格闘技に関わる仕事の種類(13選)
そんな世界観に魅了され、熱心に応援する格闘技ファンは大勢います。
格闘技といえば、試合で闘いに挑む人たちが注目されがちですが、それ以外にも格闘技に関わる仕事はいくつもあります。
ここでは、そんな格闘技に関わるおもな仕事の種類を紹介していきます。
部活動や趣味として続けてきた格闘技経験が生かせる職業もあるので、格闘技に興味のある人は、ぜひ参考にしてください。
格闘技の試合で活躍する仕事
まずは、格闘技の試合に出て活躍する仕事を紹介します。
「格闘家」は、トレーニングを積んで、格闘技の試合に出て勝利を目指す人のことです。
プロ格闘家が参戦する試合には「K-1」や「RIZIN」などさまざまな種類があり、団体やイベントごとにルールが定められています。
格闘技を仕事にする人のなかでも、ボクシングの試合に出てファイトマネーを稼ぐのが「プロボクサー」です。
試合で勝つための日々のトレーニングはもちろん大変ですが、体重を階級の制限内におさめるため、試合前は厳しい食事制限にも取り組みます。
続いて「キックボクサー」は、タイの国技「ムエタイ」を基にして日本で作られた「キックボクシング」の試合に出て、勝利を目指す格闘家です。
プロライセンスも存在しますが、プロボクサー以上に稼ぐのが難しく、他の仕事と兼業で活躍する人がほとんどです。
「プロレスラー」は、プロレスの興行に参加し、試合を行う人のことです。
プロレスは他の格闘技とは少し異なり、「魅せる」ことを重視したショー要素の強いエンターテインメントでもあります。
「力士」は、日本相撲協会で認められている相撲部屋に所属し、同協会が主催する本場所で相撲をとる人です。
相撲は日本古来の神事や祭りとして古代から行われてきたもので、現代の力士は伝統文化の担い手という側面もあります。
最後に、格闘技の試合をルールに沿って、スムーズに進行させる「審判」を紹介します。
審判は、各競技連盟が設ける資格を取得し、試合開始や終了の合図、勝ち負けの判定などを行います。
プロボクサーとは、日本ボクシングコミッション(JBC)のライセンスを取得し、ボクシングの試合に出る選手のことです。 試合はボクサーの体重によって17階級(女子は団体によって異なる)に分かれており、各階級で制限体重が定められています。 よって、プロボクサーは過酷なトレーニングを継続するだけでなく、厳しい減量にも取り組まなくてはならないことが多いです。 ボクシングは肉体への負担が大きいため、年間の試合数は3〜5試合です。 それ以外の時間は、ひたすら地道なトレーニングに費やします。 キックボクサーは、タイの国技「ムエタイ」のルールを基に、日本で生み出された「キックボクシング」の試合に出る選手です。 キックボクシングでは、ボクシングのようにグローブを使ってパンチで攻撃することに加え、顔やボディ、脚へのキックやひざ蹴り、ひじ打ちなども認められています。 ただし、キックボクシング団体によって、細かなルールには違いがあります。 日本でも時代が進むにつれ人気と知名度が高まってきていますが、「プロボクサー」よりも収入を得るのが難しく、ほとんどの選手が他に仕事やアルバイトをしている状況です。 プロレスラーは、プロレスの興行に参加してリングで試合を行う人のことです。 プロレスには多くの団体が存在し、プロレスラーはいずれかの団体に所属して興行に参加します。 プロレスは、自らの身体を張る職業ではありますが、他の格闘技と異なり「魅せること」を重視した、ショー要素の強いスポーツ・エンターテインメントです。 そのため、身体を鍛えることだけでなく、リング内外で自分のキャラクターをしっかりと演じ切り、観客やファンを楽しませることが求められます。 力士は、日本相撲協会が認める相撲部屋のいずれかに所属し、大相撲に参加する人のことです。 大相撲は基本的に「女人禁制」の慣習があるため、力士は男性だけがなれる職業となっています。 また、力士の世界では「番付」といわれる位があり、勝てば勝つほど上の番付になることができます。 見習い時代は、稽古以外の時間に先輩の身の回りの世話や部屋での雑用をこなしたりしなくてはならず、厳しい生活が待っています。 審判は、各競技のルールに則って、試合を厳格に、かつスムーズに進行させる役割を担う人です。 ボクシングでは「レフェリー」、相撲では「行司」といったように、別の呼び方がなされる競技もあります。 審判としての専門的な知識・スキルを習得するのはもちろん、携わる競技に対する理解も求められる仕事です。 格闘技の場合、選手が必要以上にエキサイトすることがあります。 その際には、選手をなだめ注意し、反則をとるなどして、スムーズに進行するように配慮します。
プロボクサー
キックボクサー
プロレスラー
力士
審判
格闘技選手の身体のケアやサポートをする仕事
続いて、格闘技選手たちの身体面のケアやサポートを専門とする人たちを紹介します。
「スポーツインストラクター」は、スポーツジムなどにおいて、各種スポーツの指導をする人です。
各種格闘技の指導ができる人のニーズも大きく、まさに自身の格闘技経験を存分に生かせる職業です。
「スポーツトレーナー」は、スポーツ選手の身体面を中心としたトレーニング指導やサポートに従事する職種です。
日常的なトレーニング指導や、スポーツでのケガの応急措置やリハビリ、コンディショニングなどを担当します。
また、治療家としての専門性を磨き、格闘技選手のケアをしていく仕事もあります。
たとえば「柔道整復師」は、「柔術」を起源とする治療法によって、打撲・捻挫・骨折・脱臼などの治療を専門に行う職種です。
柔道整復師は国家資格であり、資格を得て経験を積むと、選手の個人トレーナーとして活躍する人もいます。
続いて「鍼灸師」は、東洋医学に基づく治療家の一種で、「はり」と「きゅう」の治療により、自然治癒力を高めながら身体の不調を改善に導きます。
筋肉疲労や、靭帯損傷などのケガにも鍼灸治療が取り入れられることがあります。
スポーツインストラクターとは、スポーツジムや格闘技の道場などにおいて、各種スポーツの指導をする人です。 趣味やエクササイズ目的でスポーツを楽しむ一般の人を対象とするケースや、プロを目指して本格的にトレーニングする人をサポートするケースなど、さまざまです。 人に格闘技を指導するには、まず自分自身が担当する格闘技のルールや成り立ち、技術等を深く理解していなくてはなりません。 したがって、ボクシングやキックボクシング、総合格闘技など、何かしらの格闘技をやっていた経験のある人は、優先的に採用されやすいです。 スポーツトレーナーは、選手の身体面を中心としたトレーニング指導やサポートを行う職種です。 日常的なトレーニング指導をはじめ、ケガや故障の予防と応急措置、コンディション調整などを幅広く担当し、選手がベストパフォーマンスを出せるよう間近で支えます。 スポーツ関連の専門学校や大学などでトレーニング理論や技術を学んだり、「柔道整復師」や「鍼灸師」などのリハビリ・治療系の国家資格を取得したりして活躍する人が多いです。 柔道整復師は、「柔術」を起源とする治療法によって、骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などの治療を行う人のことです。 医師のように投薬や手術はせず、湿布や包帯、テーピング、電気、マッサージなどによって、人間の持つ自然治癒力を高めながら回復のサポートをします。 国家資格を取得後、整骨院や接骨院などに勤務する人が多いですが、独立して働く人もいます。 格闘技などのスポーツ経験者が柔道整復師になることもよくあり、経験を積むと、選手の専属トレーナーとして活躍することも可能です。 鍼灸師とは、「はり師」と「きゅう師」の国家資格を持つ人のことを意味します。 鍼灸師も、「柔道整復師」と同様に医師のような投薬や手術は行いません。 身体にあるツボに「鍼(はり)」や「灸(きゅう)」を用いた刺激を与えることで、さまざまな不快症状の改善や健康増進を促します。 一般の人を対象とするだけでなく、スポーツ選手を専門とする鍼灸師もいます。 格闘技の経験者であれば、格闘技の選手がどのようなケガや不調を抱えやすいのかを理解しやすいでしょう。 独立し、トレーナーとして選手のケアの際に鍼灸治療を取り入れていくことも可能です。スポーツインストラクター
スポーツトレーナー
柔道整復師
鍼灸師
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格闘技の魅力を世に広める仕事
ここでは、格闘技の魅力を世の中に広めていく仕事を紹介します。
「イベントプランナー」は、イベント運営会社などに勤務し、さまざまなイベントの企画・運営に携わる職種です。
スポーツ分野を専門にするイベントプランナーもおり、格闘技の知識や経験も存分に生かせるチャンスがあります。
「スポーツ新聞記者」は、「新聞記者」のなかでも、スポーツ分野を専門とした取材・記事制作に携わる人のことです。
プロ野球やサッカーJリーグなどのメジャースポーツのみならず、格闘技を含めた、あらゆるスポーツの記事に関わるチャンスがあります。
「スポーツライター」は、スポーツ雑誌やスポーツ関連のWebサイトなどに掲載するコラムや記事を書く人のことです。
格闘技に詳しい人であれば、単に試合結果を報じるだけでなく、より深い考察を交えて格闘技の魅力を発信できるでしょう。
イベントプランナーは、さまざまなイベントの企画・運営に携わる職種です。 各種展示会やセミナー、音楽コンサートなど、多様なイベントを扱いますが、スポーツ全般、あるいは格闘技を専門・得意とするイベントプランナーもいます。 しっかりと集客が見込める格闘技イベントを開催するためには、自らが貪欲に格闘技の知識を深めていくことが欠かせません。 クライアントやマスコミをはじめとする関係各所とのやりとりのほか、予定表作成、宣伝活動など、幅広い事務的な業務も担当します。 スポーツライターは、雑誌やWebサイトなどで、スポーツ関連のコラムや記事を書く人のことです。 広く見れば、先ほど紹介した「スポーツ新聞記者」も、スポーツライターの一種と言うことができます。 出版社や編集プロダクションに勤務する人もいますが、どちらかといえばフリーランスで働く人が多いです。 自身のスポーツ経験やスポーツの専門知識を生かしながら、わかりやすくおもしろい、オリジナリティのある記事を書ける人が活躍できる職業です。 格闘技を専門とする人は「格闘技ライター」などと名乗ることもあります。イベントプランナー
スポーツライター
この記事のまとめ
ひとことで「格闘技」とはいっても、それにはさまざまな種類があり、それぞれプロとして活躍する選手が存在します。
また、裏方として、格闘技選手たちが少しでもよいパフォーマンスが発揮できるよう、支えていく専門職もたくさんあります。
格闘技は肉体を酷使するハードなスポーツですから、選手をサポートする存在が欠かせません。
さらに、後半で紹介した格闘技の魅力を世の中に伝えていく仕事でも、格闘技の知識や経験を生かせる可能性があります。
興味のある仕事が見つかったら、さらに詳しく調べてみてください。
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