テニス選手の世界ランキングとは

世界ランキングは稼いだポイントで決まる

テニス選手の世界ランキングが、定期的に発表されます。このランキングは、選手がツアーに参戦して稼いだポイントによって決定されています。

世界各地で開催されるツアーは、男女とも四大大会を頂点に、男子が4つ、女子が5つのグレードに分けられています。

男子は四大大会の次が「マスターズ1000」、その次が「ツアー500」、4番目が「ツアー250」です。

毎年10月、東京の有明テニスの森で開催される「楽天ジャパン・オープン」は、上から3番目の「ツアー500シリーズ」となっています。

女子は、四大大会の次が「プレミアマンダトリー」、3番目が「プレミア5」、4番目が「プレミア」、5番目が「インターナショナル」です。

東レ・パン・パシフィックテニス・オープンは、3番目の「プレミア5シリーズ」です。

グレードの高い大会ほどポイントが高い

グレードの高い大会で上位に進出するほど、獲得ポイントは高くなります。

たとえば、全豪オープンなどのグランドスラムでの優勝が2000ポイントで、準優勝が1200ポイント、ベスト4が720ポイントです。

また、楽天ジャパン・オープンのような「ツアー500シリーズ」は、優勝が500ポイント、準優勝が300ポイント、ベスト4が180ポントです。

たとえば、全豪オープンでベスト4に入り、楽天ジャパン・オープンで優勝すれば、720+500の1200ポイントが獲得できます。

ポイントは獲得から52週間後に消滅する

ランキングは、過去52週間(1年間)に出場したツアーのうち、ポイントの高い18大会のポイントを合計して決められます。

獲得から52週を過ぎると、そのポイントは消えていきます。たとえば、前年の全仏オープンでベスト8に入って360ポイント稼いでいても、翌年の全仏オープンを迎えると、その360ポントが消えます。

それでも、次の大会でベスト4に入って720ポイントを獲得すれば、720−360で差し引き360ポイントが新たに加算されます。

最新の世界ランキングに基づいて、大会に参加できるかどうか、その大会でシードされるかどうかが決まってきます。また、ランキングによって、出場しなければならない大会も決まっています。

まず世界で300位以内が目標

ランキングが300位以下の選手は、下部大会であるフューチャーズシリーズやサテライト・サーキット(以上男子)、または女子サーキットに出場してポイントを稼ぎます。

日本の大学生のトップクラスで、世界ランキングの400〜800位くらいとなっています。

若手のテニス選手が、まず目標とするのは世界ランキングの300位以内です。300位以内に入れば、四大大会の予選に出場でき、本戦にも進むチャンスが広がります。

また、100位以内になれば、四大大会に予選なしで出場できます。