ホテルスタッフの「やりがい」の経験談・口コミ
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やりがいや魅力:お客さまから感謝の言葉を頂いた時(月並みですが)
【できる方向から考える】
ホテルはなんでも屋ではないので正直なところ全ての要望を完璧に叶えることは難しいです。
ですが、難しいことをただ断るのではなく、できる方向で考えて提案しそれが良い方向に作用するとそういった言葉を頂けます。【正解がお客さまによって異なる】
感謝されたサービスを他の方にもしたからといって同じように喜ばれるとは限りません。(人によって求めるものが違うため)
正解がないという点において、難しくもあり同時にやりがいのある部分でもあります。 -
シティホテルの魅力は、多様なお客様が来ることにあると思います。
立地が駅前だったので、ビジネスのお客様はもちろん、観光や食事、ブライダルのお客様と接することがありました。
様々な方への接し方を学ぶことができ、熱意を持って仕事をすれば自分の対人スキルに繋がる勉強ができます。
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フロントはホテルの顔とも言うべき職種です。
宿泊客やレストラン利用客など、泊まらなくても何らかの形でホテルを利用する人は、何かあればフロントを訪ねてきます。
そこで通り一辺倒な回答をするのではなく、プラスアルファのサービスをして、お客様に喜んでもらえた時、ホテリエとしてやりがいを感じます。
例えば、私自身の経験として、フロントで劇の席を押さえて欲しいと、お客様から要望がありました。
家族連れの方で、ただ言われた通りに座席を確保するだけなら機械でもできます。
しかしそこで、その劇についての情報や席の位置など、お客様との間に人間味のあるコミュニケーションが生まれ、とても感謝されたのを覚えております。
恐らく、ただ漫然と予約をしても、お客様は満足してくれたと思います。
しかし、そこでこの人に任せて良かったと思って頂けるサービスが出来たからこそ、最後はお互いに晴れやかな気持ちになれたのだと今でも鮮明に思い出します。