保育教諭は子どもと共に自分も成長できる素敵な仕事です。

投稿者プロフィール

保育教諭 まめたこさん

40代後半 女性経験:25年0ヶ月 北海道

現職 / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
2.00
仕事内容
3.00
やりがい
4.00
働きやすさ
1.00
給料・年収
3.00
休日・待遇
3.00
成長・将来性
1.00
メッセージ

保育教諭は毎日子どもたちと触れ合い、子どもの成長を一番身近で感じることが出来る、とても素敵な職業です。

出勤すると早朝保育から登園していた子どもたちが「せんせい~おはよ~」と飛び付いてきて、世の中にこんな幸せな仕事があるのだろうか、と思うほどです。

かつては結婚退職、出産退職も多かったそうですが、今はママ先生も多く、みんな子育てしながら頑張っています。

子育てに役立つスキルや考え方も仕事柄、身に付きます。

ただ、保護者との関係や勤務体制、上司との関係などは園によって苦労することもあるので、それなりの覚悟は必要かもしれません。

仕事内容

関東の子ども園勤務で、150人定員、職員30名です。

未満児(一歳児)を担当している正規職員です。

短大卒業後産休育休を取得しながら勤務し続けました。

担当クラスは年度末に希望を取りますが、園長が独断で決めるので、希望が通ることはめったにありません。

なるには

保育士資格を取得できる短大を卒業しました。

保育園に勤務していましたが、勤務先が子ども園に変わった為、幼稚園教諭資格を通信教育で取得し、県の手続きを経て、保育教諭になりました。

転職の際には保育士・幼稚園教諭両方あったほうが有利です。

やりがい

運動会、発表会、卒園式など、子どもの成長を感じ、子どもや保護者、同僚と号泣する機会がいっぱい。

何年も前の卒業生が遊びに来たり、実習生や職員になって戻ってきたりすると、自分の年齢も感じますが、長年勤めた幸せをつくづく感じます。

つらいこと

保護者との関わりです。

いい親ばかりでないことや、子どもを大切にしない親も中にはいることなどは、子ども好きで保育教諭を目指した人たちには信じがたく、つらいことですが現実です。

また、閉鎖的な女職場なことも覚悟したほうがいいかもしれません。

向いてる人

明るく、体力のある人が向いています。

また、社交性と協調性も必要です。

一つのことにあまりこだわらず、流す力も必要です。

深く重く考える人は、明るい人が多い職場で苦労もしますが、それぞれの個性を活かした保育が出来ると思います。

志望理由

社会福祉に携わる仕事に就くために短大に進学し、施設などいろいろ実習をした中で、一番自分に合っている保育士を選びました。

働いてみると一般の保育園の普通の家庭にも様々な問題があり、社会福祉を実践できていると感じます。

働きやすさ

女性職場なので、難しいことはいろいろありますが、子どもがいるので、大人げないことは出来ないし、教育者としての節度は保たれているかと思います。

ただ少人数で、私立の場合は移動もないので、閉鎖的になりやすく、問題点は解決されにくい体質があります。

給料・年収

45歳、勤続25年で月収は手取りで18万円ほど。年収は350万円くらい。

待遇としては給料の他に賞与が夏、冬、期末が出るほか、最近では保育士の低賃金が問題になったこともあり、処遇改善が支給されるようになりました。

ただ、処遇改善の配当は園長に一任されているので、園長のお気に入り度で金額が決まるという、不公平なものになってしまっています。

休日・待遇

持ち帰り仕事や、残業はしない園なので、プライベートは圧迫されません。

ただ、7時からの早番、19時までの遅番、土曜出勤、土曜行事などは意外とハード。

休暇はとれと言われますが、同じ年齢の担当同士や、園全体での調整が必要で、希望通りにいかないこともあります。

就職・転職

実習やボランティアで行った園が、良い実習生はチェックしているので、声がかかるようです。

自分が就職したいところに実習や自主実習、ボランティアに行って顔を売っておくことが最大の就職活動になります。

長く働きたい人は、産休育休後に復職出来るかどうか聞いてもいいと思います。

恋愛・結婚

学生時代からの知り合いや、就職後に紹介された人と幸せな恋愛、結婚をしている人もいますが、残念ながらハイミス率は高めです。

女職場で保護者としか接点がなく、出会いが極端に少ないので、積極的に出会いを求めて行動する必要があります。

成長・将来性

子どもと共に自分も成長できる職業だと思います。

人間観察も出来るようになるので、自分の子育てにも役立ちます。

先生が色々教える従来の保育から、自由保育の流れが主流になってきているのいるので、ピアノなどが苦手でも大丈夫かもしれません。

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