仕事体験談 貿易の仕事は民間レベルでの国際交流 回答者 : うりさん(女性/50歳) 職業名 : 貿易事務現在の状態 : 現役経験年数 : 20年 仕事内容 東京都港区にある10名以下の小規模な商社で勤務しています。 台湾、中国、タイが取引先の国産品と海外からの輸出入をしております。 私の業務は取引先とメールで連絡し、海外からの受注と国内外に向けての発注、輸出通関用の書類の作成、銀行買取書類の作成、発注先への支払い管理です。 英語を使った職業につきたかったので、貿易事務を選びました。 仕事のやりがい 小さな会社なので、それぞれ自分の担当部門は連絡、受発注、支払い入金等、基本的には自分で管理しています。 ですので、上司に何をやれと指示をもらうことがあまりなく、自分でその日の仕事をコントロールできるので、やりがいがあります。 もちろんトラブルや取引先の状況に変化があったときなど、上司に報告・確認・承認は必要ですが。 また震災後の原発事故の際には、食品輸出で大変苦労しました。 相手国の日本の食品に対する輸入の規制が大きく変わったからです。 それは現在でも続いているのですが。 覚悟しておいた方がいいこと たかが書類ですが、書類にミスが許されないことが多いです。 数字やアルファベットを1文字間違って入力しただけで、輸入許可が下りなかったり、銀行からペナルティの料金を請求されることがあります。 また書類の売買単価を間違えると、大変なことになることがあります。 貿易はますます増えると思うのですが、システム化が進めば、貿易の業務自体は簡素化され、実務者はそれほど必要なくなるかもしれません。 ですので、単なる貿易事務ではなく、一歩先を考えた方がいいと思っています。 給料・待遇 勤続年数はおよそ20年ほど、年齢は50歳です。 およそと書いたのは、出産を機に一度退職しており、ブランクがあるからです。 月収は約25万円、手取りは22万円、年収は350万円、待遇は有給休暇年間20日、夏季休暇、冬期休暇、育休あります。 残業はほぼありません。 この職業の恋愛・結婚事情 ウチの会社だけではなく、まわりの関係者全般に言えることは、女性はなぜか独身の人が多いです。 しかし、男性はほぼ結婚しています。 小さな会社ですから、社内恋愛はありません。 同僚で子育て中の女性がいますが、残業がなく、育休もあります。 少人数でアットホームなので、子どもの都合での遅刻早退は仕方のないことと、認めています。 共働きで子育てしやすい会社だと思います。 この職業を目指す人へのメッセージ 貿易の仕事は民間レベルでの国際交流だと常々思っています。 お互いに考え方や習慣が少し違いますし、相手の状況もよくわからないので、コミュニケーションをどうやってとっていくのかがとても重要です。 私の場合は取引先が台湾、中国、タイと、みんなアジアの国なので、お互いに英語はネイティブではありません。 うまく英語を話すことよりも、どうやって相手に伝えるかが、とても大切だと思います。
台湾、中国、タイが取引先の国産品と海外からの輸出入をしております。
私の業務は取引先とメールで連絡し、海外からの受注と国内外に向けての発注、輸出通関用の書類の作成、銀行買取書類の作成、発注先への支払い管理です。
英語を使った職業につきたかったので、貿易事務を選びました。
ですので、上司に何をやれと指示をもらうことがあまりなく、自分でその日の仕事をコントロールできるので、やりがいがあります。
もちろんトラブルや取引先の状況に変化があったときなど、上司に報告・確認・承認は必要ですが。
また震災後の原発事故の際には、食品輸出で大変苦労しました。
相手国の日本の食品に対する輸入の規制が大きく変わったからです。
それは現在でも続いているのですが。
数字やアルファベットを1文字間違って入力しただけで、輸入許可が下りなかったり、銀行からペナルティの料金を請求されることがあります。
また書類の売買単価を間違えると、大変なことになることがあります。
貿易はますます増えると思うのですが、システム化が進めば、貿易の業務自体は簡素化され、実務者はそれほど必要なくなるかもしれません。
ですので、単なる貿易事務ではなく、一歩先を考えた方がいいと思っています。
およそと書いたのは、出産を機に一度退職しており、ブランクがあるからです。
月収は約25万円、手取りは22万円、年収は350万円、待遇は有給休暇年間20日、夏季休暇、冬期休暇、育休あります。
残業はほぼありません。
しかし、男性はほぼ結婚しています。
小さな会社ですから、社内恋愛はありません。
同僚で子育て中の女性がいますが、残業がなく、育休もあります。
少人数でアットホームなので、子どもの都合での遅刻早退は仕方のないことと、認めています。
共働きで子育てしやすい会社だと思います。
お互いに考え方や習慣が少し違いますし、相手の状況もよくわからないので、コミュニケーションをどうやってとっていくのかがとても重要です。
私の場合は取引先が台湾、中国、タイと、みんなアジアの国なので、お互いに英語はネイティブではありません。
うまく英語を話すことよりも、どうやって相手に伝えるかが、とても大切だと思います。