Web漫画家になるには? 収入はどれくらい?

Web漫画家になるための特別な試験はありません。雑誌などであれば新人賞の受賞や出版社への持ち込みなどから道が拓けるものですが、出版業界も不況の煽りを受けているのが現状です。

本記事では、Web漫画家になるために必要な情報をまとめて紹介します。

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漫画家が新しい収入モデルを考える時代

出版不況ということが言われて久しく、売り上げがあるのは一部のヒット作に限られ、それ以外の多くの漫画は昔ほど出版では利益を上げられなくなっています。

逆に、出版の不況によりさまざまな方法で収入を得ようとしている人が居ます。

もともと同人誌の世界では、プロの漫画家より稼いでいるアマチュア作家が多くいましたが、近年はWebを使って収入を得る手段が増えてきているため、新しい収入モデルを考える漫画家も増えているようです。

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有料サイトでの連載

一番メジャーな方法は有料サイトで作品を連載することです。

漫画雑誌同様、何人かの作家が集まり、Web上でサイトを構成しているところは多くあります。

こうしたサイトの場合、月額の会費や年会費、1話ごとの販売などさまざまな料金体系があります。

こうしたサイトで連載する場合は、これらを運営する会社が設けている審査を通過する必要がありますが、出版社で連載を担当するよりはハードルは低いといえるでしょう。

出版業界のように印刷や流通のコストがない分、漫画家の取り分も多くなっており、ヒット作を出せば、かなりの収入を得ることも可能です。

アフィリエイト収入

自分でサイトをつくり、漫画自体は無料で公開し、代わりにアフィリエイトなどで収入を得る方法もあります。

自身は漫画を連載して、それを読みに来た読者が広告をクリックすることに収入を得ます。

この手法で本業の原稿料を超えた収入を得る漫画家も少なくなく、今後この手法はますます強くなっていくと思われます。

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PR漫画を描く

企業から依頼を受けて商品やサービスの広告漫画を描き、収入を得る方法です。

企業広告の漫画の仕事は近年SNSを中心に増えており、漫画家だけでなくイラストレーターなどにも浸透しています。

企業広告の漫画家と違うところは、企業広告を専門にするのではなく、自分の好きな漫画を描きながら、こうした依頼を受けることです。

こうした仕事を受けながら収入を得ることで、自分の好きな作品を自由に描くことができ、さらに自身の作品のPRにもつながります。

キャラクターグッズを販売する

近年は特別な知識やスキルがなくても、さまざまなグッズを作れるようになりました。

自身の作品の人気がある程度出た場合、その登場人物やキャラクターをモチーフにグッズを販売すれば、利益を上げることができます。

LINEスタンプやポストカードのように誰でも手軽に作れるものから、Tシャツなどの服飾品や雑貨に至るまでさまざまなグッズを販売している人が居ます。

クラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシングとは、仕事を外注したいクライアントと仕事を見つけたい人が、インターネット上でマッチングしやりとりすることです。

クラウドソーシングサイトにはイラストや漫画の仕事も多くありますので、こうした仕事をしながら漫画を描くという人もいるようです。

クラウドソーシングでは企業広告の仕事が多いため、仕事を引き受けて実績をつくるうちに大きな仕事を任されるようになったという人もいます。

Web漫画家になるにはのまとめ

一番メジャーな方法は有料サイトで作品を連載することです。月額の会費や年会費、1話ごとの販売などで収入を得ます。

自分でサイトをつくり、漫画自体は無料で公開し、代わりにアフィリエイトなどで収入を得る方法もあります。

また、自分の好きな漫画を描きながら、商品やサービスの広告漫画を描くPR漫画の依頼を受けるのもひとつの手です。

漫画以外の収入としては、自身の作品のキャラクターをモチーフにグッズを販売するという方法もあります。