納棺師の就職・求人募集状況

求人は決して多くはない

納棺師の求人は他の職種に比べると若干数が少なめな印象を受けます。

効率よく就職活動を行うためにもまずはハローワークに相談してみるといいでしょう。

活動を行う中で、せっかく求人をみつけても希望勤務地域ではない、というケースも多いので就職に際して転居をする可能性も視野に入れておく必要があるといえます。

また求人を出していない会社であっても、直接問い合わせることで面接を行ってもらえる場合もあるので、インターネット等を活用して積極的に調べてみましょう。

葬儀会社に絞って求職する方法も

納棺作業以外の葬儀関連業務に携わる心づもりがあれば葬儀会社への就職を目指すのもよいでしょう。

葬儀会社は大手であれば他の職種と同程度の求人が出るのが通常です。傾向としては比較的新卒が採用されやすい状況であるといえます。

反対に中小規模の葬儀会社だと社会人経験のある人材を求めて中途採用に積極的である場合も多いようです。

ただし、葬儀会社の場合、前述の通り必ずしも納棺作業に特化した勤務ができるわけではありません。

葬儀全般に関わることになることをよく理解しておきましょう。

未経験者歓迎

納棺師の募集はそのほとんどが経験不問です。学歴も高校を卒業していれば、障害になることは少ないでしょう。

年齢制限は会社によってまちまちです。不問としているところもある一方でキャリア形成のため35~40歳位を上限としているところもあります。

ただし経験者の場合はこの限りではないこともあるので、相談してみるのもいいでしょう。

以上の観点で考えると納棺師という職種は多くの人に門戸が開かれているということができます。

充実した研修制度

前述の通り、ほとんどの納棺師が未経験者からスタートすることになるため、どの会社も試用期間を長めにとり、充実した研修を行っています。

会社によって差はありますが入社後は大体3~6ヶ月ほどを研修生として過ごすことになるでしょう。

その間、ベテランの納棺師から葬儀に関する一般常識を始めとした知識面、葬儀における遺族との接し方などの礼節面、具体的な納棺や湯灌の実技面をみっちりと指導されます。

内容は会社規定であるため、まちまちですがどの会社の研修もかなり厳しいものになると考えておきましょう。

葬儀という厳粛な場に出るためには当然乗り越えなくてはならないものであることは間違いありません。

無事に研修期間を終え、現場に出る際もキャリアの浅いうちはベテランの納棺師とペアで実務に当たることになります。日々向上心を持って作業にあたることが不可欠です。

男女バランスよく活躍できる

納棺師は男女ともに必要な職種であるため男女の別なく働くことができます。

手先の器用さが求められるメイクなどは女性が持ち味を発揮できる分野です。その一方で、力仕事も多いため、男手も欠かせません。

もちろん男女問わず全ての作業を行う必要がありますが状況に応じて分業しながら工程を進めていく場合もあるようです。

業界全体でみると女性が占める割合が高い職業であるといえます。

普通免許は必須

納棺師の求人はほぼ全て普通免許の所持を条件としています。これは会社から現場への移動を社用車で行うためです。

納棺作業は2~3人のチームで日に3~4件行うことになるのが通常です。

このチームは日によってメンバーが異なるため、すべての社員が運転できる必要があります。

会社によっては運転手当てが出たり、免許の取得から2年以上経過していることが条件とされていたりなど細かい規定があることもあるのでよく確認しましょう。