地方公務員は地域の人が困っていることを解決し支える誇れる仕事
投稿者プロフィール
投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 4.00
- 仕事内容
- 3.50
- やりがい
- 3.50
- 働きやすさ
- 4.50
- 給料・年収
- 4.00
- 休日・待遇
- 3.00
- 成長・将来性
- 3.00
- メッセージ
-
地方公務員を目指す人は、学業のほかに公務員試験対策をしなければならないため、それなりの準備期間が必要になります。
しかし、地方公務員は民間企業に比べるととても働きやすい職場であるため、定年まで働き続ける方がほとんどです。
また、地方行政の仕事に携れることで困っている市民の方の力になれたり、非常に大きなやりがいを感じることができます。
人気の職業であるため、合格まで不安は尽きないかもしれませんが頑張ってください。
- 仕事内容
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山陰地方某県の市町村で主に農政事務に携わっています。
最初に配属されたのは、窓口にて区民対応がメインの職場でした。
クレームの対応もしなければならないこともありました。
農政事務も多岐にわたります。
そのうち、農業者の機械導入支援事業の実施、農業後継者の育成支援、産地育成支援等の事務を行っています。
事務といっても、書類を取りまとめるだけではなく、実際に農家宅に訪問して、農家と課題について方向性を考えながらそれを書類や実際の支援メニューに入れていくという事務らしくない事務ができます。
- なるには
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地方公務員試験を受けて地方公務員になりました。
筆記テストと面接でしたが、筆記試験は難易度が低いものの、面接は人によっては難しく感じると思います。
その時の首長の考え方により採用されるかどうかも変わってくるため、運も絡みます。
- やりがい
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仕事のやりがいは、人(主に農業者)のために仕事をして、その結果農業者から喜ばれることです。
農業は基本的に儲けにくい職種であるため、一般の企業とは異なり、行政が半直接的に金銭的支援をしています。
ですが、近年は農業者が補助金を希望してもほとんどもらえない状況となっています。
そういう中で、地域の中核的農業者が機械導入のための補助金を切望してきたとき、組織内で要望を上げて、補助金の支出にこぎつけられたことが地域農業のために大きく貢献できたと思えることでした。
- 働きやすさ
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仕事の時間が過大でプライベートの時間をとることが難しいです。
平日夜間の残業は年中あり、休日は月3~4日出ていました。
労働基本法の対象外であるため、年休5日所得義務もなく、残業代の不支給があっても、労働基準監督署に訴えることもできませんでした。
- 給料・年収
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給料はすごく高いわけでもなく、低いわけでもないという印象です。
民間の給与実態に即して決定されているため、景気の良い企業のように大幅な増額などは見込めません。
しかし、逆を言えば、景気が良くない情勢であっても、一定額は保証されているため、大幅な減額になることもありません。
初任給は手取り約18万程でした。その後、1年ごとに5000円強、増額されていった感じです。
- 恋愛・結婚
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地方公務員は職場内恋愛、結婚が多いと思います。
昔から、そのような風潮があるようで、上司が仲介役になることもあります。
職場内で結婚すると、同じ職場にいるという安心感と、家庭内の事情が筒抜けになることがあるという肩身の狭さがあるようです。