牧師の1日

牧師は、プロテスタント教会の教職者。平日を中心に牧師の1日の活動を紹介します。

1日の流れ

5:30

起床

6:00 早天祈祷会

月曜日〜土曜日に実施します。祈祷会とは、教会や、信者とその家族などの抱える問題が解決するよう会の参加者全員で祈る場です。

合わせてデボーション(聖書や祈りなどから神を見出す)で得たことの分かち合いを行う教会もあります。

7:00 朝食

家族のいる牧師にとっては、家族との貴重なコミュニケーションの時間です。

8:00 次の予定の準備

とくに予定がない日は事務処理。収入を補うために、平日はアルバイトに出掛け、週末に牧師として活動するケースもあります。

11:00 聖書研究会など

曜日によっては祈祷会、牧師によるカウンセリングなどを行います。

12:00

昼食

13:00 家庭集会など

家庭集会とは、個人宅で主に教会や聖書慣れしていない人を対象に、牧師が教会や聖書について話しをする会です。

ホームレスやアルコール中毒患者の救済・支援活動をしたりする牧師も多くいます。

19:00

夕食

20:00 自由時間

日曜礼拝での説教や自らの研鑽のために聖書に目を通すほか、事務処理の続き、教会のホームページ、ブログ、ツイッターなどの更新作業を行います。

22:00 デボーション

毎日、聖書を読み、祈りを捧げる「デボーション」を通じ、神との出会いを重ねます。

22:30

就寝

ノリのいい音楽、みんなで囲む食卓で、肩のこらない礼拝

礼拝は、毎週日曜日、午前と午後の2回行われることが多いようです。

子どもや外国人を対象にした礼拝の他に、教会によってはゴスペル礼拝を行ったり、礼拝の後に、牧師と信者がいっしょに取る食事「愛餐(あいさん)」を提供したりしています。

ノリのいい音楽、みんなで囲む和やかな食卓。肩のこらない礼拝の様子から、牧師と信者に上下関係がないプロテスタント教会の特長が感じられます。

牧師の家族の負担は大きい

多くの牧師にとって、家族はなくてはならない存在です。

通常、プロテスタントでは、牧師は、結婚が許されていますし、女性牧師を認める教派もありますので、大半の牧師は家族持ちです。

牧師の配偶者、中でも牧師の妻は、自らの収入で家計を支えたり、手作りの愛餐を準備したり、ブログ更新を担当したりするなど、影で牧師の活動を支えます。それだけに、負担が大きいともいえます。

一般に、月曜日が牧師の休日。牧師は週末やクリスマスなどには休めませんから、子どもの運動会に参加したり、家族水入らずでクリスマスを楽しむのは難しいです。

「牧師の妻(夫)」、「父親(母親)が牧師」というだけで配偶者や子どもが周囲から色眼鏡で見られたり、心ない扱いを受けたりすることもあるようです。

多くの先輩牧師たちは、こまめなコミュニケーションで、家族の本音をきちんと把握し、問題があれば家族みんなで力を合わせて対応し、一層、家族の結束力を強めています。