皇宮護衛官の1日のスケジュール・生活スタイル

皇宮護衛官の業務スケジュール

護衛所勤務の皇宮護衛官

若手の皇宮護衛官は、基本的に護衛署で警備の仕事をしています。

おもに御用地内に出入りする人や車の動きを立番で確認して、不審人物の侵入を防ぎ、周囲に異状がないか警戒します。

警備の仕事では4交代制がとられています。

1日目:当番(8:30~翌朝9:00)

2日目:非番(休み)

3日目:週休(休み)

4日目:日勤(8:30~17:00)

を繰り返しで勤務しており、当番の日は約24時間ほどの勤務となります。

朝も夜も、いつ不審者が現れるかはわかりませんので、毎日24時間体制での警備が行われています。

護衛所で働く皇宮護衛官の1日

当番日

8:00 出勤
8:30 全体朝礼
挨拶や点呼、情報共有などが行われます。
9:00 勤務開始
門の前に立って警戒警備にあたります。

立番中の仕事としては不審者への警戒、来客対応、人や車の出入りの際の確認などがあります。

万が一、敷地内に侵入しようとする人がいれば体を張って対応することもあります。

もちろん何事もなく平和な状態が一番なのですが、長時間姿勢を正して立ち続けるのは考えているよりもずっと大変なことです。

休憩時間は原則として決まっており、休憩時間中に食事もとります。

9:00 勤務終了
夜間は仮眠の時間が用意されており、翌日の朝9:00まで勤務を続けて交代要員に仕事を引き継ぎます。

非番日

9:00 当番の勤務終了
残業はほとんどありません。
9:30 各種訓練に参加
当番終了後、午前中は教養・柔道・剣道・乗馬などの各種訓練に参加することもあります。
12:00 帰宅
訓練を終えるとようやくリラックスできる時間となります。

週休日

前日の勤務終了から続けて休めるので、心身を落ち着かせつつも趣味などを存分に楽しみます。

ただし、自主的に訓練やトレーニングを行う護衛官もいます。

日勤日

8:00 出勤
8:30 全体朝礼
9:00 勤務開始
当番日と同じように警備業務にあたります。

少しの気のゆるみが異状事態の発生に繋がる恐れもあるので、絶対に集中力を切らしてはいけません。

17:00 勤務終了

警備以外の仕事をする護衛官も

警備以外の業務に携わる皇宮護衛官もいます。

たとえば、適性や能力が認められて白バイ隊に入ると、天皇皇后両陛下や皇族各殿下がお出かけの際には、白バイに乗って護衛することになります。

そして護衛を担当する側衛官になれば、皇族が世界各国へ訪れる際、同行することもできます。

また、騎馬隊や音楽隊なども同様に、特別な行事やイベントの際には、日常の警備業務に加えて別の業務にも関われるようになります。

ひとことで「皇室を護る」といっても、自分の頑張り次第で、さまざまな仕事ができるようになることは皇宮護衛官の魅力のひとつだといえるでしょう。

皇宮護衛官の勤務時間・休日