マジシャンの1日のスケジュール・生活スタイル

マジシャンの業務スケジュール

週末や季節のイベントが稼ぎどき

マジシャンの仕事は、週末や長期休暇のほうが忙しくなります。

マジックバーのようなお店であれば平日の夜もショーを行っていることがありますが、ホテルやレストランでのステージ、結婚式での余興などは週末のほうが多いため、どうしても仕事が土日に集中する傾向にあります。

また、月によっても忙しさが大きく異なります。

飲食店のステージや出張でのショーは一回ごとの依頼であることが多く、定期的に公演ができるということは稀です。

こういったステージは大型イベントの一環として行われることが多く、夏休みやゴールデンウイーク、年末年始など、季節の行事があるときに依頼が急増します。

週末や季節の行事など、世間の人々が休暇を楽しむ時こそが、エンターテイナーであるマジシャンにとっての稼ぎどきになるのです。

新しいアイデアを追い求める毎日

マジシャンの仕事は非常にクリエイティブです。

ステージのすべてが自分自身のアイデアから生まれる世界なので、頭のなかでは常に新しいマジックの構想を練ったり、ステージを盛り上げるための演出を考えたりしています。

たとえ仕事がないときでも、努力を惜しみません。

マジックショップに行って新商品をチェックしたり、舞台や映画を見て演出方法を学んだり、街で今何が流行っているかアンテナを張ったりしながら、どうすればお客さんをもっと楽しませることができるかを考え続けます。

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マジックバーで働くマジシャンの1日

10:00 起床
仕事は夜が中心のため、起床は遅めです。
メールをチェックし、急な仕事がない場合はゆったりと過ごします。
12:00 食事
14:00 マジック練習
マジックバーやショーで披露するマジックの練習を行います。
いつも同じマジックではお客さんが飽きてしまうため、常に新作を考えなくてはならないプレッシャーがあります。
17:00 マジックショップへ
マジック関連の商品を売っているお店に行きます。
新商品をチェックするほか、同じく集まるマジシャンや愛好家と交流し、新しいマジックのアイデアはないか、良い演出の方法はないかなど話し合います。
18:00 マジックバーに出勤
開店の1時間ほど前には出勤し、店内の準備やマジック道具の手入などを行います。
19:00 開店
マジックバーに来たお客さまに対し、マジックを披露していきます。
お客さまの集まり方や年齢層に合わせ、テーブルマジックやステージマジックなどさまざまな方法を使って楽しませていきます。
24:00 閉店
お店が閉店すると、後片付けをして退勤します。
25:00 退勤・帰宅

マジックショーに出演するマジシャンの1日

7:00 起床
マジックショーの時間に合わせて早めに起床します。
9:00 会場に移動
会場につくと、主催者と打ち合わせをして、ステージの場所や演出を確認します。
10:30 午前のステージ
午前中のステージでは、子どもや家族連れが多いため、一緒に楽しめるようなマジックを取り入れていきます。
11:30 休憩
控室で休憩をします。
屋外のイベントやお祭り会場などでは、休憩中も会場を周り、パフォーマンスをすることもあります。
14:00 午後のステージ
年齢層や集客を見ながら、午前中と違うマジックを披露していきます。
15:00 終了
ステージが終了すると、主催者にあいさつし、控室の片付けをして帰宅します。
イベントでのギャラは、その場で現金で渡されることのほか、後ほど振り込まれることもあります。