飲食店社員は心を健康に保てる人が向いている

投稿者プロフィール

飲食店社員 furenさん

20代後半(就労時) 女性経験:3年0ヶ月

退職済み / 正社員

投稿者の仕事満足度

総合満足度
3.00
仕事内容
3.50
やりがい
3.00
働きやすさ
3.00
給料・年収
3.00
休日・待遇
3.00
成長・将来性
3.00
メッセージ

接客業がしたいという思いで就職する方が多いと思いますが、社員は意外と事務作業も多いです。

フロアはアルバイトが担当することも多いので、最初のうちはフロアに立つ時間も多いですが、年月とともに裏方業務や責任業務が増えることを念頭にしておくといいでしょう。

アルバイトの教育もありますし、少しのことでSNSに載せられるリスクもある業界です。

自分が理想とする接客ができる職場選びを慎重にすれば、入社後のギャップは避けられると思います。

仕事内容

全国展開のレストランで、都内勤務でした。

入社半年は掃除や皿洗い、ドアマンや料理をフロアまで運ぶことがメインでした。

半年後から徐々に接客としてお客様をお席まで案内したり、料理の説明を行えます。

電話の応対もこのころから始まります。

2年目からは後輩・アルバイトの教育や発注業務も担当します。

発注業務は消耗品だけでなく、酒類も含まれるため管理業務も含まれます。貸し切り営業やパーティ利用がある店舗への応援に行くこともあります。

やりがい

業務に段階があるため、できることが増えていったのはやりがいを感じられました。

お客様に料理説明ができるようになると自分の成長を感じることができましたし、他店への応援で感謝されることもありました。

後輩やアルバイトの教育で、教えた人たちの成長を見ることができるのも魅力だと思います。

接客の中で、おすすめの料理を喜んでもらえたり、食後のラテアートを喜んでもらえるのがうれしくて、休憩中にラテアートをたくさん練習していました。

向いてる人

ストレスをしっかり発散できる人がいいと思います。

飲食業界はあまり環境が良くないので心理的負担が大きく、心を病んでしまい退職していく人が多いです。

お客様からのクレーム、上司・先輩からの𠮟責もある程度聞き流せる力をつける、割り切る、別のことで気分を紛らわすなど、心を健康に保てる人が向いていると思います。

給料・年収

月給23万程度。入社3年近くたっても給与は変わりませんでした。

応募要項には賞与ありの記載がありましたが、入社後一度も支給されたことがなく、入社数年たたないともらえないのかと思い先輩に確認したら役職者にしか支給されていないことが発覚しました。

残業をどれだけするかで給与が大きく変わるので、なるべく残業するように工夫していました。

タイムカード式で、上司がタイムカードを偽装し本社提出していることもありました。

休日・待遇

シフト制で週2日休みでした。

発注業務を行うようになると、発注リストに記載があるのに休みの日でも確認電話がかかってくることがあります。

産休育休の制度はあるのでしょうが、説明も受けていないですし取得している人を見たことはありませんでした。

有給は年10日はあったと思います。福利厚生についても説明を受けていないので何があったのか今となってはわかりません。

就職・転職

面接で聞いておけばよかったことは、賞与の支給実績と業務内容の深堀です。

また、勤怠の報告方法や休憩時間の過ごし方は聞いておくといいと思います。

私が働いたレストランはこれらのことがあまりにひどかったので退職することを決めました。

休憩時間は先輩はしっかり仮眠をとれるくらい休んでいましたが、入社3年ほど程度では電話番やメニュー作成などで休憩が取れませんでした。

環境が整っているレストランはあるはずなので、しっかり見極める必要があると思います。

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