船員保険健康管理センターでの充実した働き方と成長の機会

投稿者プロフィール

企画営業 黒崎浩行さん

30代前半(就労時) 男性経験:3年3ヶ月 神奈川県

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
5.00
仕事内容
5.00
やりがい
5.00
働きやすさ
5.00
給料・年収
5.00
休日・待遇
5.00
成長・将来性
5.00
メッセージ

当時の船員保険健康管理センターでの就業経験は、非常に充実したものでした。

まず、仕事内容についてですが、健康管理など医療に関する専門知識を活かしながら働けたので、業務は多岐にわたり多忙なことが多いですがが、毎日が新たな挑戦であり、自分のペースで仕事を進めながら、日々、成長を感じることができました。

やりがいについては、特に、各人の裁量に任される度合いが大きく、自己成長を感じることができる職場であるととともに、職場全体のチームワークも円滑です。職員間でのコミュニケーションが活発で、常に上司や先輩に相談したりできる環境があります。非常に働きやすい職場だと思います。

また、給与面については、上司の裁量が大きく、まずは、直属の上司に気に入ってもらえることが大事ですが、昔ながらの年功序列の公務員組織なので、上司になっているひとたちの多くは、昔ながらの感覚を持っている方が多く、「がんばったら、がんばってくれただけ給料も上げてあげる」といった具合に、毎日、まじめにがんばっている態度を見せていれば、便宜を図ってくれるところがあります。

基本的に、毎年、勤続さえしていれば、人事により、多少なりとも給料が上がっていき、余程のことがない限りは、昇格できる仕組みになっていますので、生活にゆとりを持ちながら働くことができる点で、なかなかない組織であると思います。

さらに、休暇や待遇に関しても、福利厚生が非常に充実しており、有給休暇の取得も上司から勧めてくれる程です。ワークライフバランスを保ちながら働ける点が、この組織で働く大きな魅力です。

加えて、組織自体の成長や将来性については、もともと、船員保険会は、「財団法人船員保険会」という、旧厚生省が主導して設立した財団法人であり、現在は、民説民営として運営されていますが、社会的地位としては安定しており、将来的にも安定性を感じながらキャリアを築けると思います。

正職員への採用も、定期的に実施しており、年齢制限はありますが、通常は、1次試験が教養試験(筆記試験)、2次試験が個別面接。3次試験が個別面接と言う内容になっています。

採用試験は大変ですが、入ってしまえば、年功序列で、女性も男性も区別されない職場であり、かといってお互いオールラウンドプレイヤーのような性格のある職場なので、大変なこともありますが、総合的には、抜群の組織環境であると思います。

仕事内容

私の働いていた場所は、当時、横浜でしたが、現在は、みなとみらいに移転しています。

当時の企画営業課は、全体で8名程度でしたが、同じフロアに業務課、庶務課などが寄り合っていました。

私は、広報、健康診断を受診する企業を増やすための未受診企業への営業を担当していました。

仕事の流れですが、午前中は広報物の企画・課内や上司への提案、午後は外回りと言った具合でした。

外回りは、2~3時間程度で終え、夕方帰社後、自分あてに来ていた問い合わせへの対応、メール返信などの事務作業を終え、帰社するといった流れになります。

なるには

正職員になるルートは二つあります。

一つ目は、1次試験(教養試験)、2次試験と3次試験の個別面接を乗り越えるという方法です。

年齢制限がありますが、年齢制限に到達するまで何度でも受験できます。

中の職員の方には、何度か受験して入職した方が多くいるのも事実です。

面接は、2次、3次ともに個別面接で、志望動機など答えに困るような質問は、ほとんどなかったと記憶しています。

ただ、臨機応変、即座の切り替えができるようにはなっておいてください。

採用試験は、試験問題の内容自体は難関なものではありませんが、狭き門と思っておいたほうがいいです。

人間的にも、教養の面でも、それなりの対策は怠らないようにしてください。

もう一つは、まずは、パート職員として入職して、2次試験が免除となり、1次試験と3次試験だけで正職員になる方法です。

ここでは、コネクションがありますので、筆記試験さえ合格できれば、あとは入職できたも同然と考えて大丈夫です。

やりがい

船員保険会での仕事では、各企業の社員や団体の職員の方々の健康維持や病気の早期発見に資することができる点で、自分の対応や努力が報われたときにやりがいを感じることが多くありました。

特に、船員保険会の名称の通り、あるときには船員保険の担当もしてことがありますが、その際には、船員の安全や健康を守るという重要な役割を担うことで得られるやりがいや魅力がたくさんと感じることができました。

例えば、船員が長期間の航海中に病気にかかった際に、迅速に医療サポートつなげたり、その際には、船員や家族が抱える不安を解消できるよう気遣いをしたり、その対応がうまくいったときには、大きな達成感を感じました。

特に海上での厳しい環境において、船員保険が船員を支える重要な役割を果たしていることを実感できるのは、この仕事の魅力の一つです。

向いてる人

言われたことをやるというのではなく、自分で、わからないことでも、ひとまずやってみるという一歩踏み込む精神力の強さを持っているといいと思います。

もし、うまくいかない、失敗してしまったときでも、「まあまあ」と事を荒立てない組織の風潮があり、上司や先輩、同僚と、ある一人の失敗をカバーしあって、迷惑をかけてしまった先方には全体の代表で上司が謝り事を収めるといった風潮があります。

なので、ひとつ何かあったからといって気にして、ずっとそのことを考えてしまうような人には向いていないと思います。

逆に、何かあっても、すぐに忘れられる、頭の切り替えができる人が向いていると思います。

あと、誰かにすぐに頼れる、できない自分を自分で認められる人が向いています。

働きやすさ

有給休暇や妊娠・出産による育児休暇などは直属の上司に相談すれば、却下されることはありません。

すぐに「うん。わかった。それじゃあ、話し通しておくね」とすぐに相談すれば大丈夫です。

このようにやむを得な休暇や、有給休暇においては「いつでも休んでいいからね」と直属の上司が課内に公言しているような職場なので、休みたくなったら休みが取れる、といっても過言ではありません。

とにかく、事が荒立つのを嫌う職場環境なので、目立つってしまうような行動、態度、言動は慎むようにしてください。

給料・年収

給料は、年功序列ですが、男女の差はほぼありません。

人事評価基準が、客観的に項目化しており、直属の上司(課長)が評価書に評価項目を書き込み、その上に提出します。

ただ、まじめに毎日出勤して、担当の業務をこなしてさえいれば、毎年、昇級し、年齢がくれば、昇格していきます。

私は勤続11年で退職しましたが、45歳当時で、月収43万、手取りで10万くらい引かれたくらいだったと記憶しています。

年収は、年二回の賞与を合わせて、800万くらい、有給休暇などの福利厚生や保養所などを利用できます。

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