ラグビー選手の仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介

ラグビー選手の仕事とは

ラグビー選手の主な仕事内容は、「ジャパンラグビートップリーグ」を頂点とする社会人リーグのチームに所属して練習や試合を行うことです。

日本にはラグビーのプロリーグは存在しないため、国内でラグビー選手として活動する場合は企業チームに所属することになります。

プロのリーグやチームは存在しませんがプロ契約を結んでいる選手はおり、海外でプロのラグビー選手としてプレーする方法もあります。

実力が認められればラグビー日本代表に選出され、日の丸を背負って国際舞台で戦うことも仕事の一つです。

近年、ラグビー日本代表はワールドカップでの活躍によって、サッカー日本代表に次ぐ注目度の高さを誇っています。

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ラグビー選手の歴史

ラグビーは19世紀に英国で生まれた歴史あるスポーツです。

日本にも19世紀のうちに伝わり、1987年に英国の船員によって横浜で開催された試合が、日本における最初のラグビーの試合であったとされています。

第二次世界大戦後になると企業チームによるラグビー大会が本格的にスタートし、職業としてのラグビー選手の歴史が始まりました。

1948年から2002年までは社会人ラグビーの日本一を決める大会として、「全国社会人ラグビーフットボール大会」が行われていました。

2003年からは初の全国規模のラグビーリーグである「ジャパンラグビートップリーグ」が開幕し、現在も日本のラグビー界の最高峰の舞台となっています。

ラグビー選手の組織・所属先

国内でプレーするラグビー選手は、最高峰のリーグである「トップリーグ」、もしくはその下に位置する「トップチャレンジリーグ」などのチームに所属しています。

現在、トップリーグには16チームが所属しており、その下のトップチャレンジリーグには8チームが所属しています。

さらに、その下には地域リーグと呼ばれるカテゴリーがあり、東日本(関東)、関西、西日本(九州)の3地域に分かれてリーグ戦が行われています。

Jリーグなどと同様に各カテゴリーでの順位によって昇格や降格があり、毎年、所属するチームは変化することが特徴です。

ラグビー選手はいずれかのカテゴリーの企業チームに所属し、社員選手、またはプロ契約を結ぶプロ選手としてプレーしています。

プロ選手と社員選手の割合は、全体では社員選手が8割、プロ選手が2割程度といわれています。

最近ではサッカー選手や野球選手などと同様に、海外のプロリーグでプレーする選手も出てきています。

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ラグビー選手の1年の流れ

ラグビーのシーズンは主に秋から冬にかけてとなっており、トップリーグの選手たちが公式戦を行うのも9月から2月頃にかけての時期です。

野球やサッカーなどの他の競技と比べると、1年のうちでリーグ戦が行われている期間は短いです。

リーグ戦が行われていない時期は、チームでの通常トレーニングだけでなく、サマーキャンプや海外遠征などを行うこともあります。

社員選手はシーズン中はほとんど社業をせずにラグビーに専念する場合が多いですが、オフシーズンは練習をしながら社業もしている選手が少なくありません。

また、トップ選手に関しては日本代表の活動や海外のリーグへの参戦などで、オフシーズンがほとんどない場合もあります。