ラグビー選手のつらいこと・大変なこと・苦労

ラグビー選手のつらいこと・大変なこと

日々のハードなトレーニング

ラグビーのトレーニングは、他の競技とくらべてもハードなものです。

トップリーグでプレーする選手たちであっても筋力やスタミナの維持、強化のために、日々の厳しいトレーニングが欠かせません。

実際、2019年のワールドカップでベスト8に進出した日本代表チームも、合宿中や大会期間中に非常にハードなトレーニングをこなしていました。

日本代表のトレーニングの量や厳しさは「世界一」とも言われ、その結果、世界の強豪国を次々と倒してのベスト8という快挙を成し遂げました。

トップレベルのチームになれば高校や大学の部活のようなハードな練習はしなくなる競技もありますが、ラグビーではトップレベルの選手たちもかなり負荷のかかるトレーニングを日々行っています。

社員選手は社業との両立が大変

毎日、ハードなトレーニングを行っているため、社業もこなさなければいけない社員選手たちは、ラグビーとの両立が大変なこともあります。

同じ社員選手でもチームによって社業の量や時間は異なるため一概には言えませんが、シーズン中は非常に忙しい日々を送っている選手も多くいます。

仕事の前に朝練習がある場合には朝4時頃に起床して1時間以上の練習を行い、その後、出勤して4~5時間勤務します。

週末に試合のないシーズンオフは多少余裕のある生活になるかと思えば、逆に勤務時間が長くなるため、ラグビーの練習との両立がさらに大変になる場合もあります。

社業とラグビーの両立は、本当にラグビーが好きな人でなければ務まりません。

ラグビー選手の悩み・よくある怪我

ラグビーはタックルなどによって激しく相手と体をぶつけ合う競技ですから、ラグビー選手には他の競技以上に怪我のリスクがあります。

ラグビーの試合や練習では打撲や脳震とうなどはつきものですし、ろっ骨などの骨折や靭帯の損傷、断裂などの怪我もよくあります。

ラグビー選手にとって最も重い怪我の一つが、頸椎損傷です。

巨大で屈強な選手たちがスピード感を持ってぶつかり合うことで、頸椎を損傷してしまうケースも珍しくありません。

症状が重い場合にはプレーできなくなることもあり、下半身が麻痺してしまうほどの重症もありえます。

怪我をしないためにも、ラグビーではとくにフェアプレーが重視されています。

ラグビー選手を辞める理由で多いものは?

ラグビーは運動量や筋力、瞬発力などが高いレベルで求められる競技であるため、他の球技にくらべて引退年齢が若い傾向にあります。

トップリーグの最年長出場記録は、2016年に松園正隆選手が樹立した43歳0カ月2日です。

40代となれば他のスポーツでもベテランと呼ばれる年齢ではありますが、ラグビーの場合は40代の現役選手は非常に珍しく、30代までにほとんどの選手が引退します。

年齢による体力の限界を感じて引退する選手だけでなく、脊椎損傷などの大きな怪我によってプレーできなくなってしまう選手も存在します。

また、社員選手の場合は社業に専念するという形で若いうちに現役を退く人もいます。