皇宮護衛官のやりがい・楽しさ・魅力
皇宮護衛官のやりがい・楽しさ
日本を代表する皇室を守る仕事ができる
天皇皇后両陛下や皇族各殿下の近くで勤務ができることは、皇宮護衛官のやりがいだといえるでしょう。
皇宮護衛官たちは皆、皇族が目の前を通られたときには独特の緊張感に包まれると話します。
「日本の伝統ある皇室を護る」というこの仕事の使命そのものが、やりがいだと感じている皇宮護衛官は多くいるようです。
常に皇族を側でお護りし、平穏無事な日常を続けること。
決して派手な仕事ではありませんが、皇宮護衛官の活躍があってこそ、日本の平和が守られてるとも言える誇り高き仕事です。
日本文化に触れる機会が多い
皇宮護衛官は、皇室行事などで伝統的な日本文化に触れる機会が多くあります。
また、日本の歴史は皇室の歴史でもあるため、日ごろから日本文化に親しみを持つことは皇宮護衛官にとって必須ともいえます。
「護衛」や「警備」という責任ある仕事を通じて、自分が暮らしている日本の歴史と文化を間近で感じられることは、皇宮護衛官の仕事のやりがいです。
日常生活では経験できないことに挑戦できる
皇宮護衛官のおもな仕事は護衛や警備ですが、そのなかでも意欲や向上心さえあれば、さまざまな仕事にチャレンジすることができます。
「難関」と言われる白バイ隊を目指すこともできますし、騎馬に挑戦することもできます。
日常生活ではなかなか経験できないことにチャレンジし、自分が成長していくのが実感できるのも、この仕事のやりがいのひとつです。
20代で正社員への就職・転職
皇宮護衛官の魅力
さまざまな方面へのキャリアアップが目指せる
警察官などと同じように、皇宮護衛官には「階級」というランクが存在します。
皇宮巡査からスタートし、皇宮警部補、皇宮警部など、昇任によって階級が上がっていくしくみとなっています。
指定の年数を経て受験する昇任試験に合格すれば、学歴や性別に関係なくステップアップしていくことが可能です。
さらに、本人の希望や能力、適性に応じて海外勤務や警視庁への出向、各種研修などに参加できる機会もあるので、意欲があれば皇宮護衛官としての可能性はどんどん広がっていきます。
自己鍛錬を続けてキャリアアップしていける環境があるのは、この仕事を長く働くにあたっての魅力だといえるでしょう。
日々の訓練で成長できる
皇宮護衛官に求められる素養やスキルはたくさんあります。
法律の知識に加え、いざという時に体を張れるほどの体力、護衛官としての立ち居振る舞いなど、毎日が勉強です。
ときには厳しい、逃げ出したいと思うこともあるかもしれませんが、前向きに訓練や業務に取り組めば、少しずつ皇宮護衛官として成長していくことができます。
そして、能力がつけばつくほど新たな仕事に挑戦できたり、ステップアップのチャンスも増えていきます。
意識を高く持っていれば必ず成長し続けることができるのは、皇宮護衛官の仕事の魅力です。