神父・牧師の恋愛、結婚

神父の恋愛・結婚はNG。しかし、変化の兆しあり?

現在のところ、カトリック教会では、原則的に神父(司祭)の結婚を認めていません。当然、恋愛も不可です。

神父だけでなく、カトリック教会の聖職者である司教、(終身助祭以外の)助祭にも妻帯は許されていません。

ただし、例外があります。別の教派の結婚している聖職者が転会(改宗)して、カトリック教会の司祭職に就くケースでは、妻帯が認められるようです。

ところで、そもそも神父の妻帯を厳しく禁じたのは、11世紀のヨーロッパで起きた教会改革「グレゴリウス改革」です。

そのヨーロッパの一部の国々とアメリカで、ここ数年、神父の独身制の撤廃、女性司祭の認可を求める声が高まってきました。

背景には、神父の高齢化・減少に歯止めをかける狙いなどがあるようです。こうした声が一層強まれば、遠くない将来、カトリック神父のあり方が変わるかもしれません。

牧師の婚活が厳しい理由

生涯独身を求められる神父とは異なり、プロテスタント教会の牧師には結婚が認められています。

しかし男性牧師も、女性牧師も、婚活で苦戦するといわれます。

まず、男性牧師の婚活が厳しいのは、経済的に不安定な上に、牧師の妻には、教会への奉仕を求められるイメージがあるからです。

実際、牧師の妻から「周囲は『(牧師の妻は)礼拝や祈祷会の準備を手伝ったり、日曜学校で子どもの世話をする傍ら、家事もきっちりこなすのが当然』と考えている。周りの期待がプレッシャーとなってキツイ」という声が聞こえてきます。

一方、女性牧師の婚活が厳しいのは、一般社会の「できるキャリアウーマン」同様、近寄りがたいイメージを持たれがちなためかもしれません。

それでは先輩牧師たちは、厳しい婚活をどう乗り越えたのでしょうか。

先輩牧師は、どう婚活?

既婚の男性牧師たちの多くは、教会主催の青年会、所属していた神学校など、同じ教派の仲間が集う場で生涯の伴侶と出会ったようです。

信仰心を共有できる相手なら、たとえつつましい生活を余儀なくされても、信仰の道に進みたい情熱を受けとめてくれやすいでしょう。

そして、結婚後は牧師の妻の負担の大きさをよく理解し、牧師が手伝えることは手伝い、こまめなコミュニケーションや感謝の言葉を心掛けているとのことです。

次に、女性牧師の方はどうかというと、神学校の同級生と結婚し、現在、夫婦で牧師として活躍している例があります。赴任先の教会で、一回り近く年下の信者とアラフォー婚した女性牧師もいます。

神から与えられた牧師の道。女性牧師たちは、一般的な婚活の難易度に惑わされず、自らの使命に正直に生きることで、本当に必要な人と出会えたようです。