日本の有名な冒険家

冒険家というと、世界を股にかけて活躍するイメージがあるかもしれませんが、日本人としてもこれまで何人もの冒険家たちが数々の偉業を成し遂げています。

ここでは、とくに有名な日本人冒険家の一部を紹介します。

植村 直己(うえむら なおみ)

1941年2月12日生まれ、兵庫県出身の登山家、冒険家。

世界初の5大陸山岳の最高峰登頂者として知られています。また、犬ぞりを使った単独での北極点初到達、初のグリーンランド縦断など数々の偉業を成し遂げました。

1984年2月12日、43歳の誕生日に世界初のマッキンリー冬期単独登頂を果たしましたが、翌日の交信を境に連絡が取れなくなり、捜索されるも見つからず、死亡と認定されました。

同年の4月19日には、国民栄誉賞を受賞しています。

堀江 謙一(ほりえ けんいち)

1938年9月8日生まれ、大阪市出身の海洋冒険家。

1962年、小型ヨットでの太平洋単独横断航海(西宮〜サンフランシスコ間)に成功。

当時はヨットによる出国例がなく、不法出航という形をとっての挑戦に注目が集まりました。

その後も、自転車でのアメリカ一周、世界最小(全長2.8メートル)のヨット「ミニマーメイド号」でサンフランシスコ〜西宮間を航海、足漕ぎボートでのハワイ〜沖縄間の航海など、ユニークな冒険を続けています。

航海記『太平洋ひとりぼっち』はベストセラーとなり、石原裕次郎の主演で映画化されています。

三浦 雄一郎(みうら ゆういちろう)

1932年10月12日生まれ、青森県出身の登山家、プロスキーヤー。

若い頃はスキーで数々の実績を残しており、1966年4月、富士山での直滑降を成功させています。

1970年5月にはエベレストのサウスコル8000メートル地点からの滑降を成功させ、ギネスブックに掲載。『エベレストを滑った男』というタイトルでドキュメンタリー映画化されました。

2003年、当時の世界最高齢70歳7ヵ月でエベレスト登頂を果たし、2013年5月23日には80歳で3度目のエベレスト登頂に成功。

現在も、エベレスト登頂の歴史で最高齢登頂者として名を残しています。

さらに、クラーク記念国際高等学校の校長も務めています。