ラグビー選手の筋肉量・体脂肪率はどれくらい?

ラグビー選手の筋肉量

トップ選手たちも筋力トレーニングが不可欠

ラグビー選手は筋骨隆々とした大きく屈強な体のイメージがありますが、実際に日々のトレーニングや食事によって、筋肉量を増やす努力をしています。

ウエイトトレーニングなどの筋力を強化する目的のトレーニングメニューは他の競技と比べても多く、トップレベルの選手たちも日常的に筋力強化に励んでいます。

実際、日本代表チームもハードな筋力トレーニングなどを取り入れて体を大きくし、世界の強豪国が集まるワールドカップでも好成績を残しました。

日本人選手の場合、海外の選手よりも体格では劣っているため、世界と戦うためには少しでも筋肉量を増やし、サイズの差を少なくする必要があります。

ウエイトトレーニングを行っているのは日本だけでなく、世界トップレベルの強豪であるニュージーランド代表=オールブラックスも、筋力アップのためのハードなトレーニングを取り入れています。

ラグビー選手が鍛えるべき筋肉は?

ラグビー選手には上半身の筋肉も下半身の筋肉も重要であり、どちらもバランスよく鍛える必要があります。

ラグビーはポジションに関わらずタックルによって相手とぶつかり合う機会が多いスポーツですが、タックルを行う際に重要になるのが上半身の筋肉です。

大胸筋、上腕三頭筋、広背筋などが特に重要で、これらの筋肉を鍛えることによってタックルやスクラム(両チームの選手が組み合う試合再開方法の一つ)といったプレーに生かすことができます。

また、ラグビー選手には走力も必要で、とくにバックスのポジションを務める選手にはスピードが求められます。

走力をアップするためには下半身の筋肉、とくに太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋のトレーニングが欠かせません。

太ももの裏側の筋肉であるハムストリングスや、ふくらはぎの筋肉なども含めて強化することが必要で、スクワットなどによって鍛えていきます。

上半身と下半身をつなぐ腹筋を強化することも非常に重要です。

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ラグビー選手の体脂肪率は?

ラグビー選手の体は大きく非常に筋肉質ですが、体重に占める体脂肪の割合を計測する「体脂肪率」は20パーセント以内が目安とされています。

一般的に健康とされる体脂肪率の目安は男性が10~19パーセント、女性が20~29パーセントとされていますから、ラグビー選手の体脂肪率は一般的な男性と同程度といえます。

男性アスリートの体脂肪率は競技にもよりますが10~15パーセント程度で、プロ野球選手の平均値もその範囲内の数字となっています。

野球よりも運動量の多いサッカーの場合は、男子選手の体脂肪率は12パーセント以内が目安とされており、それにくらべるとラグビー選手の体脂肪率は高いです。

ラグビーもサッカーに劣らないくらいの運動力が求められるスポーツですが、相手と激しくぶつかり合うプレーがあるため体重も必要で、体脂肪率は高くなっています。

ラグビー選手の屈強な体は筋肉量も多いですが、体脂肪も他の競技のアスリートとくらべると多くついているといえます。