ラグビー選手のやりがい・楽しさ・魅力
ラグビー選手のやりがい・楽しさ
「ワンチーム」で勝利を目指す
ラグビーの精神を表す言葉として、「One for all, All for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」というものがあります。
2019年のワールドカップでベスト8に進出した日本代表も「ワンチーム」というスローガンを掲げていましたが、ラグビーはチーム一丸となって戦う競技です。
ピッチに立つ15人の選手だけでなく、ベンチに控える選手、コーチ陣やスタッフなども含めてチーム全員で勝利を目指して戦えるのは、ラグビー選手のやりがいとなります。
その結果、リーグ戦やカップ戦などでタイトルを獲得することができれば、チーム全員で喜びを分かち合うことができます。
日本代表として世界の舞台で戦える
ラグビー選手はチームの主力となってトップリーグの試合で活躍すれば、日本代表に選ばれる可能性があります。
日本代表チームはワールドカップなどの国際大会に出場し、日の丸を背負って海外の代表チームと戦います。
近年、ラグビーの日本代表チームはワールドカップでの活躍によって、非常に多くの人からの注目を集めるようになりました。
日本でトップレベルの人気スポーツであるサッカーや野球の日本代表に次ぐ人気があり、マスコミにも頻繁に登場するスター選手も数多く出てきました。
国民の注目を浴びる中で日本代表として戦うことができるのは、ラグビー選手の大きなやりがいの一つです。
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ラグビー選手の魅力
世界に活躍の場がある
19世紀に英国で誕生したラグビーは、世界的な人気スポーツの一つです。
イングランド、アイルランド、フランスといったヨーロッパの国々や、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどの南半球の国々では国民的な人気を誇るスポーツとなっています。
現在、日本にはプロのラグビーリーグは存在していませんが、海外には多くのプロリーグがあります。
まだ日本人のラグビー選手が海外のプロリーグで大成功を収めた例はありませんが、今後はサッカーや野球のように世界を舞台に活躍する選手が出てくる可能性もあります。
また、日本のトップリーグでは世界的な選手たちが多くプレーしており、世界レベルで活躍できる可能性があるのはラグビー選手の魅力の一つといえます。
プロ選手と社員選手の2種類がある
現在、国内にはラグビーのプロリーグや完全なプロチームは存在しません。
トップリーグのチームは企業チームが多く、社員選手とプロ契約の選手が混在している状況です。
プロ選手はラグビーだけに集中できるというメリットがある一方で、ラグビー選手として結果を残すことができなければチームを去らなければいけません。
一方で、社員選手は社業を行わなければならないため練習時間が削られますが、ラグビー選手を引退したあとも会社に残ることができるというメリットがあります。
現状のラグビー界では「プロ契約」と「社員契約」という2つの契約形態が存在するため、自分に合った契約を選択できる可能性があるのは魅力といえます。
実際、日本代表の主力選手の中にも社員契約の選手は存在しており、平日は一社員として営業職などを行っている人もいます。