ウエディング業界は華やかに見えるが人間関係が複雑な業界
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 2.00
- 仕事内容
- 2.50
- やりがい
- 3.00
- 働きやすさ
- 2.50
- 給料・年収
- 2.00
- 休日・待遇
- 2.00
- 成長・将来性
- 2.00
- メッセージ
-
自分のことよりもお客様優先、仕事優先で考えられるかたが向いていると思います。
華やかに見えるかもしれませんが女性の多い環境ですと派閥が存在しがちです。
また、休暇日にも連絡が入るため心身ともに疲弊しがちです。
一生に一度のお祝い事のお手伝いができる喜びの反面、責任感とプレッシャー、それに伴うお客様や上司との人間関係がとても難しいです。
プランナーとして担当のお客様を持つのとアシスタントとして担当ではなく当日だけの業務になるかで、思い入れも変わってくる仕事ではあります。
- 仕事内容
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全国展開 本社都内
平日はレストラン経営、土日祝日でレストランウエディングを行っています。アシスタントプランナーの仕事としては式の前日(開催週)から準備が始まります。
担当プランナーから当日へ向けた申し送りを受けます。
その内容から自分の当日の動きを把握し、シミュレーションを考えます。
主にプランナーの手の回らないところのアシストになるので最悪の事態を考えておく必要があります。
前日に新郎新婦、親族の控室のセットを行う。
当日は新郎新婦よりも先に会場入りが必要なため始発出社が多いです。
出社後控室の最終確認と会場最終掃除。
そこから新郎新婦親族のお出迎え。
受付や余興担当者への説明やリハーサルの同行。
ご親族様への運びの説明。
プランナーから緊急で出される指示への対応。
会場スタッフへの最終申し送り。
式中は時間通りに式が運ぶように遅れているサービスへのヘルプ。
式後は新郎新婦への食事提供や2次会会場へ運ぶ荷物の整理の手伝い。
次に行われる式へのドンテン作業。
新郎新婦を2次会へお見送りして荷物の郵送手配を行い完了。
基本的に1日に2回分の式を行います。
- なるには
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資格は不要です。
フレンチレストランだったため、メニューや社内用語がフランス語だったため入社後にフランス語の辞書を買いました。
ウエディング関連に関しては言葉遣いさえできていれば資格はいらないでしょう。
専門学校卒のため秘書検定やウエディングアシスタントコーディネーター資格、レストランサービス検定は取得していました。
どれも1,2か月勉強すれば取得は可能かと思います。
- やりがい
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やりがいはやはり幸せな瞬間に立ち会えることです。
おふたりはもちろん、ご親族や友人様の楽しそうなお顔が見れることが喜びです。
アシスタントであるため、当日しかお手伝いをすることはないですが、ご親族や新郎新婦様にお礼を言われることも多く、無事に式が結ばれる瞬間は達成感しかありません。
無事に終わった。それが何よりです。
お手当をいただくこともありますし、ハネムーン後のお土産をいただいたこともあります。
担当プランナーによっては後日の新郎新婦とのランチへのお誘いもいただき、お客さまと長い関係を築くことができる場合もあります。
- つらいこと
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失敗が許されない環境ですのでプレッシャーがあります。
視野を広く行動する必要があるので、神経もすり減ります。
そこへ人間関係もかかわってくるので鬱になりやすい方はお勧めできません。
ほとんどの社員が鬱や適応障害で退職している業界です。
- 向いてる人
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【向かない人】
仕事とプライベートを分けたい人。収入が必要な人。【向いている人】
仕事が生きがいの人。収入よりもやりがい重視の人。
→サービス業ですから自分への利益よりも相手の幸せを重視できる人が向いています。 - 志望理由
-
人と関わることが好きだったため、接客としての最上位であるウエディング業界を志望していました。
専門学校を通じて紹介された会社です。
実際に働いてみてあまりにひどい環境でしたので退職時に専門学校に話をして、それ以降応募はされていなかったようです。
- 働きやすさ
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プランナー職は女性だけです。
ですが女性だけだからこそ、派閥がありました。
誰にいい顔をするかで職場での生き方が変わります。
また、男性社員と仲良くすると女性社員からの嫌がらせがエスカレートするので注意が必要です。
- 給料・年収
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20代前半で手取り21万でした。会社としてはブラック企業でした。
式のある日は15時間以上勤務休憩なしが当然でしたが、労働基準法に引っかかるため
タイムカードを取り上げられ、虚偽申告されていました。
退職を決めてからはタイムカードをこっそり奪い取り、打刻を行ったため手取り32万程でした。
平日のレストランはアイドルタイムがあるので2時間ほど休憩は取れる時が多いですが、新入社員ほど電話番をする必要があるので休めません。
- 休日・待遇
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バランスは取れません。定休日+シフト休です。
有給休暇は取得した覚えがありません。
勝手に本社へ申請されていたのでしょう。
社会保険の加入はありますが、退職申し出と同時に没収されて驚きました。
喪失届が送られてこず転職の際困りました。
- 就職・転職
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面接は書類選考後、役員5名に対して1人での面接でした。
基本的に質問者は1人。時々社長が返答に対してさらに質問を重ねてくる感じでした。
合格理由は会場への到着が早かったことと、終始笑顔で応対していたことと言われました。接客業ですので愛嬌を見られていたのだと思います。
退職理由は待遇と職場環境です。
タイムカードの勝手な偽装や休日も関係なく連絡をしてくる、休憩中も電話番や事務作業などで休めない。
男性社員は殴り合い、社内での盗難事件(先輩社員へ相談したがよくあるとのことで警察への届け出もさせてもらえなかった)等。
最近は店舗へ移転も相次いでいるようなのでいつまでこの会社があるのかは不明です。
- 恋愛・結婚
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社内恋愛が多い業界だと思います。
基本的に結婚する人たちがお客様ですので出会いは社内しかありません。
また、昔ながらの考え方も多く、社内結婚の場合立場の低いほうが退職させられることもあります。
産休制度をうたっていても取得する社員のほうが少ないです。
- 成長・将来性
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成長は感じられません。
華やかに見えた世界の裏はこんなにも残酷なのだと知った程度です。
自分が式を挙げる際もスタッフは裏でつらい思いをしているのかと思うと結婚式に対する印象が悪くなりました。
それなら式を挙げないほうがましだと思います。