ラグビー選手に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

ラグビー選手に向いている性格・適性

相手に負けたくないという強い気持ちが必要

すべてのスポーツ選手に共通する点ですが、厳しい勝負の世界ですから、ラグビー選手には負けず嫌いな性格であることが求められます。

とくにラグビーの場合は、球技でありながら格闘技に近いほどに相手とぶつかり合うことの多い競技であるため、「相手に負けたくない」という強い気持ちがある人が向いています。

また、これもすべてのスポーツ選手に共通する部分ですが、日々の厳しいトレーニングによって自分を磨き続けなければいけない職業です。

とくにラグビー選手は屈強な肉体をさらに強くするために、トップレベルの選手でも毎日のハードなトレーニングが必要です。

厳しい練習に耐えられる忍耐力も、ラグビー選手には不可欠です。

新しい時代をつくっていくパイオニア精神

ラグビーは歴史と伝統のあるスポーツですが、日本においてはプロスポーツとしては野球やサッカーに後れをとってきました。

しかし、近年はワールドカップでの日本代表の活躍によってラグビー人気が盛り上がっており、プロ化の話も出ています。

大きな時代の節目を迎えているラグビー界の中で、ラグビー選手には新しい時代を築いていくパイオニア精神も求められています。

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ラグビー選手に必要なスキル・能力

ポジションによって必要なスキルは異なる

タックルなどで相手と体をぶつけ合うことの多いラグビーにおいては、ポジションに関わらず屈強な肉体が必要です。

しかし、ポジションによって必要なスキルや能力には違いも多く、一概には言えない面もあります。

ラグビーは15人対15人で行うスポーツですが、大きく分けると「フォワード」と呼ばれる8人と「バックス」と呼ばれる7人で構成されています。

大まかに言えばフォワードの選手は体の大きさや強さが必要で、バックスの選手は足の速さが必要です。

フォワードとバックスの違い

フォワードは前衛に位置し、反則のあとでプレーを再開させる方法の一つである「スクラム」などで相手選手と組み合うことが多いポジションです。

最前列に位置する「フッカー」や「プロップ」の選手は、体の大きさや突進する力が特に求められます。

反対に、フォワードの中では後衛に位置する「ナンバーエイト」や「フランカー」といったポジションではある程度の足の速さも必要です。

一方で、バックスの選手には足の速さや、パスやキックなどのテクニックが求められます。

広い範囲を動き回って攻撃や守備を行うことが主な役割となるため、フォワードの選手ほど体の大きさは求められず、小柄な選手も多くいます。

ラグビー選手に向いていないのはどんな人?

ラグビー選手は体が大きく強いイメージがありますが、必ずしもサイズが大きい必要はありません。

ポジションによっては小柄な人でも活躍できる競技ですから、体が小さいからといってラグビー選手に向いていないとは言えません。

しかし、ポジションや体のサイズに関わらず、日々の厳しい練習によって肉体を鍛えていくことは不可欠な職業です。

コツコツと自分の体を鍛えていける精神力がない人は、ラグビー選手に向いていないと言えます。

また、チームスポーツですから仲間とともに目標に向かっていくことが苦手な人も、ラグビー選手には向いていません。