、たくさんの音楽を知っていることや音源を持っていることが何よりも大切なので、イベントがない日にこのような仕込みを行わなければいけないのです。
レコードショップに足を運んで中古のレコードを手に入れたり、CDの新譜を視聴したり、インターネット上で音源を購入したりという作業に精を出すことになります。
近年ではPCでDJをする人も多く、休日などの空き時間で曲を自分好みの尺やリズムに調整したりしているようです。
この世界で思いきり楽しみたい!という人にとっては、音楽にどっぷりと浸かった充実した生活を送ることができるでしょう。
他のイベントに足を運ぶ
DJは人脈を広げることも大切な仕事のひとつです。
1度でも自分のイベントに来てもらっていれば、こちらも顔を出すのが礼儀とされており、知り合いのDJやミュージシャンのイベントに積極的に顔を出し、そこで新たな知り合いを作って営業につなげていきます。
一般的に想像されているよりも、DJは義理人情を重んじる業界といわれていて、休日といっても完全に仕事と離れるのは難しいのが現状です。