放送作家のつらいこと・大変なこと・苦労

放送作家のつらいこと・大変なこと

新たな企画を求めて

どの職業にも苦労はつきものです。

放送作家も同様で、特にデビューしたての頃は、会議で通らない企画書を書き続ける日々が続くでしょう。

その日々をどう過ごすかで放送作家としての資質が変わってくるといっても過言ではありません。

たとえば、毎日100個の企画を絞り出すという訓練も必要です。

さまざまな分野に好奇心を持ち続けることも求められます。

「放送作家になりたい」と思っている人ならば、企画を考えるのが好きで、好奇心旺盛なタイプだと思います。

しかしながら、プロの放送作家になるには仕事として考えたり、好奇心を持たなければなりません。

つまり、自分が今までやったことがないほどに考えて、興味のない分野にまでアンテナを張らなければいけないということです。

テレビやラジオというメディアの世界は、非常に華やかです。

その裏には尋常ではない努力が隠れているということをしっかり認識しておいた方がよいでしょう。

人間関係を築くために

放送作家は、基本的に番組の台本を書くのが仕事です。

それはパソコンに向かっての一人作業になりますが、それ以外の仕事、たとえば、企画会議や打ち合わせなどは大勢のスタッフや出演者が集まるなかで行われます。

ですから、スタッフとのコミュニケーション能力や、ディレクターの考えを読解する能力が求められます。

どれだけ斬新な企画を考える発想力があったとしても、基本的な人間関係を築き上げる能力がなければ、仕事はもらえないでしょう。

大勢のスタッフの信頼を得ながら働いていくことは簡単ではありません。

チームワークを大切にしなければならないことを覚えておきましょう。

放送作家の悩み

 

放送作家にとって一番大変なのは体力の問題です。

文筆がメインになる放送作家ですが、その文筆の作業に至るまでにはさまざまな過程を経ることになります。

資料読み・ロケハン・会議・収録・生放送・ロケなどをこなしながら、台本を書かなければならないのです。

もちろん、その合間に、新企画の提案書作りなどの作業もあります。

このような多忙を極めるなかで、睡眠時間や食事の時間なども十分には取れないこともあります。

若い頃は大丈夫だとしても、年齢を重ねていくと体力を維持するのは非常に大変です。

放送作家を目指すのであれば身体を酷使する職業だということも気に留めておきながら、体力づくりや健康管理に取り組めるようにしておくとよいでしょう。

放送作家を辞める理由で多いものは?

放送作家を辞めてしまう理由で最も多いものは、やはり「結果を出せない」ということでしょう。

作家になりたいと願う人はたくさんいても、作家として世間に傑作を送り出し、十分な収入を得ることができる人はほんの一握りしかいないのが現実です。

デビューするまでも大変ですが、たとえ運よくデビューすることができたとしても、手掛けた番組の視聴率が低ければあっという間に仕事の依頼はなくなってしまいます。

また、ヒット作を連発していたような実力派の放送作家であっても、年齢を重ねるうちに新しい企画が思いつかなくなったり世間の流行がわからなくなってしまったりすることも珍しくありません。

この職業で第一線に立ち続けるためには、才能と運、そして根気と努力が必要不可欠なのです。