女性の漫画家のキャリアパス・結婚後の生活
妊娠・出産を希望する漫画家には、それら大きなライフイベントを経て仕事をどうするかという問題がつきものです。
本記事では、女性の漫画家の現状や結婚後の働き方などを紹介します。
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女性の漫画家の現状
漫画家は性別関係なくできる仕事ですし、女性の漫画家も大勢活躍しています。
漫画家は10代から20代前半でデビューをすることも多く、独身の割合が高い傾向にありますが、結婚して子育てをしながら漫画を描いている人も少なくありません。
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女性の漫画家の強み・弱み
女性漫画家の最大の強みは、同性に向けた漫画を描けるということです。
女性ならではの恋愛感情や繊細な心の動きは、男性よりも表現しやすいといえるでしょう。
また近年は、女性特有の社会問題や出産など女性にしか経験できない体験を漫画にしたものも非常に人気を集めています。
自分の実体験を元に漫画を描くことができるというのは、女性漫画家の強みであるといえます。
漫画家の結婚後の働き方・雇用形態
漫画家同士での結婚も多い
結婚しても漫画家を続ける人は非常に多くいます。
漫画家同士で結婚する人も非常に多く『東京ラブストーリー』や『あすなろ白書』で知られる柴門ふみは、『島耕作シリーズ』で知られる弘兼憲史と結婚しています。
そのほか『HUNTER×HENTER』で知られる冨樫義博と『セーラームーン』の作者、武内直子も漫画家同士で結婚しています。
漫画家という仕事は特殊な仕事であるため、なかなか別の職業の人と出会うことが少ないことや、同じ漫画家同士で苦労を分かち合えるところからこうした同業者同士の結婚が多いようです。
なかなか結婚できないという人も
漫画家は常に締め切りに追われ、プライベートを充実させる暇がなく、結婚できないと考える人も多いようです。
また漫画家の仕事は多忙の割に薄給であるため、金銭面からなかなか結婚に踏み切れないと考える人も少なくないようです。
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漫画家は子育てしながら働ける?
産休・育休をとる人も
漫画家も産休や育休をとって、仕事を続けることができます。
近年では『聖☆おにいさん』の作者、中村光が出産のため連載を一時休止したことが話題となりました。
かつては妊娠・出産を機に筆をおいてしまう女性漫画家も多くいましたが、近年の出版社は人気のある漫画家には作品を描き続けて欲しいと考えるところが増えています。
出産・育児の経験を漫画に
自らの出産経験を漫画にして発表する人も増えています。
『海月姫』や『東京タラレバ娘』の作者東村アキコは、出産を機に『ママはテンパリスト』という育児漫画を描きファン層を広げ新たな人気を獲得しました。
また近年では漫画家うすた京介と結婚した榊健滋が、自らの出産体験を漫画にしてTwitterで発表し、大きな話題を呼びました。
このように自らのライフイベントを直接仕事に生かすことができるのは、漫画家ならではの特徴でしょう。
漫画家は女性が一生働ける仕事?
漫画家は女性男性問わず、漫画を描く意欲と体力さえあればいつまででも続けられる仕事で、年齢を重ねても活躍している漫画家は大勢います。
ただし、漫画家の仕事は非常にハードであるため、漫画家生活を続けるうちに体調を崩し、やむなく筆を置かざるを得なくなってしまう人も多くいます。
漫画家として長く働くためには、漫画に対する情熱を持ち続けることも大切ですが、作品を描き続けられるよう健康に気を使い生活に気を配ることも必要です。
女性の漫画家のキャリアパスのまとめ
漫画家は性別関係なくできる仕事ですし、結婚して子育てをしながら漫画を描いている人も少なくありません。
近年は、女性特有の社会問題や出産など女性にしか経験できない体験を漫画にしたものも非常に人気を集めています。
自らの出産経験を漫画にして発表する人も増えています。自らのライフイベントを直接仕事に生かすことができるのは、漫画家ならではといえるでしょう。
漫画家という仕事はハードであるため、長く働くためには、健康に気を使い生活に気を配ることも必要です。